子育て

小1の子どもが片付けできない時イライラしないコツ!一人で出来る方法も

お子さんが小1になって学用品が増えたけど片付けが出来ない。

片付けの仕方を教えたのに小1のウチの子どもは片付けられない。

こんな風に悩んだり、片付けられなくて散らかった状態を見てイライラして「片付けなさい!」と怒ったことありませんか?

小1のお子さんにいきなり「アレもコレも全部片付けなさい!」とするのは無理があります。

しかし、コツを覚えるとお子さんが自分で片付けられるようになりますし、ご家族の方も「片付けなさい!」とイライラしなくなります。

今回はそんなコツやイライラしない心構えをご紹介します。

小1の子どもが片付けできない時どうする?

子どもが小1になったのに、なかなかうまく片付けができない。

目の当たりにすると、心配にもなりますよね。

小1のお子さんが片付けできない時、ただただ「片付けなさい!」と言っても解決しません。

なので、小1の子どもが片付けできない時に片付けできるようになる方法をお知らせしますね!

自分の物という認識を持たせる

幼稚園、保育園まではご家族の方が準備や片付けをすることが多かったお子さんの片付け。

小1になったのをきっかけにお子さんに片付けさせようとしていませんか?

実は、お子さんにとっては、それまでご家族の方がメインで用意や片付けていたので「自分の物という認識が薄い」ものとして認識しているものなんです。

 

自分の物という認識がないとそばに置いてあっても片付けようという意識も低くなるんですよね。

そのため、おもちゃなどが片付けずにそのままだったりするんです。

しかし「これは自分の物」という認識が出来ると、

これは自分の物だからきちんと片付けよう、管理しよう

という認識が生まれてきます。

小1のお子さんなので「これは自分の物だから片付けよう」という認識を持つのに多少時間はかかると思います。

ただ、この認識がないと「片付けなさい!」と言われても片付けにくいもの。

まずは

「おもちゃは自分の物で、片付けるのも自分なんだよ」という意識をお子さんに持たせるよにしてみましょう。

片付けできない理由を尋ねてみる

案外、小1も、片付けできない事に何も疑問を持たない事が多くあります、

そういう場合、片付けない事を怒られるのが、なぜいけないかがわからない事が多いんです。

小1のお子さんが片付けできない時、「片付けなさい!」とする前に

どうして片付けできないの?」と理由を尋ねてみてください。

小1のお子さんの答えとしては

・まだ遊びたい
・後で片付けようと思った
・どこに片付けていいか分からない

というものが多いと思われます。

子どものこうした片付けない理由が分かれば、次は解決法を見つけるだけです。

もし小1のお子さんの片付けできない理由が、上の3つの理由だった場合、まだ遊びたいのであれば

〇〇が好きなTVの時に片付けないといけないから、ゆっくりTV見れないよ。今のうちに片付けておけば、ゆっくりTVが見られるよ」

後で片付けようと思ったという答えなら

「じゃあ30分したら片付けようか?忘れないようにタイマーしとくね。」

どこに片付けていいか分からないと言った時は

じゃあ、どこに片付けていいか一緒に考えてみよう。

と話して実際にタイマーをかけたり、片付け方を考えたりしてください。

紹介した子どもが片付けない理由はどれも、子どもらしいよくあるものですし、いつもいつもとなれば、つい

そんなこと言ってないで、サッサと片付けて!

と言いたくなる気持ちも分かります。

でも、ご自分が小1だった時のことを思い出してみてください。

あなたが小1だった時に片付けできないことってありませんでしたか?

ご家族に「片付けなさい!」と言われたことありませんか?

もしもこうした経験がおありなら、あなたがお子さんに「片付けなさい」と言っているのは、昔の小1の自分が言われていたことであり、あなたと同じ片付けられない理由を責められているのと同じです。

どんな形であれ、小1のお子さんに片付けられない理由を見つけられると、どこに躓いているのかがわかるようになります。

ですから「片付けなさい!」と言う前に、小1のお子さんの片付けられない理由を尋ねて解決法を見つければ、お子さんにもあなたやご家族の方にも良い結果を得られるのではないでしょうか。

片付け係に任命する

幼稚園や保育園、そして小学校では保健係、体育係、プリント係という係があるのをご存知でしょうか?

案外この「係」に任命されると子どもが動く事が良くあります。

そこで小1のあなたのお子さんに「片付け係」を任命してみるのはどうでしょうか?

例えば新聞紙をきれいにたたんで古新聞置き場に置くという作業を子どもに教えます。

本人が「分かった!」と言ったら、

「では、○○ちゃん・○○君を新聞片付け係に任命します!」と言って係になってもらいましょう。

小1の子どもさんくらいですと、結構〇〇係というのが好きだったりします。

また「係を任された。頑張るぞ!」という気持ちが出てきたりもします。

つまり、この係が好きだったり、頑張るぞという気持ちが出てきやすい状況を作って、お子さんに「片付けの芽」が出るようにします。

片付けの芽が出てくれば、後は片付ける物の種類を増やして片付けに慣らしてその芽を育てていきましょう。

この係に任命するという方法は、実は私の子供達が幼稚園から小1までしていたもので、我が家の場合は新聞片付け係から始まり、玄関の靴、食後のお皿といった具合で仕事を増やしていきました。

仕事を増やしたことで「もう、嫌だ!」と言うのを予想したのですが、

私、片付け係だから絵本片付けたよ!

お庭の遊び道具を片付けておいたよ!

と自分から進んで片付けてくれ報告してくれるようになりました。

もし小1のお子さんが片付けできないと感じたのなら、一度「この片付け係に任命する」を試してみてください。

ただし、大人でも仕事をしたくないなと思うことがあるように、小1の子どもでも「今日はしたくないな」と感じることがあります。

そんな時はいつもより動きが鈍かったり、なかなか片付けないかもしれないけど「そんな日もある」と大目に見てあげてくださいね。

小1の子ども主体で片付け方を考える

小1の子どもがいて片付けが出来なかったら、あなたならどうするでしょうか?

こうやって片付けるのよ

と片付け方を教えたり、片付けしやすいようにラベルシールを貼ったりしませんか?

小1の子どもが片付け出来ない時に片付け方を教える、ラベルシールを貼って片付けしやすくするというのはよくある方法です。

ただ、こう自問してみて下さい。

その片付けの仕方やラベルシールでの区分けというのは小1のお子さん主体になっていますか?

片付けの仕方や区分けが小1のお子さん主体となっていなくて、あなたやご家族の目線でとなっていると、小1の子どもには片付けにくい場合があります。

つまり、

小1の子どもが片付けできるようにしていたつもりが、子どもにとっては片付けしにくくなっていた」となってしまうことがあるんです。

そうなると「片付けしにくいからしたくない=片付けできない」となりかねません。

片付けの仕方や区分けをする時は

小1の子どもを主体として片付けしやすい、片付けできる仕方や区分けを考える

ように心がけましょう。

つまり

「こういう風に片づけたら良いと思うんだけどどうかな?片付けしやすい?」

と声をかけ、一緒に考えていくようにしましょう。

少しずつお子さんが出来る片付け方を見つけられると思います。

片付けやすい家具でストレスフリー!/



イライラしない心構えは何?

私にも経験があるんですが、小1にもなって片付けができないとイライラしてしまうんですよね。

毎日何回も「片付けなさい!」と小1のお子さんに言っているとイライラ。

そしてご家族のイライラを子どもは敏感に察知しますので、家の中がピリピリした感じになってしまうかもしれません。

そんな風にならない為に、片付けられない子どもを前に、どんな心がまえをしたらいいのでしょうか?

「ここに入っていれば良し!」とする

これは私の子どもが小1の時に実際していた方法なのです。

実は私の子どもは片付けが大の苦手。

だから「片付けなさい!」と言ってもなかなかしないし、片付けたように見えても、よーく見ると片付いてないというタイプでイライラしていました。

けどイライラしたところで片付けが苦手なのが劇的に得意になるというものではありません。

そこでちょっと目先を変えて、大きめの箱を片付け用にあげて

この箱からはみ出さずに入っていたら良し!

としました。

そうすると散らかっていた物を箱に入れて片づけるようになりました。

ただし、箱の中はグチャグチャと入っています。

本来であれば

「きちんと整理してから箱に片付けてね」

と言うべきなのかもしれませんが、片付けな苦手のタイプは片付け前の整理も苦手といえますので、

「とりあえずここに入っていれば良し!」

という基準を作ったのです。

この基準によって我が子に「散らかった物を箱に片付ける」という片付けの大前提といえる部分が身につきました。

そして少しずつでも片付けが身につくようになるのを感じられたんです。

そして私も「ここに入っていれば良し!」という基準のお陰でイライラが減りました!

私の実体験からの「ここに入っていれば良し!」ルール。

一度試してみてはいかがでしょうか。

使ってない物、必要ない物は出来るだけ早く処分する

小1の子どもが片付けをする時、使っていない物や必要ない物があるのを見つけると、片付けはなかなか進まなくなります。

また、

ママ、これもういらないからどうしたらいいの?捨てていいの?

と聞かれ、それに対応したり「使ってないけどそこに置いておいて」と言ってしまうと、片付けが中途半端になったりもします。

そうなると子どもも大人も片付けが中途半端に終わってしまったというストレスやイライラがでてきます。

よく物が多いと片付けが出来ないと言われていますが、小1の子どもでも同じことが言えます。

そのため「使ってない・必要ない物がある」場合は出来るだけ早く処分して、子どもが片付けをしやすい環境にしましょう。

もし処分に困ったら、リサイクルショップなどに持っていくとお金になるのでお勧めです!

梱包や手続きが簡単にできるショップもありますので、ぜひ利用してみて下さいね!

片付ける場所を1カ所からスタートさせる

小1の子どもに「片付けなさい!」と言って片付けが出来る子は片付け力がある程度身についているといえます。

しかし、そうではない、または片付けが苦手な子の場合は

・どこを、何を、どう片付けたらいいか理解できていない
・片付けが苦手だからなかなか動かない

でしょうし、そんな様子を見てイライラすることがあるでしょう。

また小1の集中力というのは長くて30分ほどといわれています。

そのため、片付けていて途中で集中力が切れてしまい、イライラするのではないでしょうか?

こんな時は

「まず片付ける場所を1カ所からスタートさせる」のがおススメです。

小1でお子さんが片付けられない、または片付けが苦手な場合に「今すぐ片付けなさい!」、「全部片付けなさい!」といったところで、お子さんの容量を超えていますから直ぐには動けません。

そこで

まず教科書とノートを置いている棚を片付けよう

と片付ける場所を1カ所決めてください。

1カ所だけと場所を決めることで、小1のお子さんが「そこだけなら」とやる気が出るようになります。

更に小1の子どもの集中力は長くて30分前後と言われていますので、片付ける場所を1カ所だけにすると集中力がある内に片付けを終わらせられる効果があります。

そして子どもが1カ所だけの片付けに慣れたら、もう1つ、もう1つと1つずつ増やしてください。

1つずつ、1つずつと地道ではありますが、

確実に片づけられるようになってイライラをなくす

為には、この地道な方法が意外と役に立ってくれると思います。

自分で片付けできるようになるコツも紹介!

「片付けなさいと言わなくても、小1の子どもが片付けできるようにするにはどうしたらいいんだろう?」

こんなお悩みを抱えている方はいませんか?

小1の子どもが片付けできるようにするには、ちょっとしたコツがあるんです!

そのコツを3つご紹介します。

その子の片付け方に合った片付け方を見つける

これまでに

子どもを主体として片付けの仕方を考える

というお話をしました。

わが家の子ども達を例に挙げると

・上の子は仕切りやケースを使って細かく分類して片付けるのが得意

・下の子は仕切りやケースで分類して片付けるのは苦手

というように同じ親から生まれた子供であっても、片付けの仕方には得意・不得意があります。

そして細かく分類するのが苦手な下の子みたいな小1の子どもに仕切りやケースを渡しても、余計に片づけが苦手となりますので、片付けをさせる前に

ご自分の小1のお子さんに合った片付け方

をお子さんの様子を見ながら考えてみましょう。

お子さんに合った片付け方を見つけられれば、小1の子どもでも自分で片付けできるようなるのは意外と早いかもしれませんよ。

収納グッズを買うならジャストサイズを選ぶ

小1のお子さんが自分で片付けできるようにと収納グッズを買うことがあるかもしれませんが、買いに行く前に私がしておいた方がいいなと思い、毎回していることがあります。

それは

収納グッズを置くスペースを計る」ということです。

なぜなら、100円ショップやインテリアショップに行くと収納グッズが沢山売られていて、パッと見て

「これ小1の子どもの片付けグッズに良さそう」

と買ったけど、サイズが合わなくて使えなかったというのを防ぐ為です。

小1の子どもが自分で片付けられるようにする為には収納グッズも大切ですが、その収納グッズが使いやすくないとなかなか1人で片付けるのは難しいです。

だから、もし小1の子どもの片付け用収納グッズを買う時は、自分で片付けがしやすくなるように前もって収納グッズを置くスペースを計ってから買いに行きましょう。

ちなみに私は子どもが小1になってからは子どもたち用に収納グッズを買う時は

・あらかじめスペースを計るプラスメモ用紙に収納したい物や「こういう風に片づけたい」という図

をざっくり書いてこれを持って買いに行きます。

こうすることで「収納グッズが合わなかった!」を防げますし、ジャストサイズだから子ども達が直ぐに片付けできるようになりました。

ちょっとした一手間ですが、小1のお子さんが自分で片付けられるようになる為ですし、定規1本あれば出来ますから是非覚えておいてくださいね。

お道具箱でお片付け

あなたは「お道具箱」をご存知でしょうか?

お道具箱や幼稚園や保育園から小学校くらいまで使われている、のり、はさみ、色鉛筆といった細々とした物を入れる片付け用の箱のことです。

大きさは小さいものだとB5サイズ。大きいものだとA4サイズでフタがついています。

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お道具箱の良いところは2つあり、1つ目は子ども達が園や学校で使っているので身近で扱いやすい。そして2つ目は手元に置いておいてサッと片付けできます。

手元に置けるお道具箱があれば、ゲームやTVの途中でもサッと片付けることができますし、別の部屋へ持って行くのも楽です。

お道具箱は100円ショップや文房具屋さんで紙やプラスチック製が売られていますが、同じ大きさくらいのフタ付きの箱であればお道具箱として使えるので、

・小1の子どもが扱いやすくて片付けやすい大きさ

にポイントをおいて選んであげてください。

それからお道具箱の中についてですが、これはお子さんのタイプによって仕切ってもいいと思いますが、まずは自分で出来るように

「お道具箱の中に片付ける」

を大前提とし、フタをすれば中身は見えませんから慣れるまでは、「ここに入っていれば良し!」としましょう。

分類が苦手な子も使えるグッズを使う

片付け用の収納グッズって多種多様なので、

「小1の子どもが自分で片付けられるようにするにはどんな収納グッズがいいんだろう?」

「片付けられない小1の子どもに収納グッズを買ってあげたいけど、細かく片付けるのが苦手な子ども向けのってあるのかな?」

と思ったことありませんか?
私も子ども達が小1の頃にお片付け用収納グッズを色々と買いましたが、「おススメはどれ?」と聞かれた時に紹介しているのは

「取り外せる仕切りがついたケース」です。

これは100円ショップや収納グッズを売っている雑貨屋さんなどで色々なデザインやサイズが売られていますが、仕切りが取り外れるので

・細かく分類して片付けるのが得意な子、苦手な子の両方に使える

ので、片付けやすい収納ができます。

実際わが家の下の子が小1で上の子が小3の時に、この取り外せる仕切りがついたケースを

・片付けが苦手な下の子は仕切りナシで1つの物入れとして
・細かく分類した片付けが得意なので仕切り付きのまま

渡してみると、各々自分が片付けやすいように工夫していました。

私としても別々の収納グッズを買わなくて済みますし、見た目は同じ形なので収納グッズなので、片付けた後に部屋に統一感が出てスッキリ見えます。

もしも、小1のお子さんが自分で片付けられるようにする為に、何か収納グッズを買おうと思っていらっしゃるなら、まずは取り外せる仕切りがついたケースを手始めにするのが良いんじゃないかなと感じています。

他にもランドセルなど、収納スペースをしっかり決めておいて、最初は親と一緒に、少しずつ習慣付けていくのも今後のためにはいいですね!

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おわりに

小1の子どもが片付けできなくて困っている。

これは小1のお子さんがいるご家庭では多いと思いますし、我が家の子ども達が小1だった時、実際私も困っていました。

そして時には「片付けなさい!」とカミナリを落としたりもしましたが、少し見方や考え方を変えるだけで、

・小1のお子さんが自分で片付けられるようになる
・片付けできないお子さんへのイライラを減らす

ことが出来るようになります。

もしも「ウチの小1の子ども片付けできないんだよね」

となりましたら、今回ご紹介した対処法やコツをご参考にして頂けたら幸いです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!






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ゆかり
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