子どもが小学生に入ると、学校から毎日宿題が出ます。
夏休みなどの長期休みの時には、夏の生活や自由研究といった大量の課題が出て、結局親も一緒に取り組む必要が出てくることもありますよね。
子どもによっては学校から帰ってきてすぐに勉強に取り掛かれる子もいれば、親が言うまでやらない、言ってもなかなか取り掛かれない、と言う事もあります。
高学年になると勉強も難しくなるので、学校だけではなく自宅学習もしながらしっかりと基礎と応用ができるようになる必要があります。
習い事などで忙しい子どもにとっては、すぐに取り掛からないと時間がないのに・・・と悩む親御さんへ、どう対応していった方がいいのかについて紹介していきます。
勉強の取り掛かりが遅い小学生への対処法!
親が思っている以上に、宿題などの勉強に取り掛かるのが遅い子ども。
「もう小学生になったのに・・・」
そう思う事も多いのではないでしょうか。
愚痴ではなく子どもの頑張りを呟くツイートを目指したいけど、無理そうだなー
ほんとに、やらなくてはいけないのわかってても取りかかり遅い。やる気エンジン全くかからない。当日よ?テスト。
— りお (@2024_w) June 25, 2021
「まだやらないの?」「いつやるの?」「早く始めなさい」
親であればつい子どもに向かって言ってしまいますよね。
でも、実はこういった言葉は、子どものやる気の腰を折ってしまうので
「今やろうと思っていたけど、言われたからやる気なくなった」となる事も多いんです。
ではどうしていけばいいのか、と言う事について紹介していきますね。
勉強のタイミングを子どもと決める
意外とこの事に気付かない親御さんも多いんですが、子どもは学校や習い事から家に帰ってきた時に、オンの自分からオフの自分へと切り替えている事があります。
学校や塾、習い事などは、子どもにとってもストレスが少なからずかかるもの。
だから、おやつを食べたり親と話をする、ゲームをするなどして、自分の気持ちを切り替えたり消化している事が多くあります。
そのため、子どもと一緒に「家にいるどのタイミングで勉強に取り掛かるのか」と言う事を話しあう事をお勧めします。
例えば、「帰って15分本を読んで落ち着いてから勉強をしようね」という感じです。
親が「まずはやることやってから!」と思っていても、子どもには合わない事があります。
子どもそれぞれタイプや集中できるタイミングは異なりますので、親子で話し合い、意識のすり合わせも兼ねてみましょう。
勉強の取り掛かるサインを作る
勉強に取り掛かる時、何かしらそれまでの時間との切り替えが必要になります。
「これから勉強だよ」と言う事を理解するために、何かしらのサインを作るようにして、気持ちの切り替えをしていきましょう。
- 音楽などをかけて「今から勉強」というサインを伝える
- 部屋を変えて環境を変える
- 勉強グッズを使い、集中できる環境を作る
と言う形で、五感に訴えて勉強を始める環境を整えましょう。
私は勉強する際はチャイム音を流し、リビングの机で勉強グッズを用意してから始めてもらうようにしています。
SONIC<ソニック> 集中できる勉強ブース <リビガクシリーズ> アイボリー lv-7392-I
環境が変わると、子どもも「今から勉強なんだ」と気持ちの切り替えができて、短い時間でも集中できるようになります。
環境を変える、というものはかなり重要になりますので、取り組む場所を変えてみるなどして、どう子どものやる気スイッチが入るかを模索していきましょう!
取り組む内容を分割する
子どもは宿題や勉強の「内容」ではなく「量」を見てしまい、やる気をなくしてしまう事もあります。

しかし、内容を細かく紐解いていくと、案外取り組みやすい、簡単だった、思ったより量が少ない、と気付きます。
すると子どもが取り組むハードルが低くなるんですね。
最初から全量取り組まないと、と思うとやる気も下がりますので、内容を細かく分割して取り組みやすくしてみましょう。
- 計算問題40問→10問ずつ×4回に分割(途中3分休憩)
- 漢字練習1ページ→15分で5問×2回(途中5分休憩)
という感じで、取り組みやすいよう細分化してみると、ゴールが見やすくなるので「これなら頑張ろうかな」と思えるようになりますよ。
タイマーを使って短期集中
子どもはもちろん大人でも「ずっと時間がある」と思うだけで、ついついダラダラと取り組んでしまうもの。
ちなみに子どもが集中できる時間は、
- 未就学児~小学校低学年の場合:年齢プラス1分程度
- 高学年~中学生:15分ほど
と、案外短いものです。
小学2年生であれば3分ほどしか集中できていない、と言う事になりますよね。
大人でも集中できるのはせいぜい20分~25分程度、と考えると、子どもがいかに集中するのが難しいのがわかりますね。
そのため、意識の切り替えが非常に大事になってくるものです。
タイマーなどを使い、「今は勉強時間」「今は休憩時間」と言う風に切り替えていくと、子どもも自然と気持ちの切り替えをして、早めに取り組めるようになってきます。
目に見えるタイマーなどがあると、子どもがあとどれくらい時間があるのかを把握できるので、1つあるといいですよ!
あらかじめ何につまづくか把握し対処
子どもが勉強までの取り掛かりが遅い理由の一つに「ここがよくわからない」という事があります。
「掛け算は1桁ならわかるんだけど、2桁になると解き方がわからない」
といったように、どこかで躓いているからこそ、やりたくない・・・と思っている事があります。
ここの躓きを解消することで、勉強へのハードルが低くなることもあります。

ここをしっかり把握しておいて、子どもが勉強に感じている苦手意識を取るようにするのも一つの方法です。
ご褒美を作る
勉強になかなか取り組まない事に対し、ついイライラして怒ってしまう親御さんも多いのではないでしょうか。
子どもは、叱るばかりでは次第にコントロールができなくなってしまうもの。
ましてや勉強はなかなかうまくいかない事も多くあります。
この時、ちゃんとできた、と言ったご褒美を上げる事も一つの方法として覚えておくといいでしょう。
「プリント1枚できたらおやつ1個」
「宿題できたらゲームの時間20分」
という感じで、「頑張ればいいことがある」と子どもがわかるようにするのも一つの方法ですよ!
こちらに紹介した内容以外にも、子どもへの勉強法には色々な方法がありますので、お子さんに合う方法を色々と試してみて下さい。
なぜ勉強への取り掛かりが遅いの?
大人からしたら「すぐに終われるはずなのに、なぜすぐに取り組めないの?」
そう思ってしまう事が多いもの。
なぜ子どもは怒られるとわかっていても取り掛かるのが遅くなるのでしょうか。
単純に「やりたくない」
子どもは楽しい事が大好き。
一方で、楽しくない事、面倒くさい事はやりたくないもの。
宿題も「やりたくないもの」として、子どもの中にインプットされていたら、単純に「やりたくない」だけなのかもしれません。
小学生はまだまだ自分の欲求に正直です。
「やりたくない」ことは「やりたくない」んです。
当たり前の事、と認識すると楽ですよ。
疲れていてやる気がしない
子どもも大人のように、毎日学校に行き、授業を受けて帰ってきます。
学校や習い事では気を張っている事が多いので、当然ですが疲れます。
そのため、疲れている時に頭を使う事をしたくないという事も理由の一つです。
習い事もあったりすると、余計に宿題に取り組む体力や気力がない、と言うことも良くある話。
やる気を起こすためには、体力も必要だという事がわかりますね。
わからない事があって進まない
取り掛かりが遅い、と言う理由の一つに、「取り組む問題がよくわからない」と言うものがあります。
「宿題をやりたいんだけど、ここの解き方がよくわからないから、やりたくてもできないんだよ」
というお子さんはこのタイプですね。

案外解き方がわかるとスラスラ解いていく事がありますので、お子さんの理解度などを聞くようにすると、次のステップに進む方法が見つかりますよ。
勉強にすぐに夢中になれる方法
子どもが勉強や宿題にすぐに取りかかることができたら、親としてはこんなに嬉しいことはないですよね。
「勉強やりなさい!」「早くやって!」「何で宿題してないの!」
そんな事が言いたい親御さんは一人もいません。
すぐに勉強に集中できる方法をいくつかお伝えします。
「勉強は楽しい!」と思える事が第一条件
子どもは「楽しい」「ワクワクする」と思える事には、前のめりになるほど集中します。
反対につまらないものには驚くほど興味を示しません。
そのため、まずは勉強に対して「楽しい!」と思えるようになることが前提です。
好きになるためには
- ワクワク感
- 解けた時の達成感
- 次にどうなるのかな?という好奇心
これが実感できると好きになることが多いです。
もし「嫌」「つまらない」という思いがあれば、それは何なのか、親が取り除けるものなのかを確認するなど、親ができることをしましょう。
成果や結果を実感できるように
大人は子どもよりも、目に見える結果に対し率直に反応します。
自分がどこまでできているのか、そしてどこまでやれたのか、と言う所が目に見えてわかると「もっとやってやろう!」とやる気を出しまくります。

ドリルなどで取り組んだらシールを貼って、というものは、子どもが自分がちゃんとできた、と言う事を、達成感を交えながら実感してもらうために取り入れている事なんです。
そのため、お子さんの勉強の進み具合などを、カレンダーにシールを貼って家族にも見える化すると、「ここまでできたんだからスゴイ!」と思えるようになります。
一目で実感できるように、色々と工夫してみるといいですね!
子どもに合った内容を
子どもが勉強に取り掛かりにくい原因の一つに「問題が難しい」「簡単すぎる」というもの。
難しすぎる場合は何からやればいいのかわからないし、簡単すぎるのはやってもしょうがない、と思っている事もあります。
ぜひ、お子さんの学力に合わせた問題に取り組むようにしておきましょう。
自分がわかる、もしくは少し難しいけど解けるかも、というものには子どもは取り組みやすいものです。
子どもの性格にもよっても異なるので、どんな問題ならロケットスタートが切れるのかを試行錯誤していく事をお勧めします!
おススメはタブレット教材
子どもの学習方法はいくつもあります。
塾や家庭教師、また書店で売っている学習教材などです。
ただ、塾や家庭教師は高額で予定がある子どもには負担になることもあります。
また書店のドリルなどは親が付きっきりで見ていないとページをめくってもいない・・・・ということも。
手ごろな値段、かつ、親が一緒に見ていなくても子どもの力で進めやすい教材として「タブレット教材」がおススメです!
私の子どももタブレット教材を使っていますが、ドリルなどに比べて確実に取り掛かりは早くなっています。
紙のドリルだと取り掛かるまで20分はかかり、何度も催促しないと始めないものが、今や学校から帰ってすぐにタブレット教材を開くようになりました。
取り掛かりが遅い子どもにはタブレット教材はおすすめですよ!
タブレット教材がおススメな理由
勉強の取り掛かりが遅い子どもにおススメなのは、何と言ってもタブレット教材!
これは私が身をもって自分の子どもで実感しました!
どんなところがおススメなのか、私の体験を元に紹介していきますね!
取り組みやすい内容
勉強って、苦手な人から見たら、「どこから取り組めばいいのかわからない・・・」となってしまいがち。
ドリルだって、最初の1ページ目から問題がぎっしりで、やる気がうせてしまう事だってあります。
子どもにとって「取り掛かり」はスタートがスッときれるのかどうかが勝負所となります。
タブレット教材は、最初の画面がわかりやすく、教材によっては街のように表示されている事もあるので、「何が始まるんだろう」というワクワクを感じることができます。
内容もゲームをプレイしながら取り組むものもあるので、ゲームが好きな男の子は特にハマって取り組むようになります。
さらに教材の内容もきちんとステップを踏んでいるので、いきなり難しくなったり、と言う事もありません。
子ども自身が学びたい所を自由に選べるという事も、取り掛かりやすいポイントの一つですね。
子どもの「学び」それぞれに個別に対応
学校の授業で勉強につまづいてしまう原因の一つが「わからないのに先に進んでしまう」「簡単すぎてつまらない」と言った事。
学校の授業はその授業形態から、個別の学力に合わせることが難しく、「できる・できない」という事には対応がし切れないのが現実なんです。
そのため、学校の勉強についていけない、という子どもに対し、しっかりとしたアプローチを家庭に要求されるんです。
その点、タブレット教材では、お子さん一人一人の学力に合わせ、苦手意識を持たないようになレベルで問題を合わせてくれます。
さらにわからない問題は何度でも取り組んでいくこともでき、実際講師の先生に質問する事ができるものもあります。
つまり、一人一人の学力に丁寧に合わせて進めることも可能です。
私の子どもは国語の問題が苦手だったのですが、苦手な問題の解説がとにかく丁寧で、何度も取り組むことで理解することができるようになっていました。
無理に背伸びすることや親に負担をかけすぎることなく、子ども一人一人の学力・ペースに合わせて学ぶことができるのはタブレット教材になります。
「好き」になれる要素がいっぱい
私の子どもも1歳の頃から通信教育を受講していました。
毎号届くドリル問題。そして提出課題を取り組ませることが本当に大変でしんどい時が多くありました。
子どもが「これ、やりたくない」と嫌がり、真っ白なページは当たり前。
もちろん取り掛かりも遅く、私が一緒に教える事でようやく出来るものの、あまりにもペースが遅く、終わるころには私もくたくた。
思い切ってタブレット教材に変えてみると、驚くほど子どもが食いつきました!
- バトルしながら九九を覚えるゲーム
- 課題に取り組むことでもらえるご褒美アイテム
- 知りたい!と思える豆知識が覚えられるコント
いくつか挙げるだけでも、子どもの興味をグッと引き付ける内容が盛りだくさん!
そしてそれがちゃんと増えていくので、飽きることがありません。
ここはさすが!としか言いようがありません。
子どもの「やりたい!」「学びたい!」と思えるツボをしっかりと押してくれるのがタブレット教材のスゴイ所です。
自分の子どもに合うかどうかなど総合的に判断しよう
タブレット教材は、子どもが勉強に取り掛かるのが遅くて悩んでいる人にとっては、非常に効果的な教材になります。
ただ、子どもによっては、タブレット教材にゲームが入っているとそればかり取り組んでしまう、約束の時間が守れない、という事もあります。
さらに視力の心配など、メリット以外にもデメリットがあるのがタブレット教材。
また、紙の教材の方が実際に書くので覚えやすいのでは・・・と思う場合もありますよね。
ただ、こういった教材に取り組むためには、「自分の子どもに合うかどうか」「子どもにとって学びやすい教材は何があるのか」を知り、判断することが非常に大切です。
親がこう、と思っていても、必ずしも子どもに当てはまらない事もあるもの。
実際にどうなのかを知る事で、子どもに一番合った方法が見つかったりします。
まずはどんな教材があるのかを調べてみて、体験する事から始めてみる事をお勧めします。
ここで紹介しているサイトでは、年齢別、目的別、そして金額など、様々な視点からタブレット教材などの通信教育を紹介しています。
小学生向けのタブレット教材はたくさんの種類があり、どこが違うのか、何がメリットなのかが良くわかりませんが、こちらのサイトではそれもわかりやすく比較してみることができます。
子どもに合うタブレット教材は、しっかりと比較して
- どれが子どもに合っているか
- 家庭の懐事情に合った教材はどれか
- 長く学べる教材はどれか
という視点で決めていくといいですね!
おわりに
- 子どもの性格・タイプに合わせた始め方で
- 勉強しやすい環境を整える
- タブレット教材なども取り入れて、楽しみながら勉強できるようにする
- 教材は詳しく紹介しているサイトを参考に
今日は勉強に取り掛かりが遅い子どもへの対処法について紹介しました。
私はタブレット教材を決めるにあたって、先ほど紹介したサイトを参考にし、結果子どもに一番あった教材を選ぶことができました。
タブレット教材は実際に体験してみてわかることもありますので、こういったサイトで実際にどうだったのかを細かく調べてから始めるのはおススメです。
子どもの事は親が一番よく理解しています。
ぜひ子どもに一番いい教育方法で、子どものやる気や学力を高めていって下さいね!
\タブレット教材のすべてを知りたい/
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!