どんな日でも、毎日の離乳食作り、本当にお疲れ様です!
掴み食べもやってほしいけど、野菜でやっても結構大変。
そんな中スーパーで見たのが、スティックパン!
私もついつい食べてしまうんですが、最近子どもが欲しがるそぶりを見せてきます。
ただ、これって食べても大丈夫なのかな?
こちらについて私の経験談や周りの対応などを交えて書いていこうと思います。
赤ちゃんのスティックパンは何か月から食べてもいいの?
スティックパンを食べさせる前に、まずは普通の食パンを食べさせて少しずつ慣れていくようにしていきましょう。
ではいつからパンを食べさせてもいいのか。
赤ちゃんがパンを食べられるようになるのは離乳食中期なんですね。
モグモグ期と言われる7~8か月を目安に始めるようにしましょう。
パンを食べさせる時にはまずはパンがゆから始め、慣れてきたらバナナやスープなど入れてみたりしてバリエーションを増やしましょう。
そしてパンがゆも慣れ、野菜などもすりつぶしから小さく刻んだものをたべられるようになってきたら、パンの白いところ(柔らかいところ)をあげるところから始めましょう。
そして食パンも慣れてきたころ、スティックパンを食べさせる順番ですといいですね。
それでは、食パンは赤ちゃんにあげているけれど、スティックパンはいつから赤ちゃんにあげたらいいのでしょうか?
これは目安としては10か月~12か月と言われていますが、各家庭で異なってきます。
あげてもいい目安としては
①上下の歯が生えてきている
②3回食に進んでいる
③薄味になれてきている
これが目安です。
離乳食を始めた時期によって変わってきますが、甘めがあるパンなので、少し遅くても大丈夫です。
それでは一つずつ説明していきますね。
①上下の歯が生えてきている
スティックパンは食パンと違い少し生地がパサついています。
そのため食べる時に歯があった方がかみ切りやすいのです。
スティックパンは持ちやすいので赤ちゃんが自分でもって食べることが多くなります。
親としても自分で食べてくれると楽ですよね。
その時、かみ切ることができないとたくさん口の中に入れてしまいます。
そうなると怖いですよね。
安心して食べてもらうことができるよう、歯が生えているかということを一つの大きな目安としましょう。
②3回食にすすんでいる
そして赤ちゃんが3回食に進んでいるかも始める目安のポイントになります。
3回食になるとある程度1回の食事で量を食べられるようになってきており、食べ物も自分で噛んで食べられるようになってきています。
スティックパンは「自分でちゃんと噛み切れること、モグモグごっくんができること」が食べられる目安になります。
ちなみに私の子どもは1歳半で食べるようになり、下の子は1歳前に食べるようになっていました。
初めてのお子さんか下のお子さんかでもまた上げる月齢は変わってきます。
下のお子さんが「お兄ちゃん(お姉ちゃん)と一緒のものが食べたい!」となると、1歳前でもあげていることが多いです。
③薄味になれている
赤ちゃんの離乳食はまず味をつけず素材の味やだしの味付けを味わいます。
そして少しずつ食べることになれ、1回食から2回食といった段階が進んでいくと、少しずつ塩味などをつけていき、少しずつ味付けしていくイメージです。
スティックパンは種類によってはしっかり味がついているので、薄味になれていないとその味になれてしまい、薄味を食べなくなってしまった・・・
ということもありますので、薄味を食べる基礎をしっかり身に着けてからの方が後々楽になります。
この3つ以外にも、
・手を使うことができるようになっている(手に持ったりちぎったりできる)
・親や兄弟が食べているのを物欲しそうに見ている
といった行動が見られたら一度食べさあせてみてもいいでしょう。
もし食べにくいのであれば、小さくちぎってあげたり、ミルクなどに浸したりすると食べやすくなりますね!
スティックパンは持ち運びにも便利ですし、何といってもつかみ食べに最適な形をしていますので、便利なパンですね。
だからこそ、赤ちゃんが食べる最適な時期を保護者である自分がしっかり見極めてあげるようにしてあげたいですね!
朝ねーちゃんが残したスティックパンを勝手に袋から出して食べている。。。
それ赤ちゃん用じゃないですよ?
はちみつ入ってなかったから食べさせちゃった😂😂😂 pic.twitter.com/Djn1KIUdzz— うーちゃびん (@uchanuhan) May 10, 2022
スティックパンの選び方のポイントも紹介!
スティックパンは種類が様々ですが、選ぶポイントがいくつかあります。
・原材料(食品添加物)
・ハチミツが入ってないパン
・甘さ
・大きさ
こちらに関してはまとめて説明していきます。
原材料を確認する
まず、「原材料」をしっかり見るようにしましょう。
市販のスティックパンには必ず「食品添加物」というものが入っています。
赤ちゃんが食べるものはできるだけこの「食品添加物」が入っていないパンを選んであげるといいですね。
特に気になるのが、
- 硫酸アンモニウム
- 臭素酸カリウム
- 二酸化塩素
- ステアロイル乳酸カルシウム
- ソルビン酸カリウム
- ソルビン酸
- ショートニング
辺りの添加物だと思います。
赤ちゃんの頃はできる限りこちらの添加物は少量に抑えたいもの。
もし気になるようであれば、原材料がシンプルな「食パン」や手作りの「ホットケーキ」などをスティック状にして食卓に出す方が安心かもしれません。
もしお子さんがスティックパンが好きで他のは食べない・・・という方は、他の食品を出すなどして、パンだけに集中してたくさん食べすぎないようにセーブしましょう。
「パンは1回のゴハンで2個までね」とあらかじめ決めてしまうのもいいですね。
ハチミツが入っていないパンを
赤ちゃん用のパンには入っていない事が多いですが、大人向けのパンには時に甘さ付けに入る事がある「ハチミツ」
1歳未満の赤ちゃんに与えると、乳児ボツリヌス症にかかることがあります。
ハチミツに含まれる「ボツリヌス菌」は加熱しても死ぬことはないため、パンであってもリスクが高いもの。
必ず原材料を見てハチミツが使われていないものを選ぶようにしましょう。
赤ちゃんはハチミツがダメなこと知らない人いるんですよね…。
ウチも曽祖母がハチミツ入りのパンを食べさせようとしてて危なかったです。
オリゴ糖もハチミツが入ってるものもあるので注意!@yukko_96 さんの漫画で改めて広まって欲しい。
何年か前に子供が亡くなった事件もありました。 https://t.co/yp90bQDNBn— リコ (@fuddyxxduddy30) July 14, 2019
乳児ボツリヌス症は重症にもなる病気です。
しっかりとチェックして悲しいことにならないようにしてくださいね。
甘さ控えめなものを
そして大事なのは「甘さ」です。
スティックパンは基本的に甘味が強く、それがゆえに好きというお子さんも多いと思います。
ただ、この甘さはメーカーによっても異なり、「アンパンマンシリーズ」のスティックパンは大人が食べるようなスティックパンよりも甘めに感じます。
アンパンマン野菜スティックパンは野菜。いいね? pic.twitter.com/4TsT3Usrc6
— やまだ先生@緊急召集解除中 (@f_satosato) June 27, 2019
甘いので一度気に入ってしまうとこれじゃないと嫌・・といって、家計をさりげなく圧迫してきます。
できるだけ赤ちゃんの頃は甘さが強くならないような「プレーン」「野菜」などを選ぶといいですね!
チョコチップやメロンパンなどのシリーズもありますが、赤ちゃんにとっては甘味が強すぎるのと虫歯の原因になりやすいので、こちらはもっと後に食べさせるようにした方がいいですね。
食パンを切って私はあげていました。
無添加の材料にこだわった食パンを細長く切ってあげるのもありですよ!
大きさ
そしてこれも大事です。「大きさ」
大きすぎると食べにくいし食べすぎてしまいますし、小さすぎてもすぐ食べ終わってしまう・・
お子さんにとってどの大きさが一番いいのか、そして味はどうなのかを、お子さんにあげる前に自分で一度食べてみるのがいいですね!
そして大きすぎるようであれば半分に切り、一つずつあげてみるのもいいでしょう。
お子さんが口に入れすぎないよう、しっかりと食事中も目を離さないようにお願いしますね!
また、お子さんによっては毎食スティックパンにして!な希望を出すこともあると思いますが、朝のみやおやつのみ食べるようにして、他は麺類やご飯類など、他の食材とのバランスをとりましょう。
栄養が偏るといけませんが、スティックパンは食べられるようになると本当に助かります。
私も何も食べない子どもがスティックパンなら食べることがわかり、毎朝は2つまで、スティックパンの時期もありました。
今はおにぎりなどを食べてくれていますが、子育てと家事が両立できない時や急場しのぎにも使えますので、あまり敬遠しすぎることなく、上手に活用していってくださいね!
\安心・安全なおやつはコレ!/
おやつの選び方は?
そして赤ちゃんが大好きな「おやつ」ですが、これも選び方のポイントがあります。
・甘すぎないもの(チョコレートなどは避ける)
・油っこくないもの
・薄味のもの
・食事とのバランスを考えて
・歯が生えていれば噛めるものを
赤ちゃんは味覚を作っている段階です。
子どもが食べて安心なものを
油っこくないもの、薄味のもの、甘すぎないものを選んであげるようにしましょう。
もし上の子と同じものを食べたがった場合はついている塩気をおとしてあげるようにするなど、濃い味になれないように配慮が必要です。
一度濃い味付けになれてしまうと、薄味のものをあまり食べてくれなくなり、塩分や油の取りすぎて成人病などのリスクも少しずつ蓄積していきます。
大きくなってから「味の濃いものしか食べなくて・・・」となると、そこからの軌道修正が大変です。
小さな頃に意識したかどうかで変わってきますので、そこの所はしっかりとチェックしていきましょう。
おやつの役割は「補うもの」
また、おやつはあくまでも「食事と食事の間をおぎなうもの」として考えてください。
そのため、おやつにどかんとパン一個など、その後の食事に影響する量はあげないようにしましょう。
小さな小皿に少し盛ったりし、袋ではなくお皿に入れてあげるようにしてみてください。
「お皿に分けて食べる」習慣がつくと、食べすぎを防ぐことができます。
「こぼすから嫌」という場合は、子どもようのかわいいタッパーなどに入れて、持たせつつ食べるとこぼれにくくなります。
また、おやつは必ずしもあげなくてはいけないものではありません。
2回食や3回食で食べない食事があり、次の食事まで間が持たない・・・などという時にあげるようにするといいですね。
3回食になるとだんだんと自分から「おなかすいたー!」と欲しがるようになりますので、絶対にあげなくてはいけないものではないことを覚えておきましょう。
6か月ごろから「赤ちゃんせんべい」など、軽く食べられるものでもいいですね。
少しずつ食べる量や回数が増えてきたら、赤ちゃん用のクッキーやスナックなどを上げてみてもいいですね。
赤ちゃんにおやつをあげようと買いに行った際は、原材料をしっかりと見て、食べたことがある原材料が入っているかをしっかりと確認しましょうね!
まとめ
・赤ちゃんにスティックパンを上げる時期は家庭によって異なるが、歯が生える、薄味になれている、3回食になっているのが基準
・食品添加物、大きさ、甘さを事前にしっかりと親が確認する
・毎食スティックパンにならないようバランスよくあげていく
・おやつは薄味で食事の補助としてあげるもの・原材料をよくみて
子育ては手探りの連続です。
周りで子育てを頑張っている方に色々と意見を聞くのもいいですね。
一人で抱え込まず、お子さんと一緒に笑いあえる、そんな毎日が過ごせるように応援しています。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!