2022年4月にアニメが放送開始される「SPY×FAMILY」
楽しみな私ですが、特に私が好きなキャラクターが、この作品に登場する、ヨル・ファージャ―という人物。
彼女は温厚で少し天然、そして誰に対しても敬語で話し、フォージャー一家のアーニャの母役、ロイドの妻役として生活しています。
そんな彼女の過去を知りたいと思ったことはありませんか?
今回こちらの記事では、
- ヨル・フォージャーの過去は?
- ヨル・フォージャーは何故殺し屋になったの?
- ヨル・フォージャーの家族や弟との関係について
- SPY×FAMILYについて
これらについて書いていきたいとおもいます。
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ヨル・フォージャーの過去
「SPY×FAMILY」に登場するキャラたちは、それぞれどんな環境で育ってきたのでしょう。
素性を隠し偽装家族として過ごしている中で、公務員としての顔と、殺し屋としての顔を持つヨル・フォージャーは、どのような過去を歩んできたのか気になるところ。
普段の温厚な性格で心優しく、真面目な彼女からは想像もできないほどの、身体能力と技術を駆使して任務をこなすヨルの過去を見ていきましょう。
生まれながらの殺し屋ではない
今や凄腕の殺し屋として、活動しているヨル・フォージャー。
しかし彼女は、生まれながらの殺し屋というわけではなかったようです。
明確にヨル・フォージャーの殺し屋以前の生活が描かれているわけではありませんが、特段裏家業に関係するような家庭ではなかった様子。
ヨルのおっとりとした性格を考えれば、生まれてすぐ殺伐とした殺し屋稼業に身を寄せていたとは少し考えにくいですよね。
作中では、ヨルと弟にご飯をふるまっている母親の後ろ姿が描かれています。
ごく普通の家庭に生まれ、本来なら愛情豊かな家庭で育つはず、だったんですね。
幼少期から暗殺業に就く
そんなヨル・フォージャーは、わずか7歳のころ、殺し屋になることを決意します。
それは親を亡くしたヨルが、弟のユーリを育てるためにした、切なくも悲しい決断でした。
たったひとりの弟の為、己の手を血に染めるという選択は、想像以上の覚悟がいることです。
7歳と言えば現代で言えば小学校低学年。
こんな幼い時にそんな風に自分の手を汚すことを決めたのには、ユーリへの底知れぬ愛情があったからこそです。
それほどヨルは、家族である弟が大切だったことがうかがえます。
現在は凄腕の「ガーデン」の殺し屋
そんなヨル・フォージャーは、現在市役所の事務員として表向きは働いています。
しかし裏の顔は凄腕の殺し屋。
「いばら姫」と呼ばれ、恐れられる存在として、店長とよばれる人物から指示を受けています。
そんな「いばら姫」は、ターゲットを「お客様」と呼び、殺害のことを「接客」と称し任務を完璧に遂行する凄腕の殺し屋です。
ターゲットが生存しないため、その顔を知る者はほとんどいないという事から見ても、冷徹に任務を遂行するというポリシーを持っているのでしょう。
任務に就いた時の冷徹な視線と、接客が終わった後の穏やかな表情や態度は、同一人物とは思えない程です。
鬼強いヨルさんまじでバケモンだった、かっこよかった。推しの設定が殺し屋という話の素晴らしさを知った。
当たり前のように手を血で染めていくのカッコ良すぎた— けら (@tykr_kr) November 10, 2021
スパイファミリーめちゃくちゃおもろいですよねおっとりなヨルさんがめちゃくちゃ強い殺し屋とかギャップ萌えが
— (@nenenene_doll) March 29, 2020
ファンもそのギャップに驚き、そしていつの間にか好きになってしまう、そんな魅力があるのでしょう。
ちなみにヨル・フォージャーが所属する組織「ガーデン」という暗殺組織がどんな組織なのか、店長という人物は何者なのかはまだ原作では詳しく書かれていません。
個人的には「部長さん」の存在や強さも気になる所。
特に8巻に収録された豪華客船での護衛の任務では、部長さんの強さやヨル・フォージャーへのフォローが的確過ぎてしびれました!
この二人のペアで任務に行く回をもっと増やしてもらえたら嬉しいなと思いますね!
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ヨルが殺し屋になった理由は?
普段は心優しく、真面目で天然なところが魅力的なヨル・フォージャー。
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その性格から、アーニャからはとても懐かれ仲良く暮らしています。
表向きの穏やかで優しく、恥ずかしがり屋な彼女の態度からは、殺し屋とは思えない
そんな彼女が、何故殺し屋になったのでしょうか。
両親が亡くなったため
ヨルの両親は、彼女が7歳の頃に亡くなってしまいます。
亡くなった理由は作中では明かされていませんが、わずか7歳で、ヨル・フォージャーは天涯孤独となってしまいました。
激動の時代の中、まだ幼い弟ユーリが頼れるのは自分しかいない。
幼い子どもがたった2人で生活していくために、ヨルが決めたのは「殺し屋になること」。
おそらくですが、それ以外に生計を立てる方法が、ヨルとユーリが生きている世界にはなかったのかもしれません。
現在もヨルはユーリには内緒で、現在まで殺し屋としての仕事を続けています。
両親が知ったら悲しむ職業ではあるものの、生き抜かないといけない、と幼い頭で考えた結果なんですね。
両親がいない子どもたちを保護する機関があったのなら、道は違ったのかもしれませんが、彼女にはそれしかできることがなかったのでしょうね。
弟を養う目的
ヨルは両親の死後、子供2人で生活するため、「ガーデン」の殺し屋になり、任務と称して殺しの仕事を請け負いました。
その任務は過酷で、血だらけになってユーリのもとに帰る事も度々でした。
それはヨルが大切な弟との平穏な毎日を守るため
「自分の手を血に染めても構わない。この仕事をすることで、ユーリが笑顔で安心して生きていけたらそれでいい」
と強い覚悟をもって殺し屋の世界に足を踏み入れています。
貧乏ながらも、ユーリとの暮らしはとても幸せそうに描かれていました。
そしてロイドと結婚した今も、ユーリはヨルに頭が上がらず、そしてヨルもユーリを大切に思っています。
ヨルが決死の覚悟で「ガーデン」の世界に入った事で、ユーリはいつも笑顔で過ごすことができたんですね。
家族のためにも闘う
基本的に、忠実にかつ遂行に任務を実行するヨル・フォージャー。
しかし、そもそもヨルは、「ユーリとの生活を守りたい」という一心で殺し屋となりました。
また戦争などによって理不尽に犠牲になっている人をなくしたいという思いもあったのです。
最新巻では、ロイドたちに自分の裏稼業がバレたくないという思いから、戦闘に集中できずピンチに陥ります。
その際、
「何故自分は殺し屋を続けているのだろう」
と、殺し屋になった目的を見失ってしまいます。
目的を見失ったヨル・フォージャーは、技のキレも落ちてしまい、また相手に油断したところを突かれ、絶体絶命に陥りました。
それほどまでにまっすぐに盲目的に、ヨルは殺しの仕事をしていたことがわかりますね。
「誰かのため」の欲求は、それが揺らぐと途端に基盤がぐらつくもの。
ヨルも幸せな生活の中で、自分の目的を見失うことがあったのです。
しかし、その時の任務である護衛相手の「静かに暮らしたい」という言葉から、ヨルは今後も、弟の為そしてロイドとアーニャたちとの生活を守りたいと思い、元の強さを取り戻して敵をせん滅しました。
ヨルは最初、大切な弟を守りたい一心で殺し屋になったのですが、このシーンでは「偽物の家族」だったものが、時間がたつにつれてヨルにとって弟と同じくらい大切になっていることがわかるシーンです。
私はヨルの吹っ切れた表情に感動しました。
誰かのため、指図されるがままに任務を遂行し殺しをしていた彼女が、初めて自分の持つ大切な物を失わないために動くシーンです。
どんな風に彼女の殺しの仕事への姿勢が変わっていくのかが楽しみですね!
ヨルと弟の関係についても
殺し屋「いばら姫」としても、ヨル・フォージャーとして妻の役を演じている彼女。
ここで気になるのは、弟との関係性。
弟ユーリを育てるため、殺し屋となったヨル。
それだけヨルがユーリを大切に思っていることは明白ですよね。
弟との関係は
ユーリの為に殺し屋になったヨル。
そしてそんなヨルに育てられたユーリ。

もちろん現在もとっても仲良しの姉弟です。
ユーリに関しては、シスコンと言ってもいいレベルでヨルの事が大好きな様子。
その為突然ヨルの夫として出てきたロイドが、とても気に食わないようです。
ヨルの方も、ユーリをとても大切に思っており、ユーリを安心させたいという思いからロイドと偽装結婚しました。
ただ、偽装結婚とばれたくない一心から、結婚後1年してようやく自分が結婚しているという事をユーリに報告しています。
周りからは理解ができない面が多く、一方が少し重い愛ですが、ふたりは互いを想い合う仲の良い姉弟と言えるでしょう。
そしてそれは、ヨル・フォージャーが何としても守りたかった「家族」としての絆なのでしょうね。
弟とのエピソード
「いばら姫」として殺し屋として裏の世界で生きるヨル・フォージャーと、秘密警察として動くユーリ。
実はお互いが裏で何をしているかを知らないのも驚きですが、それはお互いを心配させないための優しさなのでしょう。
ふたりで支え合ってきたヨルとユーリのエピソードがあるんです。
弟のユーリ・ブライアは、国家公安局に努める超エリートですが、少々ヨルに対して行き過ぎた愛情をもっています。
例えば、ヨルが結婚したことを知り、会いに行く際中幼いころヨルに抱きしめられアバラが2本折れたことを「姉が包み込んでくれた愛」として思い出しています。
ロイドとの結婚は、結婚証明書偽装の為1年前に結婚したことになっていましたが、ユーリは1年間そのことを知らされていなかったことになります。
そのことをヨルに追及した際「忘れていた」という、苦しい言い訳を、姉さんがそういうなら、という理由で承諾してしまったのです。
このように、ユーリはヨルのことを異常なほど大好きで、ヨルもまたユーリをとても大切にしていることがわかりますね。
またヨルの作る殺人級の料理を、ユーリは美味しいと命がけで食べるなど、ふたりのエピソードをあげたらキリがありません。
そんな調子なので、もちろんロイドのことは姉の夫として認めていないのです。
ただロイドも同じことを考え、水面下で探り合いながらも、ユーリ自身は料理上手で夫としては完璧だった、と同僚に話しているので、全く嫌っているわけではなさそうですね。
ヨルの家族は?
現在は偽装ですが、ロイドとアーニャがヨルの家族として同居して暮らしています。
それ以前のヨルの家族に関して見ていきましょう。
家族構成は
ロイドとアーニャと家族になる前、ヨルは弟のユーリと両親の4人家族だったようです。
天然ですが、とても面倒見がいいヨルは、お姉さんと言う感じがしますね。
両親が亡くなってから、里親などはおらず、二人きりで住んでいたという所を見ると、両親が亡くなってからは、親戚など頼る存在はいなかったとみて良いでしょうね。
生きているのはユーリだけ
ヨル・フォージャーの両親はすでに他界しており、今は弟のユーリがヨルの家族です。
ヨルはそのたったひとりの肉親ユーリを立派に育て上げます。
お互い支えあいながら生きてきたので、ヨルとユーリは今でもとても仲が良く、度々ユーリはヨルの家へ遊びにきています。
ユーリはやはり姉が結婚した後も心配して度々遊びに来ては、話を聞いたりしているのでしょう。
ユーリ自身も姉が大好きなので、元気をもらっているのでしょうね。
ヨルさん☺️に対しての弟ユーリのな感じがおもろい
— 海月うずら (@krg_uzr) March 8, 2022
この二人のやり取りを、アニメでも見られるのが楽しみですね!
おわりに
今回はヨルの過去や殺し屋になった理由や弟、家族との関係について紹介しました。
それぞれの事情で偽装の家族になったフォージャー家の日常を、コミカルに描いている「SPY×FAMILY」
くすりと笑える作品の中では、ヨルの弟を守りたい、理不尽な死をなくしたいという信念の元、殺し屋として活動しているのです。
アニメ化でどんな風に動き、楽しませてくれるのかが楽しみですね!
そして原作でももっともっと過去や謎が解明されていってほしいものですね!
アニメ「SPY×FAMILY」は2022年4月から放送スタートです!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。