育児に奮闘されているママさん、毎日の食事を考えるだけでも大変なことです。
特に、子供が好き嫌いがある、野菜を食べないという場合、日々の食事はどう対処しているでしょうか?
子供が好きなものだけ与えているという場合、小学校や中学校、大人になっても食べれないというケースが増えています。
5歳くらいから好きなもの嫌いなものがはっきりと出てくるこの時期、嫌いな食べ物に出会ってしまったときの解決法をご紹介していきます。
5歳が野菜を食べない時の解決法5選!
子どもが5歳の時には、成長期で体がぐんぐんと作られる時期。

野菜はもちろん、タンパク質や食物繊維など、栄養素のありとあらゆるものが体を作っていく大切な時期です。
そんな時に野菜を食べてくれない!
となると、親としては今後の成長にも影響があるんじゃ・・・と心配になってしまいますよね。
こんな時どうしたらいいのかをいくつかご紹介しますね。
①味の濃いものと混ぜてみる
子供は味が濃いものは好きです。
ソースやケチャップ、マヨネーズも大好きな調味料ですね。
つけすぎや掛けすぎはもちろんよくありませんが、いつもより多く味をつけ足してみるのも一つの方法です。
ちなみに私はマヨネーズであえてみたり、ケチャップをつけてみると美味しく食べてくれることがあります。
生野菜が苦手という子供は多いですが、マヨネーズと一緒だったら食べれる!という場合もあるので、根気強く試してみましょう。
②好きな食べ方で出してみる
嫌いな野菜や苦手な野菜、焼いたのは嫌だけどフライにしたら食べられる!という事もあります。
私も子どもの頃、ナスは浅漬けでは食べられなかったものの、フライにされるとパクパク食べることができたものです。
そんなこともあるので、調理法を変えてみてもよいでしょう。
- 野菜のかき揚げ
- フライ
- 天ぷら
- すりおろして焼く
- 炊き込みご飯
といったようにして、形を変えてみるのもよい方法です。
子どもの好きな食材と一緒に出してみてもいいですね!
今朝は野菜嫌いの5歳がなぜかキュウリを食べたがったので(いいぞ……その調子だ……)と思いながらキュウリスティックとハムを出しました。むしゃむしゃ食べていました。
— SYROMID (@syromid) April 7, 2021
もしおやつ用に調理すると食べてくれる!という場合もあります。
そういった場合など、味付けを甘くして、子供のおやつに出してあげてもよいでしょう。
③ジュースやお菓子にする
嫌いな野菜を野菜ジュースにする方法もおすすめです。
野菜の食感がどうしても苦手というお子様も増えています。
野菜ジュースなら飲めるという場合もあるので、ジュースにしてみましょう。
野菜が全くダメでも、野菜ジュースが飲めるなら、栄養上問題ないとされています。
焦らずに、試せるものを試して、子供の苦手を克服してあげましょう。
この時ポイントなのは、市販の野菜ジュースではなく、フルーツなどと一緒にミキサーにかけた野菜ジュースがおススメです。
市販の野菜ジュースは甘すぎるので、それになれてしまうと、手作りのジュースは飲まなくなってしまいがち。
ミキサーなど便利なものを手に入れてチャレンジしてみるといいですね。
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また、お菓子などに野菜を混ぜ込むのも一つの方法です。
ケーキなどのお菓子なら食べてくれることもありますので、お菓子以外食べない!と悩むときは一度挑戦してみて下さいね!
④カレーやハンバーグに混ぜる
カレーやハンバーグが苦手な子供は少ないと思います。
カレーと一緒なら食べれるというケースも多いので、具材を小さくしてあげてカレーにしてみるとよいでしょう。
今、5歳の次女の育児が毎日辛い。
今朝は子供の為に朝からカレーを煮込んだ。野菜嫌いの次女の為に、ナスを微塵切りにし、愛情を込め柔らかく煮込む。
お母さん!カレー今迄で1番美味しい!いつもこれにして!と大喜びの次女。
良かった💕と優しい笑顔の私。ヒーッヒッヒッヒーッヒッヒッヒッ pic.twitter.com/pI4OFMQ6rF— kao (@kao32960389) August 6, 2021
具材が大きいと、せっかくの作戦が台無しになる恐れがあるので、小さくして野菜の存在を消してから、少しずつ大きい野菜に挑戦していくというステップを踏むとよいですね。
⑤オシャレな盛り付けにする
野菜が嫌!という子どもにありがちなのは、見た目がオシャレじゃなかったり、美味しそうじゃなかったりと、大人から見たら「そんなことで?」と思う事もあります。
そういった事が原因だった場合、おしゃれな盛り付けだったり、美味しそう!ってなると案外食べてくれることもあります。
個人的にはお寿司ケーキのように華やかにするのもおすすめです!
野菜ケーキ寿司中が良く見えなかったのでアップと切った写真をお届けしますね。 pic.twitter.com/89A07oHREl
— フラBBA (@BBA2251) December 24, 2020
一緒に手作りすると、より子どもが野菜に興味を持ってくれて、食べるきっかけになりますよ!
5歳が野菜を食べるようになるコツ
5歳の子どもがなかなか野菜を食べない。
毎回作っても食べないと困りますし、何よりも落ち込みますよね。
ただ、諦めるのはまだ早い!
色々なコツを使って、食べられるようにしてみましょう。
楽しく食べられる環境づくり
野菜を好きになってもらえるように、楽しく食べられる環境づくりをしてみましょう。
例えば、家庭菜園をして野菜を収穫するという環境を作ってみるのも一つの方法です。
8月中旬から皮がかたくなり、辛さも出てしまったシシトウ🔥真っ赤に熟しています。
毎日採れるので、イチゴの頃から赤い実を採ることを覚えた子どもが喜んでいます👶
この畝はタマネギを植える計画。まだまだのんびり。#シシトウ#赤いシシトウ#家庭菜園#屋敷畑#有機野菜#無農薬 pic.twitter.com/44Hp1E0H5M— 農ラ (@4tsubo_hatake) September 2, 2021
自分で育てた野菜、自分で収穫した野菜はおいしく感じるはずです。
また、家族がおいしそうに野菜を食べている姿を見ていたら、自然に食べれるようになったという人もいます。
子供の時は苦手でも、大人になったらいつの間にか食べれるようになったというケースも多いので、子供のタイミングで無理なく続けていくことが大切です。
一口食べたらOK!にする
「継続は力なり」という言葉があるように、欲張らず一口食べたらOKにしましょう。
子供にとっては全力で頑張った一口なのです。
「よく頑張ったね」「偉かったね」という言葉をかけて、次も頑張ろうと鼓舞してあげましょう。
そうすると、子供も頑張った自分をほめてくれた。
また頑張ろう!という気持ちになってくれるので、よいサイクルになっていき、野菜嫌いを克服できるでしょう。
残しても頑張った姿勢を褒める
全部食べ切れなくても、一口でも口にしたらOKにしても大丈夫です。
本当は一口を食べ切ってほしいところですが、子供からしたら絶望的な一口なのかもしれません。
頑張っている子供を汚すのではなく、しっかり褒めることが大切です。
嫌なものを口の前に運ばれてくるだけでも嫌なことなのですから、たとえ残しても口にする行動をとっただけでもほめてあげましょう。
小さく切ってからお皿に乗せ、「頑張って食べてくれると嬉しいな」と応援してみましょう。
今日はダメでも明日はどうなるかわかりません。
根気よく続けてみましょう!
青汁・野菜チップスなどに頼ってもOK
市販で野菜不足を補える補助食品やお菓子が売られています。
例えば青汁や野菜チップスなどです。
大人になっても野菜が苦手という人も利用しているので、子供にもぜひ利用してほしいです。
野菜チップスは自宅でも作れるので、カリカリサクサクで少し甘い味付けにしたら食べれるようになったという人も多いです。
ポテトチップス感覚でやめられなくなるほどのおいしさなので、これで野菜を食べて自信をつけてもらい、野菜嫌いの克服へとつなげられるステップにできるとよいですね!
青汁はカレーなど料理に入れて煮込んでしまう、という人もいますし、他のフルーツに混ぜて飲んだりする家庭もあります。
青汁は子ども向けのもありますので、ぜひ一度試してみる価値はありますよ!
\子どもも美味しく野菜が取れるのはこちら/
無理やりあげないように
無理やり野菜を食べさせると、子どもによってはトラウマになってしまい、野菜が一切ダメ!になってしまうこともあります。
私は5歳くらいの頃、嫌いだった野菜を無理やり口に押し込まれてから20年経っても未だに野菜嫌いです。
野菜をまともに食べられるようになったのは25歳です。
食という人生の楽しみをアホな大人に奪われました。
未だに大勢の食事が苦手です。
「その年で好き嫌いするのか?!」と言われるのが嫌で。 https://t.co/x2BGXJIaAS— enarih@恋愛大学 (@truth_1026) July 18, 2021
子どもの頃の辛い記憶は繊細に残るものです。
子どものその後が大変にならないよう、少しずつでいいのでお子さんと一緒に食べられるように挑戦してみましょう!
野菜を変えてみるのもコツ
もし子どもが野菜を嫌い、という場合、野菜の味が好きになれない、ということもありますが、味覚が敏感で、本当に美味しいものしか食べたくない、という場合もあります。
5歳「野菜嫌い!食べたくない!」
うるさい人「それは本当に美味しい野菜にまだ出会ってないからだよ」— くろ (@tk_345p) April 10, 2021
こんな時、野菜を無農薬や自然栽培のものに変えると、「美味しい!」と食べる事もあります。
私は野菜を変えたら、茹でただけの野菜などをマヨネーズだけで食べる事もありました!
お試しなども利用して、子どもがどう反応するのかを試してみるといいですね!
5歳が野菜を美味しく食べるレシピ
5歳の子どもが野菜を美味しく食べてくれる。
そんな魔法のレシピがあったら嬉しくて作っちゃいますよね。
そんなレシピをいくつか紹介します!
①子供大好き野菜たっぷり無水ドライカレー
こちらのメニューにはたくさん野菜が入っています。
でも、具材を細かくすることで野菜の存在感が消され、カレーのおいしさ、野菜の甘みが引き出され、子供向けのおいしいレシピになっています。
子供が好きな目玉焼きも添えると、視線が分散されて、抵抗も減り食べてくれるでしょう。
→ 子供大好き野菜たっぷり無水ドライカレー by モチコkitchen
レシピ②野菜嫌いの子供もたべる!春巻き
中華風な味付けは、大人も子供も大好きです。
春巻きのパリパリ感で、中の野菜もおいしく食べてくれるはずです。
野菜は細かくして、何かと交換してもよいですね。
レシピ③野菜嫌いの子供がパクパク食べるクリーム煮
クリームも、子供が好きなレシピの一つです。
玉ねぎは、加熱するとトロトロとなり、野菜の食感が無くなるので、おすすめです。
溶けやすいジャガイモも甘くなるのでいいですね!
→ 野菜嫌いの子供がパクパク食べるクリーム煮 by みーにゃminya
野菜嫌いな子供も食べられるハンバーグ
王道メニューのハンバーグ。
こちらも作り方次第で野菜をたくさん食べられるようになります。
ポイントは「ミキサーを使う」ということ。
これだけで野菜くささもなくなるので、食べやすくなること請け合いですね!
→ 野菜嫌いな子供も食べられるハンバーグ by ☆kyyyy☆
おわりに
すべての子供が、野菜が好きというわけではなく、嫌い・・・苦手という子供の方が多いです。
対策や解決法は無理矢理に大人の都合で食べさせるのではなく、子供のペースに合わせて取り組んでいきましょう。
とにかく自信をつけさせて、食べることの楽しさを伝えてあげることが大切です。
どうしても食べれない・・・という場合は、何かのアレルギーに反応しているのかもしれないので、検査してみるのも解決につなげられるかもしれません。
無理せず急がず、子供に合わせて取り組んでいきましょう。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!