日に日に寒くなってきましたが、小さなお子さんを持つお母さんは家にこもってばかりいられませんね。
子どもは外遊びが大好き。
特に公園へ行くと帰るのを嫌がる子も多いのではないでしょうか。
3歳ともなると自我が目覚め、思い通りにならないことに納得しません。
子どもを外で思いっきり遊ばせてやりたいと思う反面、今のお母さんは時間に追われている方も多く、いつまでも「帰らない」とダダをこねられては困ってしまいますね。
そこで、そんな時の対処法をいくつか紹介していきます。
3歳が公園から帰りたがらない時の対処法まとめ!
3歳にもなると自己主張ができるようになり、なかなか自分の意思を曲げないことも増えてきます。
嬉しい成長である反面、大人の都合通りにはいかず困ってしまう事も増えてくるのが現実。
ましてや忙しくなる夕方になっても家に帰りたがらないと、焦りもイライラもピークになりがち。
そんな時の対処法をまとめてみました。
共感する
「楽しいね。もっと遊びたいね」と、まず、共感することがスムーズに帰るための第一歩。
子供はお母さんが大好きな存在。
そんな大好きな存在から自分の思いを受け止めてもらえれば、泣いている子も安心して少し落ち着くのではないでしょうか。
自分の気持ちを受け入れてもらえた、という事で満足して、帰らないことに執着しなくなることもあります。
ダメ!というのではなく、「そうなんだね。帰りたくないんだね」とオウム返しでもいいので子どもの気持ちを肯定する言葉をかけてあげましょう。
周りを巻き込む
これは、一緒に遊んでいるお友達や、周りの自然を味方につけて一緒に帰ろうというワザです。
案外一人では帰らなくても、周りで遊んでいるお友達が帰るだけで一緒に帰る、という事もよくあります。
「〇〇ちゃんも帰るから一緒に帰ろうね」と話しかけ、お友達にも「一緒に帰ろう」と声をかけてみましょう。
もし相手の保護者も帰りたい感じであれば協力して友達と一緒に帰るようにしてしまいましょう。
もしお友達がその場にいなければ、「虫」「太陽」「お月様」「お星さま」と、自然を味方につけて帰るように促してみましょう。
「虫さんもおうち帰ったから△△ちゃんも帰ろうね」
「お月様が空に出てきた!そろそろ帰ろうねーってお星さまも言ってるよ」
といった感じで、自然を擬人化してしまうのも一つの方法です。
私はこれでよく家に帰れました。
「お月様が帰ろうねって言ってるから帰ろうね」と話し、お月様を見上げながら子どもの手を引いて帰ったものです。
出かける前に約束事を決める
これは事前に準備しておくことです。
これがあるとないとでは、スムーズに帰るかどうかの確率も変わってきます。
公園や朝出かける前に「今日は○時までにはかえろうね。」と、約束を子どもと一緒にしてください。
3歳になると、少しずつ「約束」などの事情を理解し始めます。
この機会を通して、少しずつ約束を守るこの大切さを教えてあげてください。
ただ、3歳は約束はできても守ることはなかなかできません。
もしできなかったら、「次は守れるようにしよっか」というように、叱るのではなく次につなげるようにしてみてください。
その時「約束破られてママ悲しかった。次守ってくれると嬉しいな」といった感じで、ママの感情を入れておきましょう。
ママやパパが喜ぶことが子どもは大好きです。
感情を伝えるようにすると、子どもの記憶に残りやすいので、ぜひ伝えてみましょう。
帰ったら楽しいことが待ってる
子どもがなぜ家に帰りたがらないか、という事を考えた事はありますか?
これ、自分にも置き換えて考えてみましょう。
「ああ、帰りたくないなあ」と思う時って、たいていがそこにいた方が楽しい、ということではないでしょうか?
子どもにとっても同じです。
という気持ちがあるからなんですよね。
ということは、「家に帰ると楽しいことがある」というのがわかると、子どもは自分から進んで帰るようになります。
「パパが帰ってくるよ」
「ママと一緒にご飯作ろう!」
「帰ったら一緒に〇〇して遊ぼうか!」
など子どもが帰りたがるようなことを言ってみるのも一つの手です。
子どもは好奇心旺盛ですから、よほどこだわりのある子でない限り聞き入れてくれると思います。
ママの思いを伝えてみる
これも私がよくしていた方法でした。
子どもにママ(パパ)の気持ちをダイレクトに言葉にして伝えてみるんです。
「一緒に帰って○○君とおやつ食べたいな」
「約束を守れる○○君が好きだな」
といったように、ママの気持ちを話してみましょう。
と言って帰ってくれるようになります。
私は子どもにこれを伝えると「じゃあ、帰っておやつ食べよう!」と手を繋いで帰ってくれました。
子供はいつも、お母さんに、認めてもらいたいと思っているのではないでしょうか。
必ず褒めてあげる
親の言う事をちゃんと聞き、帰れたら必ず思い切り褒めてあげることが大切です。
「褒めてもらえたこと」は子どもの自信にもなりますし、次も頑張ろ!というやる気に繋がります。
「ちゃんと帰れて偉いね!ママとーっても嬉しいよ!」
といったように、嬉しい気持ちや感謝の気持ちを伝えることも大切ですね。
私は「〇〇くんが公園からすぐに帰ってくれたから、ご飯が美味しく作れたよ。ありがとう!次もよろしくね」
といった感じで次につなげつつほめまくり感謝の気持ちを伝えていました。
子どもはママやパパの役に立てることも大好きです。
なので「助かった」という事も合わせて伝えておきましょう。
3歳が公園から帰りたがらない時解決できるコツ
3歳が公園から帰りたがらない時、どうやってこの事態を解決するのか。
色々と試してみてもなかなかうまくいかないことって多いですよね。
どうすれば解決に近づけるのか、そのコツもお伝えしますね。
モチベーションをあげる
子どもは褒められるのが大好きです。
そして、自分を大切にしてもらえることや特別に扱ってもらえること、「人よりスゴイ!」と言ってもらえることも大好きです。
そのため、子どもが「帰ろう!」という気持ちにさせることができれば、パッと公園から帰ってくれることがあります。
また、未来を想像することもまだできないのですが、「約束を守って帰ったらどんないいことが起きるか」という事を子どもに伝えてみるといいですね。
「今日公園から帰れたら、次も公園遊びができるようになるよ」
「約束を守れる○○くんってかっこいいなあ」
といったように、子供のモチベーションを高める言葉かけをしていきましょう。
「約束を守って帰れる自分ってスゴイ!」と、嬉しくなって褒めてほしくてスッと帰ることができるようになりますよ!
意識を他に向ける
今、夢中になっていることから意識を他にむけてみましょう。
「あ!鳥さんだ!」「どんぐり落ちてるよ!」など、少し驚きながら、言うのがコツです。
また、これは私がよくやっていたことなんですが、「帰り道何があるかゲーム」もスッと帰ることができる方法です。
「帰り道に、何人の人に出会えるかゲームしてみようか」
「家に帰ったらどんなテレビがやっているのか予想してみようか」
といったように「帰る」ことに興味を持たせることができると「帰るのも悪くないな」と思えるのでお勧めです。
頼りにしていることを伝えてみる
「ご飯作るの手伝ってくれるかな」と聞いてみるのもいいと思います。
「僕は頼りにされてるんだ」と嬉しいはずです。
スパッと帰るのも一つの方法
これは最終手段なのですが、約束は約束なので、帰りたい!と言ってもスパッと切り上げて帰ってくることも一つの方法です。
泣いたりわめいたりすることもありますが、「ちゃんと約束を守る」ということを伝えるためにも、こういった手段を使う事も時には必要です。
あまりにも日が暮れても遊んでいたり、話を聞かずらちがあかない時には強硬手段に出るのも仕方ありませんね。
この場合は家でしっかり話をして、次からはしっかりと帰ってこようね、と伝えておきましょう。
なかなか1回では守れないのですが、同じことを何度も繰り返すのが3歳。
少しずつ分かってくると、短い時間で帰ることができるようになりますよ。
3歳が公園から帰りたがらない時解決できるグッズ
なかなか帰りたがらない時、グッズを使うのも一つの手です。
ストライダー、三輪車
うちの子はストライダーが好きでしたので「これに乗って帰るよー」と言うと、わりと、すんなり聞き入れてくれました。
「そろそろお時間です。出発しまーす!」といった感じで切り上げるのもいいですね。
風船を持たせてみる
風船をその場で膨らませ、紐をつけて持ちながら帰るのも喜びましたね。
キャラクターものにすると「○○と一緒に帰ろうー!」と話しかけられるのでかなり助かりました。
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引き車玩具やおもちゃのカート
よく、木のワンちゃんをお散歩させるようにする引き車玩具や、おもちゃのお買い物カートをおしながら帰りました。
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ただ、車や自転車には親がしっかり気をつけて見ていなければいけないですね。
音のなるおもちゃ
音の鳴るおもちゃで歌いながらかえるのもお勧めです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
いろいろと工夫すれば、解決できることもあると思います。
今しかない、お子さんとの時間を楽しんでくださいね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!