こんにちは!
お祭りで最近多いのが「スーパーボールすくい」ならぬ「ぷよぷよボールすくい」なるものですよね。
今年初めて夏らしいことした
#ぷよぷよボール pic.twitter.com/ugK3sdV9GD
— mayu (@orion0603) August 31, 2019
これ、私の子どもたちも大好きで、お祭りのたびに大量にもらってくるんですが、いかんせんおいしそうなので、食べてしまわないか心配にもなるものです。
ただ、お子さんの年齢など場合によっては誤飲することもあります。
誤飲した場合はどうしたらいいのかについて書いていきますね。
ぷよぷよボールを誤って食べてしまった時の対処法まとめ
少し目を離したすきに子どもがぷよぷよボールを食べてしまった!
どうしよう!
そんなときの対処法をまとめました!
①すぐに吐き出させる
食べたといってもまだ口の中に残っているかもしれません。
口の中に入っている状態であればすぐに吐き出させましょう。
吐き出すのが無理であれば、親や周りの大人が指で掻きだすなどして出すようにしてください。
②口の中を確認する
吐き出させた後に、親が口の中を確認しましょう。
口の中に残っている場合は吐き出させるようにしましょう。
成分上口の中が荒れたりすることはありませんが、もう飲み込んだ後なのか、それともまだ口の中にのこっているのか、状況を確認するようにしましょう。
③牛乳やイオン飲料を飲ませる
ぷよぷよボールの成分はポリアクリル酸ナトリウム。
公益財団法人日本中毒情報センターでは、これを食べた・飲んだ場合は「牛乳やイオン飲料を飲ませるよう」指示をしています。
アクエリアスやポカリスエットなどもイオン飲料なのでそちらを飲ませましょう。
④いくつ誤飲したか確認する
食べた後ではなかなかわかりにくいですが、いくつ誤飲したのかを確かめましょう。
本人が言えるようであればいくつ食べてしまったのかを確認しましょう。
後々の診断の判断の材料になります。
⑤病院に行って診察してもらう
そして必ず、様子がいつもと変わらなくても病院に診察に行きましょう。
ぷよぷよボールは吸水すると膨らみ、気管閉塞の症状を起こし、場合によっては手術しないといけない状態になるので、必ず病院に行き、「ぷよぷよボールを誤飲した」ことを伝え、診察をしてもらいましょう。
レントゲンでは写らないこともありますので、発見が遅くなり大変なことになる前に必ず医師の診察を受けるようにしてくださいね。
・いつ
・どれくらい
・どれくらいの大きさのぷよぷよボールを飲み込んだか
・飲み込んだ後の症状はどうか
お医者さんに上記について正確に伝えるようにしましょう。
忘れそうな場合はメモ・もしくはスマホに記録しておくとよいですね。
もし判断に迷う場合は、小児救急電話相談#8000へ電話し相談をしてみましょう。
ぷよぷよボールの安全性はどうなの?
屋台で最近見かけることが多いぷよぷよボール。
バイト先が夏祭りセールやっててちっちゃい子にぷよぷよボールすくいしてるんだけど、ぷよぷよボール気持ちい
なんか映えそうな色してる好き pic.twitter.com/e99OaGDiFb— *ミツバ*9/7ライビュ行ける* (@mituba31) August 27, 2019
ぷよぷよボールの主原料はオムツでも使われる吸水性ポリマーである、ポリアクリル酸ナトリウムです。
これは人体には無害な素材で、国民生活センターの調査でも有害性は認められていないようです。
ただ、人体に入ると膨張してしまい、気管閉塞などの重大な症状を引き起こしてしまうため、体に入った場合は有害なものになる可能性が高いです。
Ci-enに載せたぷよぷよボールは大体3日くらいでこのように膨らみました。めたんこたのしくて追加で買いました。そのうちYouTubeにも載せる。いっぱい載せる。なぜなら数千個入りのしか売ってなかったから。 pic.twitter.com/AGzQwifNRV
— 🎴明治らんぷ💡 (@magicalpuipui) August 29, 2019
口の中にいれなければ無害ですが、口の中にいれ体に入ってしまった場合は有害である可能性が高いと考えておきましょう。
ここまで膨らむのはびっくりですね!
【夏祭り・縁日の玩具等に注意!③】水を吸うと膨らむボール状の玩具は誤飲すると腸で膨らむおそれが。レントゲンに映らない可能性が高く、気付かず重症化し開腹手術、入院が必要になることも!乳幼児には絶対に与えないようにしましょう。#アブナイカモhttps://t.co/1xYaQdePgM pic.twitter.com/qBXBdyXJUv
— 消費者庁 子どもを事故から守る! (@caa_kodomo) July 12, 2018
こんな症状が出たら至急病院へ!
ぷよぷよボールは誤飲しても比較的に小さなものであれば、大便といっしょに排泄されることもあります。
ただし、排泄されなかった場合、腸・耳・鼻などで膨張した場合は大変なことになります。
このぷよぷよボールの原料は酸がある胃では膨張せず、アルカリ性である腸で膨張することが多いです。
そのためこれまでにも腸閉塞を起こし手術が行われた事例や、耳に入れて膨張したために緊急手術をしていた事例があります。
そのため、基本的には誤飲したとわかった時点ですぐに病院に連れていきましょう。
また
・嘔吐
・顔色が悪い
・発熱
・腹痛
・便秘
・食欲がない・水分を取らない
・ぐったりしている
といった症状があればすぐに病院へ受診するようにしましょう。
遊ぶ時の注意点も紹介!
それでも夏の思い出についついほしくなるぷよぷよボール。
宅祭り
オモチャの金魚だから逃げることなくすくえるすくえる(笑
ぷよぷよボールも無事に大きく膨らみました☺︎ pic.twitter.com/yj4UVeAiyY
— はな🍁 (@hana4season) August 28, 2019
ただ、誤飲した時のリスクを考えると、遊び方にも注意が必要です。
①子ども一人では触らせない
誤飲で多いのが、「親が見ていないスキに食べてしまった」ということ。
「おいしそうだと思ったから・・・」
「一度食べてみたかったから・・」
といったふとした誘惑も、大人がそばにいれば防ぐことができます。
触らせるとき、遊ばせるときは必ず親や大人がそばについて一緒に遊んであげましょう。
それだけでもかなり防ぐことができますよ。
②食べ物ではないことを伝える
ぷよぷよボールは一見タピオカにも見えるくらいカラフルでおいしそうに見えています。
そのため、食べ物かな?と思う子供もいます。
「これはおもちゃで食べたらダメなんだよ。口に入れないようにしようね」とあらかじめしっかりと子どもに伝えておきましょう。
少し大きな子どもであればその意味はわかります。
「オムツに使われているんだよ~」というと「うわっ!」と言って食べようとする気持ちがなくなるかもしれません。
③保管は子どもの手の届かないところに
これは必ず守るようにしましょう。
子どもは気になると手に取って触ります。
必ず子どもの手が届かないところに置きましょう。
④崩れてしまった場合はすぐに捨てさせる
ぷよぷよボールは崩れやすく、手で強く握らなくてもヒビが入れば崩れます。
崩れたボールは細かくなり処分が大変です。
また、破片などは小さく耳や鼻に入りやすいので、割れてしまったものはすぐ捨てるようにしましょう。
ゴミ箱などがあると簡単に捨てられて便利ですよ!
⑤赤ちゃんには触らせない
赤ちゃんはぷよぷよボールが食べてはいけないことがわかりません。
気になるものは手に取り、口に入れてしまうことが多いです。
そのため、赤ちゃんがいる家庭では、絶対に赤ちゃんの傍に置かないようにしましょう。
上のお子さんが夏祭りでもらってきて…と言った場合は、密閉容器などに入れてみるだけにして楽しむようにするといいですね。
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おわりに
ぷよぷよボールを誤飲した時は必ず冷静になり、迅速に行動して対処していきましょう。
また、食べないように大人が配慮することも忘れずにしましょうね。
きちんとしていれば本当に楽しいおもちゃです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!