ついにアニメ2期「鬼滅の刃遊郭編」が始まりましたね!
強敵な上弦の柱との戦いとなりましたが、この中でも特に強かったのが「ぎゅうたろう」こと妓夫太郎ですね!
炭治郎達が今回闘う事になる上弦の鬼、妓夫太郎。
戦いを見るとめちゃくちゃ強いんですよね!
では、なぜ炭治郎達に負けてしまったのでしょうか。
今日こちらの記事では
- ぎゅうたろう(鬼滅の刃)が強いのに負けた理由は
- ぎゅうたろう(鬼滅の刃)のかわいそうな過去
- ぎゅうたろう(鬼滅の刃)について
- ぎゅうたろう(鬼滅の刃)と堕姫との関係
- 鬼滅の刃遊郭編について
お得な情報もありますので、ぜひ最後までご覧くださいね!
ぎゅうたろう(鬼滅の刃)が強いのに負けた理由は
上弦の陸として炭治郎達の前に立ちはだかった「妓夫太郎」
堕姫と共に「上弦の陸」として、これまで幾度となく鬼滅隊を倒してきた上弦の鬼ですが、最期は炭治郎達に倒されてしまいましたね。
これには堕姫はもちろんのこと、妓夫太郎本人も最後までできませんでした。
なぜこれほどまでに強い妓夫太郎が負けてしまったのでしょうか。
強さゆえの油断
妓夫太郎は上弦の陸として、炭治郎達と闘う前に、多くの鬼滅隊を倒してきました。
なんと柱とも戦ったことがあり、実に15体もの柱を倒してきたと言います。
そのような実力を持つ妓夫太郎は、自分の強さに絶対の自信を持っていました。
攻撃方法も多彩、かつ戦いに関する頭脳も長けていたため、炭治郎達は苦戦を強いられることになりました。
そんな「戦いのセンス」だけでは語れないほどの強さを持つが故に、相手を格下に見ていたことがうかがえます。
その証拠に、トドメがさせる瞬間は十分にあったものの、相手を罵ったりするためにあえて攻撃の手を止めています。
本人にも気づくことができない「強さゆえの慢心」が、炭治郎や宇随天元に勝利の可能性を見出され、倒されてしまったのでしょう。
相手の予想外な攻撃
妓夫太郎は堕姫と共に戦いをするスタイルが主流。
堕姫に指示を出し、時にピンチになった際は素早く駆けつけて妹を救うほどの戦いのセンスの持ち主です。
そんな妓夫太郎は、もちろん柱である宇随天元に対しても、炭治郎に対しても、有利に戦いを進め、一度は宇随天元も炭治郎も倒したと思われました。
しかし、毒殺したと思っていた宇随天元の作戦にハマり、「譜面」と呼ばれる天元独自の戦法と、炭治郎たちの決死の攻撃により破れる事になってしまいます。
これには妓夫太郎も堕姫も、なすすべがありませんでした。
性格が災いした
妓夫太郎は元々、貧しく虐げられた生活を虐げられていました。
そのため、才能にあふれていたり、外見が良い人など、自分にはないものを持っている人に対して、罵ったり、蔑むことで自分の自尊心を保つようにしていました。
そんな性格もあってか、宇随天元が倒れ、炭次郎も満身創痍になった時、妓夫太郎は炭次郎に対してひどい言葉を投げかけます。
ある意味その時間を与えることで、炭次郎に反撃のチャンスを与えてしまう事になってしまい、それをきっかけにして炭次郎達は妓夫太郎と堕姫を倒すことができました。
妓夫太郎が勝ちにこだわり、とどめを刺すことができていれば、自分たちがやられることはなかったはずです。
人間でいたころに虐げられていた時に生まれた劣等感が勝利の光を閉ざしてしまったんでしょうね。
ぎゅうたろう(鬼滅の刃)のかわいそうな過去
救いようのないほど残虐な殺戮を繰り返す上弦の鬼ですが、実は鬼である妓夫太郎も、元々は人間だったため、人間でいたころの過去があります。
そして、実を言うと、上弦の鬼である妓夫太郎も、かなりかわいそうな人間の過去があるんです。
だからこそ鬼舞辻無惨や他の上弦の鬼の目に留まり、鬼として生きるよう声をかけられたのではないでしょうか。
そんな妓夫太郎のかわいそうな過去についても紹介します。
生まれる前から疎まれる存在
妓夫太郎は遊郭の最も劣悪な環境の中産まれました。
生まれても親から喜ばれることなく、むしろ食い扶持を減らすために、生まれる前から殺されかけた事もあるほど、愛に飢えた幼少時代を送っていました。
実の母からも疎まれる位の醜い外見に、生まれてからも殺されそうになる事で、自分が「必要とされていない」「疎まれている」と言う事に気付いています。
劣悪な環境下の中、風呂にも入れさせてもらえない彼の頭には常にフケがあり、疎まれていたために、満足に食べる事もできませんでした。
そのため、虫やネズミを食べて生き長らえる毎日を送っていました。
遊び道具は、どこかの客が忘れていった鎌。
幼少期から、信じられない生活を送っていました。
そしてそのうち遊郭に訪れる客たちから取りたての仕事を始める事になります。
生きていくために必死だったため、自然と強くなっていったのでしょうね。
妹の死から鬼へと
そんな生活を送る妓夫太郎の人生を変えたのは、妹が生まれた事でした。
「梅」と名付けられた妹は、周りがたじろぐほどの美貌の持ち主。
妹の存在を自慢に思う妓夫太郎は、取り立ての仕事をしながら、梅にたくさんの生きる術を教えていきます。
「奪われたら奪え」と。
皮肉にもこの教えを忠実に守った梅には、悲劇が訪れるのも知らずに・・・
妹との別れ
梅はある時、侍の目を突いて大けがをさせてしまいます。
そして悲しい事に、梅はその報復として生きたまま縛られて焼かれてしまいます。
妓夫太郎は仕事に行っていたため、この惨劇を止めることができませんでした。
そして妹が死ぬ寸前にかけつけ、妓夫太郎本人も殺されそうになりますが、恨みを込めて返り討ちにします。
しかし息絶える時に出会った童麿から鬼になる事を提案。
そして妹の命を救うため、この不条理な世の中に復讐するために鬼となり、上弦の陸として多くの人の命を奪っていきました。
悲しい過去がある二人ですが、妹への想いから鬼となったのですね。
堕姫との関係
妓夫太郎の妹、堕姫。
帯の波状攻撃で炭治郎たちを苦しめた上弦の陸ですね。
一心同体で戦っていた妓夫太郎と堕姫。
二人の関係も気になる所ですね。
自慢の妹
妓夫太郎にとって、妹の梅は自慢の妹でした。
周りから蔑まれ、忌むべき存在として扱われた妓夫太郎にとって、周りがたじろぐほどの美貌を持った妹は、誇るものであり、守るべき存在として大切な相手でした。
そしてその思いを梅もしっかりと受け取り、兄の言う事をきちんと守るようにしていました。
不条理な世の中で妹の存在だけが光りであり、誇りであったんですね。
蔑むこともあり、敗北時には責め立てていた
妓夫太郎は梅と共に鬼になり、梅は「堕姫」と呼ばれ、実に多くの柱を倒し、多くの人たちを殺めてきました。
あれだけ大切に思っていた堕姫の事も、いつしか感情が歪み、蔑む事や罵ることもありました。
愛情の裏返し、とも取れるようですが、梅にも無意識に劣等感を感じていたのかもしれませんね。
炭治郎たちに倒されてしまった時も、妹に対して「お前の存在が・・」と罵っていました。
本心ではないものの、心のどこかで思う事があったのかもしれません。
地獄まで離れないと誓った
しかしそんな兄妓夫太郎に対し、堕姫は絶対の信頼を寄せていました。
お互いに罵声を浴びせたのも、兄弟故の甘えがあったのかもしれません。
炭治郎たちに倒され、地獄に行く時、あえて妓夫太郎は同じ苦労はさせないと、堕姫とは離れて逝こうとします。
「自分がいなければ、それ相応の環境に応じて、幸せに過ごしていたはずなのだから」
梅の人生が哀しいものとして終わったのは自分のせいだと、そう思っていたからこそ、「これ以上一緒にいてはいけない」と思ったのでしょうね。
しかしそんな兄に向かい、堕姫は叫びます。
「ずっと一緒にいるっていったじゃない!絶対離れないんだから!」
ツライ人生の中で唯一の味方であった妓夫太郎。
「家族」と思い慕っていた瞬間が垣間見えた場面ですね。
二人は共に地獄へと歩いていきました。
鬼は成仏することはないので、転生することができなかったのですが、きっとあの世でも一緒にいる事でしょう。
おわりに
今日は妓夫太郎と堕姫との関係などを始め、遊郭編の重要なキャラクターにもなりうる妓夫太郎について書いてみました。
どんな風に戦いが描かれるのか。
「鬼滅の刃遊郭編」は現在放送中です!
ぜひアニメで一度見てみる事をお勧めしますよ!
今日も最後まで見て頂き、ありがとうございました!