来年には小学校が始まる年長では、より周囲のお友達との成長の差が気になる頃です。
特に滑舌に関しては幼稚園や保育園で指摘されることも多いので、気になる親御さんも多いと思います。
年長でさ行が言えないお子さんは病気なのでしょうか?
色々と詳しく見ていきましょう。
6歳の子どもができる練習方法も紹介していますので、最後まで読んでもらえると嬉しいです!
年長でさ行が言えないのは病気?
年長になっても「さ」行が言えないと、親としては心配になりますよね。
「実際に何かの病院じゃないのかしら?」と不安になってしまう事もあると思います。
実際に病気なのかどうなのかについて調べてみました。
病気ではなく障害の一種
年長になってもしっかりさ行を発音できないと病気かも、と不安になる方も多いと思います。
しかし病気というわけではありません。
ただ、知的障害や発達障害の可能性も大きいと言われているので、様子を見守っていくこと、また心配なら専門機関を受診してもいいですね。
原因は様々
さ行は子供にとっては最も発音しにくいと言われている言葉です。
そのため、単純に口の動かし方が難しい場合があります。
また、舌の発達によって言いづらくなっているだけ、という事もあります。
他にも難聴のケースもあるとされ、原因は様々と言われています。
子どもによってもなぜ「さ行が言えないのか?」という原因を観察しておきましょう。
子どもには少なからずあるもの
年長の段階では滑舌の悪さは決して珍しい症状ではありません。
早めからお子さんの状況を観察して判断していきましょう。
なかなか改善しない場合は、専門機関での早期治療が勧められています。
ちなみに私も言葉の教室に子どもを通わせていました。
見極めながら進めていくと少しずつ改善していきますよ。
さ行が言えないと何が問題?
年長の子どもに「さ行」が言えない問題がある。
周りから「小学校入学前には言えるようにならないと‥!」と言われると不安になりますよね。
さ行が言えないと何が問題なのでしょうか。
心身の発達に影響する可能性がある
さ行が他のお友達のようにはきり言えないことで、『回りに理解してもらえない』と感じてしまう場合があります。
そうすると話すということにネガティブになってしまいます。
周りと違う、と思う事でつまづいて自信をなくし、心身の発達に影響を与える可能性があります。
コミュニケーションに自信がなくなる
さ行がうまく発音できないことでお友達や先生とのコミュニケーションがうまくとれなくなり、人との関わり合いに消極的になってしまう場合があります。
からかわれてしまったり、何度も指摘されてしまうと、「また言えなかったらどうしよう・・・」と思い、結局言えなくなってしまう、という事もあります。
人とのコミュニケーションが上手く取れなくなってしまう事もあるので、早目に対処しておきましょう。
自己肯定感の低下
周囲との会話でのコンタクトがうまくとれないことで、自分に自信が持てなくなってしまうケースがあります。
ネガティブな感情が続くと自己肯定感も低下してしまいます。
6歳は自己肯定感をしっかり作っていく時期です。
一つ一つ自信をつけていく時期にしていきましょう。
6歳の子どもができる練習法も紹介!
私の子どもも6歳の時、言葉の教室に通っていました。
言葉の教室だけではなく、自宅での練習も不可欠です。
6歳の子どもができる練習法も紹介していきますね。
カードの名前を一緒に読む
カードに書かれた絵とその名前を一緒に読むと練習になります。
@hezhi_tomato 今4歳ですがさ行の発音が出来なくて一人でこっそり練習してたりします。あぁ、やっぱり気にしているんだなぁと。絵カードなどを使えば言葉が出にくくてもぐっと理解が進むこともありますよ^^うちも二人共発達障害児です~。
— なないお🍀当たりの宝くじ (@Nanaio627) September 6, 2011
ここでのポイントは、間違えても指摘しないで、繰り返し一緒にいう事。
繰り返す事で少しずつ上達していきます。
ストローを使った訓練法
舌先と上の歯の隙間をストローをくわえて息を出すと練習になります。
さ行は教える方も一苦労です。
難しいです。
「す」が出るなら、「すぃ~」から始めて、「す」と「い」を一緒に出して「し」とか、したりします。
後は、舌と上の歯茎でストローを挟んで、ストローから息を出す練習とかしてます。舌の真ん中から息を出すためです😊— かやちゃん (@hirorfkmi) May 7, 2018
ストローでは飽きてしまう場合は、ポッキーで練習する事をお勧めします。
私の子どももポッキーで楽しみながら練習をしていました。
子どもと相談して、一番いい方法で進めてみましょう。
専門の教室に通う
滑舌を対象にした専門の教室に通って練習するのも良いです。
息子はさ行が言えず、年長の時に市でやっている言葉の発達教室を幼稚園から紹介してもらい、そこで言語聴覚士の先生にお世話になりました。今年中の娘もか行が言えず来年からお世話になる予定です。
— やなぎほり7歳と5歳 (@m_yanaginn) September 23, 2022
私は自宅と言葉の教室に通わせていました。
専門知識が得られるのもメリットの一つですね!
おわりに
6歳の子どもがさ行が言えない。
これは少なからず子供にみられる症状なので、自宅で練習してみましょう。
それでも改善しない場合は専門の教室に通ってみるのもおすすめです。
大事なのは、一人で抱え込まない事。
周りにも協力してもらって、一歩ずつ前に進みましょう。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!