こんにちは!
毎週土曜日、子供が一番テレビを見る時間に、海外アニメの「スポンジボブ」が放送されているのをご存知でしょうか?
しかも放送チャンネルは、天下のNHK!
今週もスポンジボブで癒しを、、、🧽💭 pic.twitter.com/46X16odv5F
— a. (@a_ax31x5) March 7, 2020
うちの子どもも「スポンジボブは見る!」と、宿題なども終わらせてみるくらい大好きなんですが、個人的に親としてはあまり見せたいものではないんですよね・・・
でも、子供はスポンジボブが大好き。
でも親は見せたくない。
どうしたらいいのでしょうか?
そして、うちの子どもは4歳なのですが、何かしらの影響はあるのでしょうか?
今日はそれについて書いていこうと思います。
4歳児にスポンジボブを見せたくない時の対処法まとめ!
子供はなぜかスポンジボブが大好きになりやすいです。
大人からしたら「うわあ・・・」と思うシーンも、子供はケタケタ笑うことが多いです。
しかも毎週放送なのが困った所。
4歳にもなると、過去・現在・未来といった「時間」を認識できるようになってくるので、「今日はスポンジボブの日だ!」と気付くと何が何でも見たい!と言うようになりますね。
でも、なるべくなら見せたくはないのが親心。
そういった場合、どうしたらいいのかご紹介します。
①テレビの時間をあらかじめ決めて他の番組を見せる
まず、テレビを1日に見てもいい時間をあらかじめ「お約束」という事で子どもと決めておきましょう。
ちなみに私の子どもが4歳の時は「朝と夜、それぞれ30分ずつ」という約束で決めていました。
実はスポンジボブが現在放送している土曜日には「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」が同じ夕方の時間帯に放送されています。
そのため、30分と決めておくと、どれかを選ばないといけないという約束を決めておけば、1/3の確率になりますので、「スポンジボブは見ない」という選択ができることもあります。
夕方に観るテレビの時間を「30分」と決めておいて、それをしっかりと守るように言葉かけをしてみましょう。
②他の放送時間の番組を勧めておく
実は現在スポンジボブが放送されているのが「土曜日夜」なんですが、その日の夕方には「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」など、他にも魅力がある番組が同じ時間帯に放送あれています。
そのため、他のアニメを勧めてみることをお勧めします。
例えば5時放送のドラえもんを見たい!という場合であれば、そのアニメを見せて、「今日のテレビはこれで終わりだよ」と話しておきましょう。
スポンジボブが放送される時間になると「見たい!」と子どもからのリクエストがありますが、そこは約束なので、頑張ってその約束を守るようにしましょう。
③DVDなどでもっと楽しい作品をその時間にみせる
スポンジボブはおよそ25分で番組が終わります。
その時間に合わせて、あえて子どもが大好きなDVDを見せるのも作戦の一つです。
子供は毎週その番組を見ると、一種の習慣になってしまい、それがないと落ち着かなくなってしまうことがあります。
そのため、スポンジボブの代わりに他のDVDを見る、ということを習慣にしてしまえばいいのです。
番組が始まる5分前位からDVDを見せ始め、少し長めに30分~35分くらいDVDを見せれば、放送が終わってしまい見ることができなくなります。
それを繰り返していくと、スポンジボブに興味がなくなることもありますよ。
④外出して見られないようにする
これも有効な方法ですが、テレビが始まる前にお散歩に行き、終わるころに帰ってくると言った物理的方法です。
外出してお外に散歩に行くと、4歳の子どもは喜んでいくことが多いです。
ちょっとしたお買い物の習慣にしてしまうのも一つの方法ですね。
ただ、遅くに外出してしまうため、夕飯が少し遅くなることが心配であれば、先に軽く食べてから出かけてもいいでしょう。
外遊びの道具をたくさん持っていくと帰られなくなりますので、あくまでも「散歩」「ちょっとしたお買い物」のスタンスでお出かけすることをお勧めします。
⑤その時間に遊ぶ・夕飯を食べるなど他に楽しいと思うことをする
スポンジボブの放送時間に、あえて絵本を読んだりゲームをしたりして気を逸らしてみましょう。
また、夕食を食べたりするなどして、テレビを見ない環境を作ってしまうのも一つの方法です。
テレビを見られる環境にあることも、観るのをやめられない一つの理由です。
その時間にもっと楽しいこと、ご飯を食べるといった嬉しいことを盛り込んでいきましょう。
案外簡単にスポンジボブに興味がなくなることもありますよ!
子供にスポンジボブを見せない対処法・体験談
実は私の子どもも、3歳の頃からスポンジボブを見始め、見事にハマってしまったことがあります。
しかし4歳になると「ちょっとこれは見せたくなあ・・・」と思うことが増え、色々と試してみた結果、1か月ほどで全く見なくなりました。
その方法をこれからご紹介していきますね。
①あらかじめその日の他の番組で面白そうなものを勧めておく
スポンジボブは「面白いから見る」という子どもが大半だと思います。
つまり、「もっと面白い番組」があれば、そちらの番組を見ることになりませんか?
そのため、その日の朝でも昼でも、子供と会話できるときに、「今日は〇〇がやるね」といったように、子供の興味のあるような番組や見たいと思う番組を勧めておきましょう。
その上で「今日は夕方のアニメは何を見たい?」と聞いてみましょう。
他にも面白い番組がある!となると、コロッとその番組を見ることにすることもあります。
私の場合は「クレヨンしんちゃん」が放送されていたので本当に助かりました。
②6時にテレビの前に座らないようにする
そして次に私が取った行動は、放送時間中に夕飯を食べさせる、と言ったことをしてみました。
我が家のルールは「ご飯中はテレビを見ない」というものがありましたので、ご飯を食べている間はテレビを見ることはありません。
それを利用して、子供には放送中に夕飯を食べてもらいました。
ただ、ここで気を付けてほしいことがあります。
「子どもと会話をしながら夕飯を食べましょう」ということです。
親が話を聞いて楽しい食卓になれば、子供も「テレビ!」となることは少ないです。
テレビは退屈を紛らわしてくれるから見る、ということもありますので、ぜひ楽しい食卓にしてあげるようにしてみてください。
③コンビニへお買い物
そしてこれも「どうしても見たいよー!」と駄々をこねた子どもに使った手です。
「あ!ママ〇〇買うの忘れてた!一緒に来て~!」と子どもを誘って出かけてしまいましょう。
できるなら放送前から放送後に出かけることをお勧めしますので、時間配分はしっかりと計画していきましょう。
案外外に出ると楽しさのあまりテレビの事を忘れる子どもは多いです。
④夕飯の手伝いをしてもらう
4歳になると「お手伝い」という事も少しずつですができるようになってきます。
自立といったことも子供のこれからにとっては必要な事になりますので、ぜひ夕飯のお手伝いを一緒にやってもらうようにするのもいいですね。
子供にとっては「やってみたい!」と大人のすることにやる気が出てくるのがこの4歳の時期。
サラダ用のレタスをちぎってもらったり、箸を並べてもらったり、おかずを盛りつけてもらったりと、色々とお願いしてみましょう。
子供は大喜びでお手伝いに参加してくれますよ!
放送時間にDVDを見せる
こちら、子供が「なんで見せてくれないの~!」とぐずった時に非常に効果的な方法でした。
放送時間前から好きなDVDを見せて夢中にさせてしまう方法です。
そうなると、やはりスポンジボブの事はすっかりと忘れてしまっていました。
ポイントは「最近子どもが好きになったアニメや歌などのDVD」であるということです。
今は動画配信サービスなどもありますので、いい番組がやってなくて・・・ということはありません。
無料体験などもしていますので、一度お試しで使ってみるのもいいですね。
⑥お風呂に入ってしまう
これも強硬手段ですね。
スポンジボブの時間=テレビの時間として、キレイさっぱりするためにもお風呂に入っていました。
「終わったら好きなDVD見てもいいよ~」というちょっとしたプラスも忘れないでいると、子供は喜んでお風呂に入り、いつの間にかスポンジボブの事を忘れてしまいます。
要するに「テレビよりももっと楽しいことがある」状態にすると、案外簡単に番組への執着が取れますのでお勧めですよ!
子供への影響の有無も
大人から見ても「なかなか個性的な番組だなあ・・・」と思ってしまうスポンジボブ。
子供への影響はないのでしょうか?
言葉遣いが4歳らしくなくなることも
スポンジボブはハチャメチャなことをやってみている人を笑いの渦へと巻きこみます。
スポンジボブが気持ち悪いことになってる カタツムリが進化しすぎたせいで
#スポンジボブ pic.twitter.com/YINzvBoJ4V— Yuki 雪乃は嫁 (@yukinozss2001) October 19, 2019
少なからず言葉遣いが「?」と思うシーンもあります。
そのシーンを見ていると、どうしても子供は面白いので真似をしたくなってしまいますよね。
そのため、スポンジボブを見る前と後では、少なからず言葉遣いが悪く・・・というか、4歳らしい可愛らしい言葉遣いではない時も出ることがあります。
真似をすると大変なことも
スポンジボブは強烈なアメリカンジョークや風刺をアニメの中ですることもあり、なかなか気持ち悪いシーンや、「それって大丈夫?」といった「本当に子供向けのアニメなの?NHKさん大丈夫?」と思うシーンもあります。
それを子どもが「楽しいこと」と判断して真似をしてしまうと大変ですよね。
#スポンジボブ
子供は何が悪いかも何がいいかもまだわからないから大人が教えないと。でも生意気で言うことも聞かないから簡単なことじゃないんだ。 pic.twitter.com/W4CkAwBrUW— LAIN (@lainartworld) August 10, 2019
物事が「いい」のか「悪い」のかを、自分で判断できるのは6歳ころだと言われていますので、4歳ではなかなかそれが「いい」のか「悪い」のかがわかりません。
ここに関しては大人がしっかりと教えていかないといけない部分ではありますね。
ある実験で頭の回転が悪くなるという結果が出ている
実はスポンジボブのような話のテンポが早い番組を見た子供に、認知能力に影響があるという実験結果を出しているということもあるんです。
2011年にバージニア大学研究者チームが新しく発表した研究はこうです。
60人の4歳児を集めて、それを3つのグループに分けて実験をしました。
「スポンジ・ボブ」を見るグループ、幼児向けアニメ番組を見たグループ、自由にお絵かきをするグループです。
そしてその作業をし終えた後、集中力や自制を必要とする作業を行うスピードを計測したところ、「スポンジボブ」を見たグループが、他のグループの子供たちよりも処理能力が劣っていることが観察されたという発表もあるのです。
かなり昔の実験なのと、子供が外国人であったということなど、これが全てではありませんが、少なくともそういった実験結果が出ているということを踏まえていく必要がありますね。
おわりに
今日はスポンジボブを子どもに見せたくない時の対処法について書いてみました。
本当はね、面白いんですよ、スポンジボブって。
シュールですし、登場人物も個性的ですし、ハマるのもわかります。
ただ、4歳の子どもにみせるのはまだ早いかなと、経験上思いました。
お子さんの教育にとって一番良い方法が見つかりますように。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!