最近Googleアドセンスの方で情報が出ている「税務情報を提出してください」という内容。
実はこの税務情報を提出しないとかなりダメージを食らうそうなんです。
ブログアドセンスを始めたばかりでよくわからない。
という人のために、今日は初心者向けにわかりやすく解説していきます。
注意点についても書いていますので、最後まで読んでみて下さい。
Googleアドセンスの税務情報提出方法
それでは、Googleアドセンスの税務情報の提出方法を、初心者向けにわかりやすく解説していこうと思います。
用意するもの
まず、用意するものは
マイナンバーカード
個人番号通知カード
このどちらかが必要になります。
操作の途中でマイナンバーを入力する画面がありますので、番号がわかるものを用意しておきましょう。
①Googleアドセンスページを開く
まずはGoogleアドセンスのページを開きます。

検索で「グーグルアドセンス」と入力すれば検索のトップに出てきます。
それをクリックします。
②「お支払い」を開く
グーグルアドセンスの画面が開いたら、左にある「お支払い情報」をクリックします。

③「設定を管理する」をクリックする
「お支払い」をクリックしたら、次は左下側にある「設定をクリックする」を探しましょう。
青い文字の所をクリックしましょう。

④「アメリカ合衆国の税務情報」をクリック
「お支払いプロファイル」の項目までスクロールして、「アメリカ合衆国の税務情報」の項目をクリックしましょう。

⑤「税務情報の管理」をクリック
「アメリカ合衆国の税務情報」をクリックすると、青字で「税務情報の管理」という文字が下に出てきますので、こちらもクリックしましょう。

⑥「税務情報の追加」ボタンをクリック
「お支払い」画面の「税務情報の管理」ページに進むと
「Googleからのお支払いを受け取るには、税務情報を提出してください。数分ほどでお手続きいただけます。」
という内容のメッセージが赤ラインで書かれています。
この文章が出る限りは手続きがまだ済んでいないと思ってください。
そして右横にある「税務情報の追加」ボタンをクリックしましょう。

⑦パスワードを入力する
すると別画面で本人確認画面が開きますので、パスワードを入力してください。

パスワードを入力したら、右横にある青のボタン「次へ」をクリックしましょう。
⑧口座の種類を選択する
次に、口座の種類を選択しましょう。
- 個人
- 非個人/事業体
とあります。

この違いはGoogle側からこう説明されています。
個人アカウントとは、法人ではなく自然人によって所有、運営されているものを指します。確定申告は個人の納税申告書に記された所有者の名前で行われます。
非個人アカウントまたは事業体アカウントとは、税務上の目的で所有者から分離されているビジネス アカウントです。
ブログなどアフィリエイトで収益を得ている人などは、「個人」にあたりますので、「個人」をクリックした後、右横にある青いボタン「次へ」をクリックしましょう。
⑨米国在住かを選択
⑧で「次へ」をクリックすると、もう一つ質問項目が出てきます。
米国民であるか、米国に居住していますか?
もしアメリカの国民でもアメリカに在住でもなければ「いいえ」を選択しましょう。

⑩納税申告タイプを選択
「次へ」をクリックするとさらにもう一つ質問が出てきます。
W-8 納税申告用紙タイプを選択
以前に選択した回答により、W-8 フォームが必要です。
上で「米国民ではない」と選択しているので
「米国外の個人が最もよく使用するフォームです。~使用します」を選択します。

選択したら青ボタンの「W-9フォームの記入を開始する」をクリックしましょう。
⑪納税フォームにナンバーなどを入力
納税フォームが開きますので、
- 個人名
- DBA(ビジネス形態)または事業体
- 国籍
をまずは入力しましょう。
個人名は英語表記で小文字で入力しましょう。
Akira Tanaka
で入力するとエラーになりますので
akira tanaka
という感じで小文字で入力しましょう。
DBA(ビジネス形態)または事業体は、個人で活動の場合は空白でOKです。
国籍は▼をクリックし、下の方にある「日本」を選択しましょう。

さらに下にスクロールし、
外国のTINを入力しましょう。
ここで「マイナンバーカード」の個人番号を入力するんです。

入力したら青ボタンの「次へ」をクリックしましょう。
⑫住所などを入力
次に住所などを入力しましょう。
ここで注意点です。
住所は英語表記で入力する必要があります。

この英語変換サイトで住所を英語表記に変えてコピー&ペーストを行いましょう。
こういった感じで変換して英語表記の住所をそれぞれ入力しましょう。

住所を入力したら、

ここで
「送付先住所は定住所と同じである」にチェックを入れておきましょう。
そして入力が完了したら青ボタンの「次へ」をクリックしましょう。
⑬租税条約をチェック
次に「租税条約」の欄でチェックしましょう。
租税条約下で源泉徴収に適用される軽減税率の請求を行っていますか?
には
「はい」欄にチェックを入れましょう。
その後、「米国との租税条約の適用のある国の居住者」にチェックを入れた後、
「国」の▼ボタンをチェックして「日本」を選択しましょう。

「日本」の項目はかなりスクロールして下の方にあります。
そして「特別な両立や条件」の所にチェックを入れたりしましょう。
アドセンス収益があるなら
「サービス(AdSenseなど)」にチェックを入れ
条項と段落は「第7条第1項」
源泉徴収率は「0%(軽減税率)」
を▼で選択しましょう。

その後「条約の規定を見たいしている理由」に関しては
「納税者番号セクションに記された~」の項目にチェックを入れましょう。
チェックをすべて入れたら下にある青色ボタンの「次へ」をクリックしましょう。
⑭フォームを確認する
ここまで来たらあとちょっとです!
書類のプレビューを確認し、
「作成された税務書類を確認した上で、私が知る限り、その内容が真実で正しく、完全であることを誓約します」
の横にあるチェックボタンをチェックし、青ボタンの「次へ」をクリックしましょう。

最後、「戸籍上の姓名」を入力しますが、先ほどと同じく必ず「英語表記」で入力しましょう。
署名欄に記された人物はご自身ですか?
の質問に「はい」の欄にチェックを入れて、下の青ボタンの「次へ」をクリックしましょう。

⑮宣誓供述書にチェック
さあ、あと一息です。
「米国内で行っている活動とサービス」の
納税者番号セクションに記されている個人または事業体は、これまでに米国内でGoogleを対象にした活動やサービスを行ったことはありますか?
という質問には「いいえ」を選択し、
次の質問
「私は、Googleまたはその関係会社に提供するサービスが~保証します」
の文章の左横をチェックします。

また、次の質問には
「過去にお支払いを受け取ったことがある既存のお支払いプロファイルの税務情報を提出します」
を選択し、
選択してから出てくる項目
「偽証した場合偽証罪で罰せられる~日付を記述してください」
にチェックを入れましょう。
チェックを入れたら青ボタンの「次へ」をクリックしましょう。
⑯承認済みか確認して完了
ここまで来たらほぼ完了ですが、最後に出てくる画面にあるステータスが「承認済み」になっているかを確認したら完了です。

大体15分位で終わると思います。
お疲れ様でした!
アドセンス税務情報を提出する際の注意点
今回の税務情報を提出する際、いくつかの注意事項があります。
それを今から解説していきますので、よく読んで頭の中に入れておいてください、
提出期限に注意
今回の税務情報を提出する際、提出期限が決められています。
提出期限は
2021年5月31日
までとなります。
後回しにしないで必ず早めに提出をしておきましょう。
注意書きなどは必ず目を通して
Googleの税務情報を提出する際、申請の際にいくつも注意書きがあります。
難しい言葉で書いてあるかもしれませんが、必ず目を通しておきましょう。

今回の説明は個人でアドセンス収益を得ている人対象となりますので、説明の文章を読んでみたら該当しない場合もあるかもしれません。
そして
と慌てることがないように、しっかりと読んでおきましょう。
提出しない場合ペナルティあり
今回の税務情報を提出する際、期日までに提出しなかった場合、最大で収益合計の24%が控除されてしまう可能性があります。
これはGoogleにしっかりと記載されています。
2021 年 5 月 31 日までに税務情報をご提出いただけなかった場合、クリエイター様の全世界における収益合計の最大 24% が、Google により控除される場合がございます
どういった基準なのかなど詳細は不明ですが、とにかく提出しないと得られる収益が減ってしまうかも・・・!ということなんですね。
提出するメリットしかないので、必ず税務情報は提出しておきましょう。
おわりに
今日はアドセンスの税務情報の登録について解説しました。
この作業をするとしないとではかなり大きく異なります。
必ず期日までに提出をしておきましょう。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!