子育てには色々な壁が存在しますが、その中の1つ「小3の壁」や「9歳の壁」。
この壁で多くの親御さんが体験するのが「お子さんの反抗期」。
小3男子のお子さんの場合、口答えだけではなく暴れたりもするでしょうから、毎日イライラしてしまいますよね。
そんな小3男子の息子さんの反抗期の姿を見て「子育てを間違っているのかな?」と悩んでしまうこともあるでしょう。
そんなあなたの為に小3男子の反抗期への対処法や心構えをご紹介します。
小3男子にイライラする時の対処法まとめ!
小3男子のお子さんの反抗期。
うちにも小3男子いますが、本当に反抗期です😭 約束守らないし言い訳は「忘れてた」です😭 ちょうど私も育て方間違えたかなって悩んでいた所なのでコメントさせてもらいました。。。
— ❄️ぴょねす🐻❄️ERA mg♡ (@shioretapiichan) June 22, 2020
なかなか大変なのが小3の反抗期。
メンタルがくたびれたり、イライラしてしまう事もあります。
そんな時に出来る対処法を紹介していきますね!
お子さんから離れる
小3くらいになるとお友達の中で
「俺、こんないたずらしたんだ」
「この前、お母さんにウルサイ!って言ったんだ」
という「悪い事した自慢」みたいなのをするようになることがあります。

それに影響されるからか、親に反抗する事をかっこいいと思い、実際に暴言を吐く・乱暴な態度を取ることがあります。
親としては「やめなさい!」「そんなことしないの!」と怒りがちですが、エスカレートするので止めておきましょう。
その前に、一度お子さんから離れてみましょう。
子どもが反抗的な態度を取るのは、 反抗的な態度を取れるあなたやご家族がそばにいすぎるから、という事もあるんです。
つまり、反抗的な態度を取れる相手がいなければ、小3男子である息子さんはそうした態度にでれませんよね。
だから、 小3男子が反抗期を迎えて乱暴な言動をした時は、別の部屋に行くなどしてお子さんから離れましょう。
反抗期の小3男子に怒りたく気持ちは分かります。
けど、反抗期っていつからいつまでというものではありません。
そして、〇日くらいたら終わりますというものでもありません。
反抗期を迎えている間は毎日反抗期なので、それに対して怒っているとあなたのイライラは収まるどころか、増え続けてしまいます。 さらに怒られることで小3男子の反抗期はひどくなるのが考えられます。
そこで、 「小3男子のお子さんと距離を取って、1回ごとにお互いが落ち着ける時間」 が取ると、小3男子もあなたも行き場のない感情やイライラを和らげることが出来ます。
物理的な距離を置くことで、お互いに落ち着くことができますので、一息つく意味でも距離を置くようにしましょう。
反抗期対策グッズを用意しておく
実は、小3男子の反抗期だと口だけでなく「物を壊す」という行動にも出ることがあります。
物を壊す事がいけない事というのは小3男子のお子さんは理解していますし、壊したら怒られるというのも分かっています。
しかしそれでも壊したくなる、壊してしまうのは反抗期。
感情のコントロールをうまくつけたくても、なかなか難しい事がある時期なんです。
だから、 「新聞紙や段ボールなどの壊しても全く問題がない物」を反抗期対策グッズとして用意して、 「これならいくら壊してもいいからね」と小3男子の息子さんに渡してください。
新聞紙や段ボールは破ったりつぶすとスッキリ感がありますし、後片付けが楽です。
実際我が家の場合は娘ですが、私は娘達が小3の反抗期だった頃に、段ボールを1枚渡して 「好きにつぶしたり、破っていいよ」と言ってました。
渡された娘達は気が済むまで段ボールを破ったり潰しました。
その後はスッキリした表情を見せていました。
物を壊されるのはイライラしますけど、壊していい物ならイライラせずに済みます。
小3男子用反抗期対策グッズは役に立つと思います。
小3男子反抗期の経験者に話を聴いてもらう
毎日小3男子の反抗期を相手にしていると、それが
・仕方がない
・今だけだから
と思っていてもイライラやストレスがたまります。

そうなると毎日ピリピリした状態となり、普段の生活に支障がでるのは免れないでしょう。
また反抗期という一時的ではあるけど難しいと感じられるので、
- 私、子育て間違えてるのかな?
- 皆、小3男子の反抗期を乗り越えているのに・・・・
とネガティブに考えがちです。
ネガティブに感情が動いてしまうと、イライラやストレスは増える一方です。
また、こういった事が続くと落ち込みやすくなるので、イライラやストレスを減らす為に、小3男子の反抗期経験者に話を聴いてもらいましょう。

同じ経験をした人または今現在している人に話を聴いてもらうことで、悩むのは私だけではないという安心感を得られます。
さらに相手の話から小3男子の反抗期を乗り越えるワザを教えてもらえるかもしれません。
また誰かに話すことで、それまで抱えていた小3男子の反抗期でのイライラやストレスを自分の中から出すことができます。
それだけでも少し気持ちを落ち着かせることができますよ。
同じ悩みを共有できる人がいない!と言う場合は、そういったサービスも扱っている所で聴いてもらうのもおすすめですよ!
私はココナラというサービスで話を聞いてもらうサービスを選びました!
料金も明確で気持ちもスッキリしましたよ!
身近な男子・男性に任せてみる
普段、小3男子の反抗期を相手しているのは母親が多いもの。
ここは気分を変えて、是非一度「反抗期を迎えた小3男子を身近な男子や男性に任せてみる」のも対処法を1つとなります。
身近な男性というのは
- 兄
- 父親
- いとこ
- 叔父
- 祖父
という家族や親戚でも大丈夫。
習い事をしているところでの先生や先輩でも構いません。
出来れば年上で小3男子が受け入れやすい人が理想です。
兄や父という立場の男子や男性の場合、子どもと一緒に遊んだり何かをする中で、反抗期である小3男子が感じていることを話したりすることもあります。
ここから反抗期対策のきっかけがつかめるかもしれません。
また同じ男子、男性のいうことだと意外とスンナリと小3男子が聞くという効果を期待できます。
「反抗期で手がつけれないのに、ウチの男子が対応できるのかな?」
と疑問に感じるかもしれませんが、小3男子の反抗期でイライラが溜ったら身近な男性陣にSOSを出してみると、あなたの負担を減らせるのにも繋がります。
小3男子の反抗期の育て方も紹介!
小3男子の反抗期 荒れに荒れてる… こういうものなのかな? こういう態度は家族にだけなのかな?
— しょうこ🌽 (@shoco_ym) May 31, 2020
小3男子が反抗期を迎えたらバトルともいえる毎日に思い悩む人は多いもの。
「育て方を間違えたのかしら?」と考えるかもしれませんが、そんなことはないから大丈夫です。
ただ、反抗期を迎えると、これまでの子育てとはガラっと変わってしまうのが、反抗期の子育て。 育て方のポイントも紹介していきますね!
まずは小3男子を受け入れる
発症してから少しは優しくなったと思う。私。ストレスにならないように怒っちゃダメだって。だけど小3男子にはイライラしっぱなし(ー ー;)さっきも反抗期らしい息子に怒鳴って泣かせてしまった…サッカー練習中に倒れないか心配。帰ってきたら優しくしよう。
— ailee (@ailee23300126) September 11, 2020
小3男子が反抗期を迎えると、あなたや家族が言った事に反抗する、ムキになったりすることが増えます。
そんな時
「そんな態度取ってダメじゃない!」
「また反抗して!いいかげんにしなさい!」 と直ぐに言いたくなりますが、ちょっと待ちましょう!
小3男子が反抗期の時にこうした態度を取るのは、 「自分の考えや言い分を認めて欲しいから」という理由が多くあります。
この思いを受け入れてあげずに怒っても、逆に反抗期をひどくさせるか長引くだけとなりがち。
だから、まずは「そう思っているんだね」と受け入れてあげてください。
子どもは自分の気持ちを受け入れてもらうと、少し落ち着きます。
また、反抗する理由がありませんから、小3男子の態度も落ち着いてくるようになります。
但し、小3男子の反抗期の言動が誰かに危害を加えるまたは礼儀やマナーとしておかしいと感じる時は別です。
受け入れずにきっぱり「ダメ!」と伝え、なぜダメなのかをきちんと説明してください。 小3男子に「ダメ!」の理由を分かるように話すのは骨が折れるかもしれませんが、ダメの理由を理解できないと小3男子の反抗期は続きます。
「まずは小3男子の反抗期を受け入れる。但し、ダメな時はダメときっぱり言う」 この行動は、反抗期を乗り越えるワザとなるでしょう。
怒る時を決めておこう
小3男子の息子さんが反抗期を迎えると、毎日イライラが溜ってしんどいですよね。
そして、ついつい反抗して言う事・やる事に爆発して毎日「コラー!」と言いたくなるし、そんな毎日に疲れてしまう。
それ、とってもよーく分かります。
反抗する小3男子にの言動にムカッとしたり、いちいち気にしたり腹を立てて怒ったとしても、子どもの反抗期は終わりません。
怒りなれてしまうと、子どもも普通に怒るだけでは話を聞かなくなることもあります。
そのため、こちらのエネルギーを怒るのを絞っておきましょう。
- 故意に物を壊した時
- 誰かを傷つけた時
の2つだけに絞ってみることをお勧めします。
それ以外については離れて静観する姿勢を取ると小3男子の反抗期でのイライラを軽減させることに繋がります。
そして、もしも 「あ、反抗して物に当たりそう壊しそうだな」 と感じた時は①の対処法でご紹介した「反抗期対策グッズ」を渡して気分がスッキリ出来るようしておくのもポイント。
お互い怒る・怒られるのが減るのでお互い気分的に楽になりますよ。
周りを味方につける
恐らくこの記事を読んでいる人の中には「ワンオペで小3男子の反抗期に1人で対応している」方はいると思います。
自分が親だから小3男子の反抗期に対応しないと考えるかもしれませんが、お子さんが小3男子1人でも兄弟姉妹がいても反抗期の子どもを相手にするのはかなり大変です。
また1人で反抗期に対応するのはイライラが増えることはあっても、減ることはないので状態が長期化すれば、あなた自身の不調も増えることになります。
「1人で小3男子の反抗期に対応するのではなく、家族、学校の先生、ママ友といった周りの方を味方にしてください」
周りに味方がいればまず小3男子の反抗期に1人で立ち向かうという孤独感が減ります。
また1人で抱えてしまう反抗期のイライラを話を聴いてもらったり、相談にのってもらうという形で対策や捉え方についての知恵や情報を得られます。
小3男子の反抗期を1人で乗り越えなきゃと考えるのは間違ってはいません。
但し、1人で暴言を吐く・暴れる・物を壊すといった行動に出る息子さんを落ち着かせる、止めるのはなかなかの至難の業といえます。
更に、あなたのイライラ蓄積されるのは間違いありません。
そんな蓄積された小3男子の反抗期のイライラが、あなたの心身の不調につながればもうワンオペでは対応しきれなくなるので、 「小3男子の反抗期を乗り越える味方」は是非作ってくださいね。
小3の息子の反抗期の心構えを紹介!
小3男子…最近反抗期…|д・) 男の子って…わからないわぁ…|д・)
子育てってマジ大変。 親だって人間なのよ。 腹が煮えくりかえるくらい腹立つのよ。 でも…可愛いのよ。 寝てから起こった事後悔しちゃうのよ…。 よし反抗期…受け止めてやろうじゃないの‼️ 容赦しないからなっ(ง°̀ロ°́)ง🔥 — 🐶ゴンザレス🐹 (@eriko16272923) July 27, 2020
小3男子の反抗期になると怒ることやイライラが増えるのは、本当にエネルギーを使うし疲れますよね。
ただ、心構えを知っていると、大変な中でも余裕を持って子どもに接することができたので、その方法もお伝えしますね!
「しょうがない」と割り切る
昔のアニメ「一休さん」の主人公、一休さんの口ぐせに
「慌てない、慌てない。一休み、一休み」というのがあります。
私はこれをモチーフにして、息子達が反抗期の時に
「慌てない。慌てない。反抗期だから慌てない」
と呟いてイライラしないようにしていました。
今ですと人気アニメの「鬼滅の刃」に出てくる胡蝶しのぶさんのセリフ
「しょうがない。しょうがない。出来ないならしょうがない」 という一言から
「しょうがない。しょうがない。反抗期だからしょうがない」 と割り切るとかなり気持ちが楽になります。
心構えというとこうすべき、こうしないといけないとなりがちですが、私は反抗期にそういう心構えでいてしまうと 「出来ない、出来なかった。私はダメな母なんだ」 と落ち込みやすくなってしまいます。
そこで、 「そうなのよ。反抗期なのよ。仕方ないのよ」 というゆるい心構えでいると、「まぁ、反抗期だし。ちょっとほっとくか」と大きく構えられるようになりますよ!
先日、この心構えを小3男子のお子さんの反抗期でお疲れ気味だったママ友さんに教えたら、
「私に心の余裕みたいなのが出来て前ほどイライラしなくなったよ。ありがとう」 と言われたので、このゆるい心構えは小3男子のお子さんがいらっしゃる方は是非持ってみて下さい。
子供から離れて見守る
男の子、女の子に関係なく子どもが反抗期の頃ってやることなす事が気になるもの。
つい怒ってしまってそこからバトルに発展しがちですよね。
ただ、小3になると少しずつ自我が芽生え、親の言う事を素直に受け入れられなくなることも。
小3男子の反抗期の言動にイライラしてしまったら、何も言わずに離れて見守るに徹する、と言う事も心構えの1つとなります。
「そんなことして、小3男子の反抗期が治まるの?」 と疑問に感じるかもしれませんが、子どもが反抗するのは
自分を認めて欲しい+反抗できる相手がいるから
という状況があってこそなので、認めて欲しくて反抗できる相手がいなければ反抗できません。
だから、つい反応するのをグッとこらえて離れて見守る事も、子どもの成長へ欠かせない事の一つになります。
なかなか難しいかもしれませんが、ここはグッとこらえて見守りましょう。
自分が反抗期だった頃を思い出す
もし、我が子が反抗期でしんどい時は、自分が反抗期だった時期を思い出してみるのも一つの方法です。
この方法は実は私がママ友さんに言った一言です。
そのママ友さんの息子さんが小3だった頃に反抗期で困っていて、時々話を聴いていました。
ある日、私はママ友さんに
「反抗期で困ってるのは大変だと思うけど、自分も小3の時に親に反抗して手こずらしたりしなかった?親になったから困るっていうけど、自分も小3の時にしているんだから親も子も同じ経験してるっていえるんじゃない?」
「そう考えたら自分も反抗期で反抗していたのに、子どもはダメ・反抗させないってちょっと違うんじゃない?」
と尋ねました。
するとママ友さんは
「あ、してた!私、小3の時に親に反抗して泣きわめいたり、友達の家に逃げ込んで困らせたりした!そうだよね。私も反抗してたんだよね」と腑に落ちた感じで返してくれました。
その後ママ友から 「自分も反抗してたんだからって思ったら、ちょっと離れて見守れるようになった」 と教えてくれました。
ご自分が小3の頃に反抗期だった頃を思い出すって、お子さんが小3で反抗期をむかえた時に 「私もこうだったんだなぁ~」 と感じられるので受け入れやすくなるんじゃないかなと思います。
ちなみに、私は小3男子(プレ思春期)の心構えとして、本を読んでいました。
非常に参考になるので、一度読んでみて心を落ち着かせるのも一つの方法ですよ!
おわりに
小3男子のお子さんをお持ちで「只今、反抗期真っただ中!」という保護者の方。
本当にお疲れ様です。
反抗期は一時期の間というのを分かっていても、実際に入ってしまうと毎日大変でしょうし、イライラや疲れも相当なものだと思います。
また、反抗期に入った小3男子に時には「子育て間違ったんじゃないか?」「この反抗期はいつまで続くんだろう」とブルーになってしまうでしょう。
反抗期は成長の過程の1つですからどの子にもくるといえますし、同じように思い悩んでいる方はいます。
今回紹介しました対処法や心構えが「あなたが小3男子の反抗期を乗り越えられるお守り」 みたいなものになったらいいなと感じています。
振り返ると「いい思い出だったな」と思えるように、今を頑張りましょう!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!