子どもが何歳かに関わらず子育てをしている皆様。
本当に毎日子育てお疲れ様です。
忙しい子育てをしていると、つい「子どもにキツイ言い方をしてしまう」ことがあると思います。
私も現在子育て中ですが、今でも子どもにキツイ言い方をしてしまう時があります。
そこで、子どもにキツイ言い方をしてしまった時の対処法や言ってしまう原因について、私の経験をふまえながら紹介していきます。
子どもにキツイ言い方をしてしまう時の対処法
子どもにキツイ言い方をしてしまった。
そんな時「言ってしまった...」と落ち込みますよね。
ただ、つい同じことを繰り返してしまいがちなのが感情の怖い所。
どう対処したらいいのでしょうか?
まずは距離を取る
子どもにキツイ言い方をした時、私が実際に行ってとっても効果的だったのは
「距離を取る」ことです。
これは
・自分の気持ちを落ち着かせる
・キツイ言い方となり続けるのを防ぐ
ことができるので、非常に効果的な方法でした。
距離を取ることで自分の気持ちをクールダウンすることができるので、「言いすぎてしまう」事を防ぐことができます。

距離の取り方としては簡単です。
あなたとお子さんが別々になれるように
・隣の部屋、ベランダ、庭に移動する
・外に行く
などがやりやすいと思います。
ただ、お子さんの性格によってはあなたは冷静になる為に距離を取ろうと外出したけど
「お母さんを怒らせたから出てっちゃった!」
とパニックになる場合もありますので、そういうお子さんの場合は隣の部屋などの「お子さんがお母さんの存在が分かる範囲」で距離を取ってください。
また、ママの言葉がわかる年齢になってきた場合は、
「ママ、ちょっと今怒りすぎてしまうから、ちょっとクールダウンしてくるね」
と伝えてあげると、余計に不安がらずにすみますし、安心してクールダウンすることができます。
もしそれでも不安がるようであれば、動画などを見せて、その間に別室でクールダウンする事をお勧めします。
私はこの方法でだいたい一人になることができました。
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深呼吸して落ち着く
子どもに対してキツイ言い方をする、怒る時のイメージってどんなものでしょうか。
・大きな声になる
・早口になる
・呼吸が荒くなる
という感じではありませんか?
呼吸が荒くなっている時は、体、脳、心が興奮状態になっているといわれていますので、これを落ち着かせるために、「深呼吸」をするようにしましょう。
深呼吸をすると体、脳、心にも新鮮な空気が入りますのでリフレッシュでき、落ち着ける効果があります。
ここで深呼吸という名から「深く呼吸する」のは皆さんお分かりかと思いますが、落ち着くための深呼吸の仕方をご存じでしょうか?
落ち着くために深呼吸するには
- 息を完全にはききった状態で、鼻からゆっくりと息を肺にいっぱい取り込むように吸う
- 時間をかけて吸い込んだ空気を口からはく
これを5回ほど続けてください。
ポイントは息を吸う時は「鼻から5秒だったら、はく時は口から10秒」というように、吐く時にゆっくり時間をかけるようにしましょう。
少しずつ、落ち着いてくれば、キツイ言葉を投げかける事も少なくなりますよ。
別の事をして冷静になる
こちらは①の距離を取るに似ていますが、
「別の事をして冷静になる」という方法も、子どもにキツイ言い方をした時の対処法になります。
キツイ言い方をした時に距離を取るのが「目の前から離れる」という視覚的なものだとしたら、「別の事をして冷静になる」のは
・子どもにキツイ言い方をした自分からいつもの自分になる切り替わるため心身的な方法
といえます。また
・必要以上にキツイ言い方をしたことにとらわれない
・キツイ言い方がヒートアップするのを防ぐ
ことにも繋がるので、
・ご飯の支度をする
・掃除をする
・好きな動画やTVを見る
という感じで、なんでもいいので、集中したり、没頭できる事をして冷静になりましょう。
気分転換する
「あ~、言い過ぎちゃった」
「あんなにひどく言うつもりなかったのに...」
子どもにキツイ言い方をしてしまった後は反省したり、落ち込んだりしますよね。
反省する・落ち込むというのは気分が暗く沈みがちです。
こうなるのは当然ですし、仕方がないといえますが、あなたがずっと落ち込んでいたり、沈んだりしていると子どもは敏感にあなたの様子を感じ取ります。
そしてあなたのそんな姿を見て、子どもはあなたを怒らせてしまったと強く感じる事があります。
また、あなたを怒らせないように必要以上にいい子になったり、あなたの顔色を伺うようになるので、キツイ言い方をしてしまったのを過去の出来事として「気分転換」をしてください。
気分転換の仕方は
・お茶やスイーツを楽しむ
・好きな映画や動画を見る
など何でもいいです。
気分が変わってあなたがいつもの様子や笑顔が出るようになれば、子どもは
「ママがいつも通りになった」
「ママが笑った」
と安心感を得られますので、子どもにキツイ言い方をしてしまった時はその事に囚(とら)われないようにする為に気分転換をしてみましょう。
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子どもに出来るだけ早く謝る
子どもにキツイ言い方をしてしまったら、出来るだけ早く謝りましょう。
「子どもの言動が悪い!私は注意しただけ」
と思うかもしれません。
しかし、相手があなたの子どもだからというのではなく
「キツイ言い方」
にポイントをおいて考えてみてください。
もしあなたが誰かにキツイ言い方をされたらどう感じますか?
悲しくなったり、傷つきませんか?
キツイ言い方をされたら、子ども、大人関係なく誰もが悲しいし傷つくでしょう。
そして、相手を悲しませたり、傷つかせてしまったらどうしますか?
「ごめんなさい」と謝りますよね。
このポイントをふまえて、キツイ言い方をした相手がとあなたの子どもであっても
「悲しんでいる、傷ついている相手がいる」
という事実は変わりません。
まずお子さんにキツイ言い方をしたことを謝りましょう。
そうすれば子どももホッと落ち着きます。
その後は笑顔で抱きしめてあげてくださいね。
子どもにキツイ言い方をしてしまう原因は何?
子どもにキツイ言い方をしてしまう。
好きで言っているわけではないんですが、苦しいものですよね。
それにはどんな原因があるのかを考えてみました。
ママのストレスがたまっている
子どもの事、家庭の事、お仕事をされているママさんならお仕事の事。
自分がママという立場になって感じたのは
「なんてストレスが多いんだろう!」ということです。
ストレスが1つずつ出来てその度に解消が出来ていればたまらずにいられますが、一度にストレスがやってきたり、大きなストレスを抱えると解消するのが難しいものです。
ストレスがまた耐えられるほどの小さいものや少なければ問題はそうありません。
これが大きい、強い、たまりにたまった状態となると、いつ「ドカーン!」と爆発するか分からず常にイライラしている状態となってしまいます。

普段なら気にならないことが気になってキツイ言い方をしてしまうんですね。
子どもへの期待値が120%ある
あなたはお子さんに期待をしていますか?
そしてそれはどのくらいのものでしょうか?
もしあなたのお子さんに対する期待値が120%といえるような大きいものだと、思っている姿と子どもが違う場合、そのギャップこそが
「キツイ言い方をしてしまう引き金」となります。
あなたが育てているならお子さんはあなたの子です。
ただし、100%あなたではありません。
もし100%あなたと同じお子さんなら、あなたの期待に120%応えられるかもしれません。
しかし、子どもと親は別の人間です。
ただ、子どもへの120%といえるような期待値は、子どもはもちろん、親もイライラする元凶になってしまい、お互いにストレスが溜まってしまいます。
子どもとタイプが違う
これも子育てあるあるな話です。
・お子さんはのんびり、ママであるあなたはせっかち
・物事をする時にお子さんはじっくり説明書を読みながら取り組む、ママはサッと説明書を読んで行う
というように「お子さんとあなたのタイプが違う」と考え方や捉え方が違うので、時としてイライラして、ついキツイ言い方をしてしまいがちとなります。
タイプが違うとイライラする気持ちは分かりますが、キツイ言い方をしそうになったら
「これはこの子の個性なんだ」
「私はこうするけど、この子はこうするのがやりやすいんだ」
と一呼吸おいて、お子さんをみてください。
そして見守ってあげて下さい。
そうする事であなたはキツイ言い方をする回数が少しずつでも減らせます。
そして、お子さんはあなたからキツイ言い方をされずに、自分のやりやすい方法で出来るので自分に自信をもったり、自己肯定感を育む効果を期待できます。
更年期障害など自身の体の不調なことも
これは私の経験なのですが、更年期障害を患った時、子育て真っ最中でした。
更年期障害の症状の1つに「イライラする」というのがあります。
更年期障害を患っていた時、私は常にイライラしていました。
しかし何にイライラしているか分からないといった感じだったんです。
イライラの原因は分からない、だけどイライラする。
そんな状態で日々を過ごしていたので、子ども達に
「まだ支度していないの?早くしないと学校に遅れるでしょ!」
「決めていた食器の片付けのお手伝いを何でしないの!」
「早く寝なさい!明日またママが起こさないといけなくなるでしょ!」
というように「キツイ言い方をしているのが常」となっていました。
そんな状況になると私はイライラが止まらない。
子ども達は私を怒らせないようにピリピリしてしまうという悪循環が続いた時、私はふと「もしかして更年期障害じゃないだろうか?」と考え、婦人科を受診しました。
医師に普段の私の症状や常にイライラしていることを話すと、結果ははやり更年期障害で投薬治療を始めたら直ぐにイライラが治まり、子ども達にキツイ言い方をすることがグッと減りました。
今は更年期障害の治療は終わり、常にイライラしている状態はなくなりましたが、もしも私と同じように
・わけもなくイライラする
・何をしていてもイライラが続く
といった場合は、一度婦人科を受診してみるのもありかもしれません。
原因は色々とあると思いますが、自分はどれなのかをチェックしてみると、自分に合った解決法が見つかるかもしれません。
子どもにキツイ言い方をしてしまう時の解決法
子どもにキツイ言い方をしてしまった時、どう解決したらいいのでしょうか?
色々な解決法があるかと思いますが、ここでは3つの解決法をご紹介します。
ママ自身の時間を作る
ママだから当たり前と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもができると
「ママ自身の時間」
はなかなか作りづらいのではないでしょうか。
更に、
・パートナーさんや子どもは自分の好きなことを楽しんだり、思い思いに過ごしているのに、私は子育て、家事に大忙し!
・子育て、家事、仕事。いつも忙しくて私の時間なんて皆無。
となると「私も自分の時間が欲しい!」と感じるようになるのは当然だと思います。
だからこそ、ママ自身の時間を作ってみましょう。
ママ自身の時間があることは、日々の生活でできたストレスを和らげる効果がありますし、充足感や幸福感を感じられます。
ストレスを和らげ、充足感や幸福感を得られれば心に余裕が出てきますので、子どもにキツイ言い方をすることを減らすのに繋がります。
ママの思いや希望を伝える
お子さんにキツイ言い方をしてしまった後
「どうしてあんな風に言ってしまったんだろう?」
「あんな風に言うつもりはなかった・・・・」
と反省したことありませんか?
あなたがそう思っている時、恐らくお子さんも
「どうしてあんな言い方したんだろう?私・僕の何が悪かったんだろう?」
と思っているでしょう。
だから、あなたの気持ちが落ち着いたら
「あのね、本当はこういう風に言いたかったんだけど、どう思う?」
とお子さんと話し合ってみてください。
そうするとお子さんも「あ、ママはこういう事が言いたかったんだ」というのが分かります。
そして、お子さんに謝って、お互いの本意を確かめることで「この一件はこれで終わり」と完結出来るので「親子間に妙なしこりが残らない」のです。
手紙を書く
これは私の体験談ですが、面と向かって言おうとすると、なかなか言えない事もあります。
子どもも大きくなってくると、素直に親の話を聞けない事もあるくらいです。
そういう時は、手紙を書いて伝えてみるのも一つの方法です。
我が家の場合は、私は言葉だけではなく手紙で子どもにキツイ言い方をしてしまった時に伝えたかったことを書いて、子どもに渡す時があります。
子どもに手紙を書くことで「私が伝えたかったこと」を落ち着いて考えられます。
文章にすることで「あ、私はこんな風に感じていたんだ。じゃあ、あんな風に言うんじゃなかった」と気づけるので、良かったら試してみてください。
周りに頼ってみる
子どもにキツイ言い方をしてしまった時は辛く感じるでしょうし、自分を責めることもあるでしょう。
また原因について「誰かに話したい、相談したい」と思うかもしれません。
もしそう思ったのなら
・パートナーさん
・ママ友さん
・学校や幼稚園・保育園の先生
どなたでも構いませんので、あなたの周りの話しやすい・相談しやすい人に相談してみましょう。
誰かに話す、相談することで1人で抱え込まずに済みますし、あなたが考えなかった対処法や解決法が見つかるかもしれません。
もちろん、毎回根本的な解決になるとは限りません。
けど1人で抱えこんで、ネガティブになっているよりも話すことで心の負担が軽くなるし、「私もそんなことあったよ。」と共感してくれる人がいると思います。
誰かに頼っても大丈夫です。
もし、近くに頼れる人がいなかったら、話を聴いてくれるサービスを利用するのも一つの方法です。
ココナラは会員登録が無料なので、登録しておくといざという時、同じような経験をした人や専門のカウンセラーに話を聞いてもらうサービスが利用できますよ!
おわりに
子どもにキツイ言い方をしてしまう。
子育てをされている方なら誰もがしてしまうことです、
しかし、原因を知り解決法を知るだけで、イライラする機会を減らすことができます。
私も子どもにキツイ言い方をしてしまった時の対処法や原因を知ってから、子どもに対しても自分に対しても前よりも楽にフォローできるようになったし、「大丈夫」と感じられるようになりました。
自分が背負っている荷物もぜひ、軽くするようにしましょう。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!