メガネを使用する子供は増えていますが、まだまだメガネをかけている子供は少ないですね。
ただ、メガネをからかわれると、大きくなっても心に残ったままだったり、あだ名がついてしまったりと、いじめに発展するケースもあるのが残念ですね。
自分の子どもが眼鏡をかけ、それをからかわれた時、親としてどうするのが一番いいのでしょうか。
ここでは、メガネをからかわれたという人、いじめにならない対処法などを紹介していきます。
メガネを使用している子供がいるという方は、参考にしてみてください。
子どもがメガネをからかわれたらどうする?
子どもが眼鏡をかけて学校に行ったら友人にからかわれてしまった。
私が子供の頃はメガネ掛けてると「やーい、メガネー」とかいってからかわれたけど、これからはスマホやタブレットの影響で近眼の子供が増えるだろうから、いつかほとんどの子供がメガネを掛けていて、裸眼の子供がからかわれる時代がやってくるかもしれない…
— 小鳥遊あやの (@ayano1129) February 15, 2017
私が子供の頃はメガネかけてると『メガネ猿!!』とか、からかわれたから掛けたくなかったな😢
#うどらじ— アコ🍉🌽🐈 (@akkoako1622) March 18, 2022
子どもが眼鏡をからかわれた時、一体どうしたらよいのでしょうか。
まずはなぜ眼鏡をからかわれるのかをまずは解説していきます。
「目新しいものが気になる」から
子供達がメガネについてからかうのは「目新しいものが気になる」という理由です。
悪意があってからかうのではなく、興味があって気になるという気持ちから、からかう行動に移ってしまうようです。
私も髪型を変えた時に子どもからさんざん「似合わない」って言われまくりましたが、時間が経つと慣れてしまうもの。
目新しいものを「いつもと違うから変」と言ってしまうのでしょう。
そのため、時間が経つと何も言われなくなる、という事もあります。
案外子どもの興味はすぐに薄れる事が多いもの。
あまり騒がずに様子を見てみるのも一つの方法です。
子どもの気持ちを聞いてみる
もし、子供のメガネがからかわれているのなら、子供がどう感じているのか、何も思ってないのか、嫌だったのかなど、しっかり聞いてみることが大切です。
「何も感じていない」と答えたとしても、学校へ行きたくないと言ったり、元気がない場合ことがあります。
子どもも遠慮して言葉に出来ないだけかもしれません。
子供の気持ちを優先に、とにかく聞いてあげる事に徹しましょう。
どんな状況でからかわれたか確認
子供がからかわれた場合、状況について詳しく子どもから聞いておきましょう。
ここで言う状況とは
- 子どもの人数
- 言われた言葉
- どんな状況なのか
についてです。
ここで大事な事は、あくまでも子どもの言葉を受け止めながら聴くことです。
子供は言いたくないことを我慢して話している事もあります。
親が焦らずゆっくり聞き出すことが大切です。
子どもにどうしてほしいのかを確認する
子どもの話を一通り聞くことができたら、次のステップに進みましょう。
子供自身に、からかわれたことに対して、どう対処してほしいのかを聞いて見る事です。
- 先生に相談してほしいのか
- 友人たちの親に直接伝えてほしいのか
- そのまま様子を見た方がいいのか
という事を子ども自身に聞いてから親は行動するようにしましょう。
子どもの気持ちを無視すると、さらにこじれてしまいがちになるので要注意です。
様子を見ていて、子どもがもう我慢が出来ない!というときに相談するといった方法でもよいでしょう。
大事な事は子供の気持ちを優先することです。
親も子どもが眼鏡をからかわれたことで憤慨しているかもしれませんが、ここは冷静になりましょう。
大事な事は子どもが学校や友人の間で孤立しないことです。
親がそのために少し冷静になって、子どもの味方になって動いていきましょう。
いじめにならない対処法についても紹介!
子どもがメガネをからかわれた時、親としては色々と考えて行動すると思います。
ただ、デリケートな問題なので、場合によってはいじめに発展する事もあるものです。
ここでは、いじめにならないような対処法を紹介します。
先生に丁寧に説明する
子ども同士の問題を早急に解決するには、先生に相談することです。
相手が悪気なくからかってきたとしても、子供にとって不快に感じている場合もあります。
もし、不快に感じている場合は、先生に相談して
- 子どもが傷ついている事
- 状況を双方から聞いてほしい事
- 親としては我が子には眼鏡が必要だから、嫌になってほしくないこと
- どんな理由があっても、相手の子にももうからかわないように伝えてほしいこと
といった事を冷静に伝えるようにしましょう。
感情が入ってしまうと、先生も対応に困ってしまいます。
事実をしっかりと伝えることに集中しましょう。
友達の親にきちんと経緯を説明する
子供が友達にからかわれたとSOSを求めてきた場合、からかってきた友達の親にもきちんと経緯を説明することが大切です。
案外相手の子どもはそこまで重大な事をしているという意識がなく、親にも伝えていなかった・・・という事もあります。
もし自分で相手の親に説明できない、相手の親の連絡先を知らない場合、学校を通して話してもらいましょう。
そのまま放置してしまうと、いじめに発展してしまう場合があります。
そのためにも、子供とのコミュニケーションをとることが大切です。
どんなに小さなことでも聞き出してあげて、子供の気持ちと向き合う生活を心がけましょう。
メガネ友達を作る
近年タブレッドの普及が進み、子供のころからメガネを使用する人が増えています。
おそらく一人だけメガネという環境はむしろ少なくなってきていると思います。
それでも不安に感じたり心細かったら、メガネ友達を作るのもよいと思います。
メガネ生活で色々なことを共感したり情報交換もできることでしょう。
同じ悩みを抱えている場合があるので、心強い味方となるはずです。
地味なメガネにする
派手なメガネは目につきやすく、物珍しさから周りから言われてしまう事もあります。
そのため、地味なメガネにすることをおすすめします。
いろいろなデザインがある中、地味なものを付けるのはかわいそうな気もしますが、学校が推奨する色やデザインをあらかじめ聞いて、それを採用するとよいでしょう。
それでもからかわれる場合は先生に相談し、その友達の親にも報告することです。
子どもが眼鏡をかける時にしておくこと
子どもが眼鏡をかける時にしておくとトラブルが起きにくい事をピックアップしました。
参考にしてみてください
担任の先生にあらかじめ伝えておく
メガネの使用は、医師の指導の下やむを得ないことなので、先生に伝えることは必須です。
さらに、メガネをからかわれることを嫌がる事や、繊細なところがあるなど、先生にあらかじめ伝えておくことで、対策や対処をしてもらえるためトラブルを回避することができます。
子どもにしっかり大切な事を伝える
子供が自分の意見を言えない場合、大切なことはしっかり伝えておくことです。
メガネを付けることは悪いことではなく、自分にとって大切で必要なものということを伝えておきましょう。
大切なことが分かっていれば、たとえからかわれても重く受け止めず、軽く流すことができるようになるはずです。
それでも不快を感じたり、友達がからかうことを辞めない場合は教えてという旨を、子供に伝えておきましょう。
コンタクトレンズでもOK
どうしてもメガネが嫌な場合、小学校でも使用できるコンタクトレンズがあります。
最初は怖いかもしれませんが、使用方法を専門医に教えてもらうことで、安心して使用することができます。
子供に、どちらにするか聞いておくとよいでしょう。
おわりに
メガネを使用する子供は増えてきています。
昔は珍しく感じる人が多かったのですが、近年では珍しいことではなく、ファッションとしても取り入れられ、様々なデザインを楽しめるアイテムとなっています。
しかし、子供からするとそうではありません。からかわれる意味や、メガネをしなければならない理由など、本当に大切なことをきちんと伝えて、からかわれたときの対策や対処をしっかり行い、いじめに発展しないように見守ることが大切です。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!