こんにちは!
子どもはよく砂場で遊んだりして、目に砂が入ることがありますよね。
お友達の手やおもちゃが目に入ってしまったりして、目を傷めてしまうこともあります。
砂遊びに夢中な子どもたちに思う存分砂や泥を触らせたくて毎日公園へ出かけているけれど、風が強くて砂が目や口に入るやら、親子ともに全身砂まみれになるやらでなかなかハード。帰ったらまずシャワー。だが遊び過ぎて眠くなった子どもたちを洗ってごはんを食べさせるのら一筋縄ではいかない。
— Yumiko (@yumicontrail) April 12, 2018
お子さんの目に砂が入った時や「目が痛い!」と訴える時、どのようにして目を洗ってあげればいいのでしょうか。
目を洗う上での注意点やお茶で洗えるのかについても調べてみました。
子どもの目の洗い方の順序を紹介!
それでは砂といった異物が子どもの目に入ってしまった場合の、洗い方をご紹介します。
これは大人がお子さんにやってあげることなので、まずはお子さんを「大丈夫だよ」と落ち着かせてから行うようにしましょう。
1:まぶたをひっくり返す
まずは子どものまぶたがどうなっているか確認するために、まぶたをひっくり返してみましょう。

砂が入っているのか、充血しているのか、傷はないかなど、まずはきちんとチェックします。
多くの場合は涙で流れ落ちますので、まずは何が入ったのかを見るようにしましょう。
もしお子さんが嫌がる、自分が上手くできないと思った時は、無理にめくろうとせずに小児科もしくは小児眼科をすぐに受診するようにしてください。
無理にやってしまうと逆に目を傷つけてしまう可能性もありますので、無理だと感じた場合はそれ以上やらないようにしましょう。
2:ぬらしたガーゼなどでふき取る
もし目で見て砂が入っていたりした場合は、ガーゼを濡らして優しくふき取ってあげましょう。
ガーゼがなくて急ぐ場合は、ティッシュを濡らして代用しましょう。
ただ、こちらも必ず優しくふき取るようにしてください。
無理はしないことが大切です。
3:水で洗い流す
水で目を洗い流します。
しかし勢いのいい水に直接目をつけるのではなく、コップなどに水を入れて少しずつ目を洗っていきましょう。
大人の手のひらに水をすくい、そこにお子さんの目をつけて水の中でパチパチまばたきするなどをしてもいいですね。
「3回目をパチパチさせてみてね」と具体的に方法を伝えてみるのも一つの方法です。
もしそれも難しければ、仰向けに寝かせてタオルを持ち、コップの水を静かに目に向けて流すようにしましょう。
洗った水はこぼれるので、タオルで受け止めてしみ込ませましょう。
軽い流水ですと汚れが流れやすいので、コップから少し水を流し、流す間お子さんに目をぱちぱちさせてみて、涙と水と一緒に目の外に流せるようにしていきましょう。
4:目薬をさして洗う
子供用の目薬があれば、目薬をさすことで異物を洗い流すこともできます。
完全には洗浄できませんので様子を見てみましょう。
また、大量にさすのではなく、数滴さして様子を見ます。
もし目薬がなくても、目薬のようなボトルに水を入れて目を流す方法もあります。
そういったグッズをあらかじめ用意してもらえるといいですね!
本当はお子さん自身が涙を流して目の外に流し出せればいいんですが、それが難しい場合は上記の方法を試してみてくださいね。
洗う時の注意点も紹介!
それではここで、お子さんの目を洗うときの注意点もご紹介します。
1:大人用の目薬は絶対に使わない
目薬は目を傷めたときに効きそうと思いがちですが、大人用の目薬は絶対にささないように気を付けましょう。
大人の目薬は子どもにとっては刺激が強いものも入っています。
通常大人の目薬を子どもに使おうとは考えませんよね。
メーカーも大人用として作っているものなので、清涼感のあるものや成分が子どもとは違います。
もし目薬で洗い流すと思った場合は、子ども用の目薬を使うようにしてください。
子ども用の目薬がない場合、他の方法で目を洗い流しましょう。
2:目をこすらない
目を洗うと水滴が入って目をこすりたくなりますが、こすらないように注意します。
こすることでより目の中にある異物と目がこすれ、炎症が広がる場合があるためです。
万が一目が傷ついたりしたら大変です。
こすりたいという前に目を洗うようにしましょう。
そして目を洗った後もこすろうとする場合は速やかに病院に診せに行ってください。
子どもはかゆいことには我慢ができません。
顔を洗ったりして気を紛らわせながら診察を待ちましょう。
3:自己判断しない
病院に行かず自分で何とかしたいと思うかもしれませんが、なかなか取れないところに異物があったり、よくわからない場合は病院に行くようにしましょう。
目に異物が入った場合は目を洗った後、本人に様子を聞き、少しでもおかしいと思った場合は少々大変でも病院に行きましょう。
「一日様子を見よう」と思うよりもすぐに受診した方がはるかに安心ですし、何かあってからでは遅いので、必ず専門家の診断を受けましょう。
こすり洗いはしていいの?
目に何か入った時、水をつけて目をこすり洗いして、異物を落とそうと思いますよね。
しかしこすり洗いは絶対にしてはいけません。
異物が目にこすれて目が傷ついてしまう可能性があります。
気になってしまうとついつい子供も手でこすってしまうので、こすらないように注意して見守るようにしてください。
なるべく一緒について、目をこすらないように安静にして何かほかに集中できる遊びなどを一緒にするようにしましょうね。
お茶で洗っても大丈夫?
お茶にはカテキンが含まれていて、お茶で目を洗うと洗浄されるというのを聞いたことがあります。

昔は結膜炎なども、自宅でお茶で目を洗ってから病院に行ったりもしていましたよね。
しかし子供の目に対してお茶を使うのはよくありません。
目がしみてしまうかもしれませんし、子どもの目には刺激が強い場合もあります。
目薬や水以外は使わないように気を付けましょうね。
こういう時は病院へ急ごう!
様子を見る場合もありますが、
・痛がっている
・どこに異物があるか分からない
・目の充血が止まらない
・化学薬品が目に入った
・痛みで目をあけられない
・涙が止まらない
こういう場合は病院へ急いでください。
小児科、もしくは小児眼科に診察を受けるようにしましょう。
この場合ではなくても、対処法に困ったりしたら念のため眼科で診てもらうといいでしょう。
万が一のことがあったら大変ですよね。
お医者さんから「大丈夫ですよ」と言われることが、親にとってもお子さんにとっても一番の薬になります。
自己判断に頼りすぎず、困った時は「こども医療電話相談」に問い合わせするなりして判断しましょう。
まとめ
以上、子どもの目の洗い方や注意点、お茶でも洗えるかについて調べてみました。
目に何かが入ったり子どもが痛がっていると、すごく不安になりますね。
対処法を試しても何か不安なことがあれば、眼科で診てもらうのが一番安心できます。
何よりも焦らずに冷静に対処できるように心がけていきたいですね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!