第1期が終わった「機動戦士ガンダム 水星の魔女」
第12話が本当にヤバすぎて怖かったですね。
スレッタが特にサイコパス過ぎてヤバいと感じてしまうので、その理由や洗脳の言葉、ミオリネとの関係は今後どうなってしまうのかを考察していきます。
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スレッタがサイコパス過ぎて闇オチ?
「水星の魔女」12話は、
- グエ虐と言えるほどの親殺しグエル君の現実
- スレッタサイコパス露見
- ミオリネの目の前で「やめなさい!」がさく裂
- ニカ姉スパイ発覚
といった、1話にここまで詰め込まなくてよかったんじゃないか・・・
これクリスマスに放送する気だったのか・・・
この内容が解決してないまま、春まで待たないといけないのか・・・
と、色々と悩みながらエアリアルを食べてました。
ミオミオエアリアルどこにも売ってないですね・・・
今回の「水星の魔女」は、ガンダムの世界の不条理などを全て詰め込んだ回になったのではないでしょうか。
主人公なのにサイコパス過ぎてヤバいスレッタについて、周りの評判やなぜそうなったのか、などについて考察していきます。
人を殺めても変わらない表情
スレッタは、ミオリネを守るために、人を殺めてしまいました。
しかし、凄惨な事をしても、スレッタは全く動じることなく、いつもと変わることなく、ミオリネに接していました。
お母さんに言われたからってあの陰キャのスレッタが助けるためなら明確に躊躇なく殺して笑顔って性癖的に大好物だけど中々供給無い(特にメジャー作品だと)シチュを日曜夕方にガンダムで見れる日が来たの嬉しい
機動戦士ガンダム 水星の魔女第12話逃げ出すよりも進むことをより©創通・サンライズ・MBS pic.twitter.com/EvSaZkGw8F— しらたま (@shiratama1940) January 8, 2023
さっきまで、闘って人を手にかけてしまう事に、あれだけの恐怖を感じていたのに・・・
それはまるで、4歳の頃のスレッタを彷彿とさせるようなしぐさ、行動でしたよね。
エリクトは「死の実感を味わうわうことなく笑顔で蝋燭の火を消すことになった」
スレッタは「死の実感を気にせずに、蝋燭の火を消して、笑顔でミオリネを迎え入れる」
……悲しすぎるだろう……こんな皮肉すぎる対比泣#水星の魔女 pic.twitter.com/slO98O11xE— ガウルンさん (@i83472366) January 8, 2023
ミオリネを始め、視聴者がぞっとしたのは、「人の命を殺めた直後でも、いつもと変わらない笑顔で接することができる精神」なんですよね。
「お母さんから教わらなかったんですか」
お母さんから教わらなかったんですか
1話だと世間知らずで人見知りでお母さんの事が大好きな田舎者ががんばって絞り出した言葉って感じだったけど、12話は何かそうじゃない違和感あった
決め台詞…には感じなかったしあれこそ「スレッタ自身は1話(それ以前)から何も変わってない」って演出だったのかな— ね光太郎☆ (@ko_taro_PD) January 9, 2023
とよくスレッタは口にしますが
スレッタ自身が、「人の命の価値」や「人の命を奪う事への罪悪感」を母プロスペラから教わっていなかった、という事が明確になってしまいましたね。
また、「お母さん」からの指示や指導が倫理と外れていても、「お母さんから教えてもらったから」とまっすぐに信じるスレッタの純真さが逆にあの笑顔へと繋がっていたと思うと怖いですね・・・
なぜサイコパス過ぎるのか
スレッタがここでサイコパス過ぎてヤバい、と言われるのは、やはり人を殺める事に対して何の感情も生まれない、まるでそこだけの感情や倫理観がすっぽりと抜け落ちているという所ではないでしょうか。
トマトをつぶすように、人もつぶし、血塗られた手で笑顔でミオリネに「助けに来たよ」と差し出してしまう。
少し考えれば「人の命を奪った」その重みに対して、罪悪感を感じる事が多く、人の死に対してミオリネの反応が普通の人としては当然です。
しかし、スレッタはそんな感情を微塵にも出しませんでした。
それは「お母さんから教えてもらったから」
最後のやつ、実戦でハイになってるとかではなく、ちゃんと意味をわかってなさそうなのが出撃した時の「お母さんに教わらなかったんですか」ってセリフに出てる感じがする
スレッタはお母さんから教わったことしか持っていない— 皿田 (@saradaver) January 9, 2023
それをまっすぐに信じてしまうからこそ、サイコパス過ぎてヤバい、と言われてしまうのではないでしょうか。
闇堕ちの危機
スレッタはグエルに決闘で敗れホルダーの資格を失った後、ミオリネからもさよならと言われ、エアリアルからも「いらない」と言われてしまいました。
スレッタはそのショックを隠し切れず、ただ泣くだけしかできませんでした。
守るものも、すがるものもなくなってしまった彼女。
精神的に不安定になり、闇落ちする可能性もあるのではないでしょうか。
これからの展開も衝撃の連続だと思われますので、2シーズンはぜひ見ておく事をお勧めしますよ!
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視聴者の意見
私と同じように、12話を見て背筋がぞっとした、という人も多いようです。
スレッタの異常性は「人を笑顔でころせてしまうサイコパス」ではなく「MS操舵の才能に対してアンバランスな、母の言葉なら例え自分が育てていた倫理に反することでも笑顔で胸を張るに足る『良いこと』に上書きされてしまう精神の未発達性」だよ。
— 夕季 (@yuki_Archer1203) January 10, 2023
これ、なにが酷いって
プロスペラとスレッタは親子で同じこと(正当防衛殺人して手を差し伸べる)して笑っているのに母の手は綺麗で娘の手は血に染まってるのよね
スレッタ視点だと、母の殺人は気にしなくてもよいことなのに、ミオリネ視点だとスレッタが笑顔で殺人したという#水星の魔女 pic.twitter.com/5WkRMybpGN
— DISK (@diskdisk61) January 8, 2023
スレッタが用意したミオリネとペアになるキーホルダーのマスコットキャラクター「クールさんとホッツさん」って、「血に染まった笑顔のスレッタ」と「そんな彼女に青ざめて怯えたミオリネ」を表してたのかも……これも伏線だったのかな汗 pic.twitter.com/eCt7yWLBQI
— ガウルンさん (@i83472366) January 10, 2023
ミオリネは自分達を害そうとしたテロリストの排除に対しては是非を問うておらず、スレッタが人を殺した直後なのに平時のテンションで笑顔なことに恐怖してるんだよな。
『花婿』で親友だと思ってた相手がサイコパスの殺人鬼だったのを眼前で見せられてなお正論パンチ出来たミオリネの論破力の強さよ。 pic.twitter.com/aluhUSKmUJ— 竹 (@take_aot) January 10, 2023
プロスペラは、スレッタに対して、子どもへの愛情としてではなく「目的を達成するためのただの便利な捨て駒」としか感じていないのも見えているんですよね。
だからこそスレッタがあまりにもかわいそうだとも感じますし、ヤバいとも感じるんですよね。
スレッタへの洗脳の言葉は何?
スレッタは実を言うと、人の命を殺める事に恐怖を感じ、立ちすくんでいました。
そこに現れたのはプロスペラ。
個人的にこの作品のMVPは能登さん演じるプロスペラ。
スレッタちゃんにガンダム乗らせるシーン、絵面やセリフを文字だけで読んでると普通に主人公を送り出すキーパーソン(=味方)なのに、
声聞くと1ミリも信用できない邪悪なのホント凄い。#水星の魔女 pic.twitter.com/2YZcYgiCT0— SAMA (@SAMA897859941) January 8, 2023
プロスペラと話をする中、スレッタ自身は立ち上がり、血を踏み、線を踏み越えて、ミオリネを助けに行くことを決めます。
ものの数分まで人が目の前で死んだ事実に狼狽え、戦うことを恐れていたスレッタが「やめなさい!」なんて軽いノリで人を殺し、こんな笑顔で平然と手を伸ばせるの..?#水星の魔女 #G_Witch pic.twitter.com/0zjomjjIzt
— フルーツ (@fruitp1125) January 8, 2023
母娘の関係性が対等ではなく、完全に母親から洗脳めいたことをされているのかがわかるシーンですよね。
これは私の想像なんですが、スレッタはある言葉をプロスペラから言われると、「お母さんの言葉は正しい」と思い込むように仕込まれているのではないでしょうか。
「逃げたら一つ、すすめば二つ」
スレッタは、自分にとってピンチの時、必ずこの言葉を使うようにしています。
この言葉を使った後、スレッタの目は生命力にあふれ、何かを決意したようになり、いつものおどおどしたスレッタではなくなります。
12話では、母プロスペラが優しくこの言葉を伝えた後、スレッタの目の色が変わります。
表現に感動したのは、11話でのミオリネに抱きしめられた時のスレッタの瞳に宿った光が、今回プロスペラに手を差し伸べられた時には「リセットされたように」瞳を光が覆う演出。凄い「上書き」の描写だった…#水星の魔女 pic.twitter.com/nrtmNjmP5M
— モブサボテン(ペンギン) (@mobagrablue9030) January 8, 2023
そして自ら「殺し合いをする選択」に進んでしまうのです。
つまり、この言葉はイコールでスレッタから思考という感情を奪い去り、「母の言葉が絶対正しい」「正しいから何をしても大丈夫」という思考回路になるのではないでしょうか。
プロスペラのスゴイ所は、この言葉を言う事で、確実に自分のしたい方向にスレッタを誘導している所。
あの話術、あの声のトーンと言い、スレッタの心の防波堤を取り除くスキルはスゴイと感じました。
幼い頃から繰り返し言われていたのでは
人一人を洗脳する時には、ある程度の時間がかかると言われています。
そして洗脳は
- 短い言葉を繰り返し刷り込み思考停止させる
- いくつかの選択肢を与えつつも、同じ結論に誘導する
- 自己肯定感を下げつつ、洗脳側の優位性を与える
- 落ち込んでいる時に優しい声で味方のようにふるまう
これらの行動を繰り返し行う事で、相手の思考を停止させ、いわば刷り込みのように相手の思うように行動するようになります。
おそらくスレッタは、幼い頃から同じような事を繰り返し行い、その都度壊れた心を、プロスペラに慰めてもらいながらも「逃げれば一つ、すすめば二つ」との言葉で洗脳されていたのではないでしょうか。
スレッタは要所要所でお母さんに相談し、お母さんのアドバイスで、自らの道を決めます。
しかし、必ず「進めばふたつ」を選んでいるんですよね。
逃げない事で二つ得ることができると信じているけれども、実は大切なものを失っている事にスレッタが気付くのがいつなのか・・・
母親から手を差し伸べられて血の道へと進んだスレッタと、そのスレッタに血だらけの手を差し伸べられて拒否したミオリネ。
デリング、ヴィ厶・ジェタークすら親として子を愛していた形が示される中で、プロスペラから愛の外見をまとった狂気を渡されたスレッタの不憫さ。#水星の魔女
— 徳重龍徳(ライター、グラビア評論家)@ちいかわ好き、グラドル取材多い (@tatsunoritoku) January 8, 2023
グエルパパ、ミオリネパパとの対比があまりにも違うので、それはそれで本当に不憫としか言いようがないですね。
スレッタとプロスペラの過去は、月刊ガンダムエースで小説で読むことができます。
ぜひ見てみてくださいね!
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スレッタとミオリネは絶交する?
衝撃の展開になった「水星の魔女」
ミオリネはスレッタに
「人殺し」
と辛らつな言葉を投げかけました。
二人の関係は近くなったり離れたりしながらも、お互いがお互いを必要とするようになってきた所なのに・・・
これまで二人の関係が進んでいただけに、今後どうなるのかが心配になってしまいました。
ミオリネはスレッタとの距離感がわからなくなる?
ミオリネにとってスレッタは当初
「ぼーっとしていて自分が引っ張って行かないと頼りない存在」でした。
エラン本体にステージに上がらされ、ガンダムの廃棄、という危ない展開になった時も、ミオリネがステージに上がり、株式会社ガンダムを設立する!とスレッタを助けました。
しっかり者のミオリネに、おどおどしているスレッタがついて行く、
そんな関係だとミオリネ自身思っていたのではないでしょうか。
だからこそ、野菜の世話を業者に任せようとしたりしたのかもしれません。
しかし今回、スレッタという印象が180度変わってしまう事態が起きてしまいました。
しかも「医療用に使う」と言っていたガンダムで、人の命を奪ってしまったのですから、前と同じようにはスレッタには接することができないのではないでしょうか。
もしかしたらしばらくは絶交と言わんばかりの関係遮断をしてしまう可能性もあります。
ミオリネは自分達を害そうとしたテロリストの排除に対しては是非を問うておらず、スレッタが人を殺した直後なのに平時のテンションで笑顔なことに恐怖してるんだよな。
『花婿』で親友だと思ってた相手がサイコパスの殺人鬼だったのを眼前で見せられてなお正論パンチ出来たミオリネの論破力の強さよ。 pic.twitter.com/aluhUSKmUJ— 竹 (@take_aot) January 10, 2023
親友でもあり花婿の真の姿を見せられたら、誰だってどうしたらいいかわかりませんよね。
令嬢として大事に育てられ、血なまぐさい事は一切シャットアウトされていたミオリネだからこそ、ショックは大きかったのではないでしょうか。
ただ、第9話でミオリネはシャディクとスレッタの戦いでも、スレッタが楽しそうに闘っている事に対して懸念を抱いていました。
そこはあまり深く描かれていませんでしたが、おそらくはミオリネの中で疑問点が繋がっているのではないかと思われます。
ミオリネはスレッタをまもるために
ミオリネはプロスペラから計画のすべてを聞かされ、スレッタがただの実験の道具であること、危険な戦いにも母親の言葉一つで向かう事を知りました。
そしてミオリネはスレッタをプロスペラから守るため、自ら総裁選に出馬。
グエルとも提携を組み、仕組まれた決闘でグエルを花婿とします。
絶交というわけではなく、ただミオリネはスレッタを守りたくて行動した。
でもデリング総裁と同じように、言葉が足らなかったが故に、スレッタや仲間からは真意が伝わってません。
こじれたまま、二人は離れてしまうのか、最終的に分かり合えるのかも気になる所ですね。
スレッタはどうなる?
一方スレッタは、全く悪いと思っていないため、救って感謝されるはずだったミオリネの対応に、おそらくは戸惑い、どうしたらいいかわからなくなってしまうのではないでしょうか。
こういう時にスレッタは常に、母であるプロスペラに相談しています。
おそらくプロスペラはスレッタには自分の思うように動いてもらう「駒」のままであってほしいと思っていますので、ミオリネに働きかけるように声をかけるのではないでしょうか。
スレッタは今回悪いことを何もしていない、私には非はない、と思っていますので、屈託なくミオリネに語り掛け、傷ついて、そしてそこでまたプロスペラの洗脳が強くなるのではないでしょうか。
ニカ姉のスパイ行為も発覚してしまったので、地球寮もとい株式会社ガンダムのメンバーのチームワークはすでに崩壊を始めていると思っていいでしょう。
今後どうなるかは、プロスペラの洗脳にミオリネが気付き、スレッタを解放できるかどうかにもかかっているのではないでしょうか。
ただそれは、まだ時間がかかりそうですね。
こちらもまた新しい情報が入り次第追記させていただきますね!
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おわりに
今回「機動戦士ガンダム 水星の魔女」について考察しました。
最初は学園モノだと思っていたのに、色々な伏線が予想をはるか上回る事態を呼び、正直まだ気持ちが追い付きません。
シャディクもおそらく2部でまた活躍するのではないでしょうか。
ストーリーを復習しながら2期に備えましょう!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!