こんにちは!
1才を過ぎ、離乳食の段階も順調に進んでいるお子さん。
でも、あまりにも食べてくれなさすぎることってありませんか?
頑張って準備しても半分も食べないうちに「ごちそうさま」となる。
そのせいか成長が他の子より遅い気がする・・・
「もしかしてうちの子、食が細い?」と思った時、心配になりますよね。
今日は食事拒否をする1歳児の原因と、効果的ないくつかのアイデアをお伝えします。
1歳の子供が食事拒否をするのはなぜか理由まとめ!
1歳になり、少しずつ食べられるものが増えてきて嬉しいこの頃。
でも、毎日食事を作っているのに食べてくれないと悲しくなりますよね。
まずなぜ食事拒否をするのかを、毎日の生活で原因を探ってみましょう。
原因を見つけることができたら、対策も練ることができますからね。
好き嫌いが多い
「食が細い」とはいいつつも、好きなものはたくさん食べる。
好きな食べ物は食べさせるのに苦労しませんが、食卓には嫌いなものもありますよね。
親はどうしても子供の栄養面を考えると、子供が好きなものだけ出す事は難しく、野菜などを献立に載せることもありますよね。
成長のために作ったおかず。
食事が終わってテーブルをみたら、嫌いなものは残っている。
全然食べてない!!
けれど、これは「嫌いだから食べない」という好みが原因という事が多くあります。
嫌いなものを食べない=食べる量が少ないだけなら、好き嫌いが原因なため、毎日の食事の中で好き嫌いの克服ができるように試してみてください。
1才を過ぎると段々と自己主張もできるようになり「これが好き」「あれは嫌い」という意思が表に出せるようになってきます。
好き嫌いが克服できてくると、食が細いのも解消できるようになってきます。
間食をちょこちょこ食べておなかが膨れている
もしかして、お子さんは間食大好きではありませんか?
10時のおやつ、3時のおやつ以外にも、一日で何度も食べていませんか?
上の子が学校から帰ってくると、3時のおやつは終わったはずなのに、一緒に食べていませんか?
ちょこちょこ食べをしていると、ご飯の時間はお腹いっぱいなためにあまり食べない事もあります。
もしお子さんがこれが原因であれば、生活スタイルを見直す必要があります。
子どもに合った食べ物の固さではなく、何となく嫌
1歳になると離乳食も後期→完了となり、子どもによっては幼児食が始まる時期ですね。
初めての子育てだと何をどうしていいかわからず、本を片手に離乳食を作っていたことはありませんか?
そうなると、本によっては「〇か月~〇か月:離乳食後期」といったように、月齢で食事の進め方が書かれていることがありますね。
「うちの子はもう1歳から離乳食は完了期ね」といったように考える親も多いと思いますが、実はこれが食べない原因の一つになっている場合もあります。
つまり、子どもの発達と食事のペースが合っていない、ということなんですね。
離乳食後期の子どもが、突然1歳になったのだからといきなり完了期の食事になったら戸惑います。
もしかしたら食材の固さや大きさが、子どもにとっては不快なものなのかもしれません。
食物アレルギーの場合もある
子供がどうしても食事拒否をする理由の一つに「食物アレルギーの可能性」も入れておく必要があります。
食物アレルギーとは、該当するアレルゲン(たまご・小麦・牛乳・そば・かに・エビ・落花生)を食べた際、
・発赤
・嘔吐
・じんましん
・呼吸困難
等の症状が現れ、アナフィラキシーを起こすと命の危険もあります。
頑なに同じ食材を食べたがらない場合は、食べた後に何かしら違和感を感じている可能性もあります。
上にあげた7大アレルゲンを頑なに食べないという場合は、一度かかりつけの病院や保健師さんに相談をしてみるとよいでしょう。
食事拒否の意外な原因も
食事拒否は本人の食べたくない!という気持ちから生まれる、と思われがちですが、体質ということが原因のこともあります。
もともと生まれ持った時から胃が小さく、一回の食事であまり食べられないという子もいます。
母乳を飲ませすぎると吐いてしまったり、ちょこちょこ食べなら食べるという子は、生まれつき少食という「体質」なのかもしれません。
そう言った場合は、時間を区切って何回も食べさせてあげることも必要になってきます。
一回で食べる量が少ないのは、体がその量を一回で受け入れる状態ではない事もあるのです。
子どもの体は必要な分を欲することが多く、大人のように「食べないとどうにかなってしまう!」ということではないようです。
子供が食べなくても平気なのかどうかで判断すればいいので、無理しないでゆっくり進めていくことを意識していきましょう!
1歳の子供の食事拒否への対処法まとめ
それでは、食事拒否をする子で、どうしたらいいかをご紹介していきます。
運動をする
子供の中には、お腹が空かないので食事を食べない、ということもあります。
そのため、ご飯までにお散歩をすることや公園に行き、思い切り体を動かしてもらいましょう。
1才の理想の外遊びの時間は、1時間~1時間半と言われています。
運動して体を動かすと、カロリーを消費し、お腹がすきます。
その時の食事は、空腹を満たすためにかなり増えてきます。
1時間は無理と思っていても、公園までの移動などをベビーカーをやめて歩くだけでも、子どもにとっては結構な運動になります。
外遊びや外出などで、できる限り体を動かすようにしてみてください。
空腹は最大の、そして最良の助けになります。
もし外出するのであれば、ご飯を作ってしまうか、ちょっとつまめるおかずを作っておくとよいでしょう。
家に帰ってきて「おなかすいた~」とおやつを食べられたら意味がありませんからね!
(これ、我が家で何度もありました・・・ご飯を作っておき、すぐに出せるようにしたらなくなりました)
楽しい雰囲気の食事を心がける
食事拒否を毎回していると、親は食事の支度や食事の時間すら憂鬱になってしまいますよね。
そうなるとついピリピリとした雰囲気が子どもにも伝わり、食べることが楽しいとは思うことが難しくなります。
そうではなく、食事を手抜きしてもいいので、親も楽に楽しく食事をとるように意識しましょう。
生活を見直して間食の量や回数を減らす
子供が食事拒否をする理由の一つに「お腹が空いていないので食べなくてもOK」ということがあります。
一度生活を見直し、子どもにとっておやつ(間食)が適量かどうかを振り返りましょう。
また、おやつなどの間食をあげすぎたり、何度もお菓子をあげたりと、多く間食を食べさせていることはありませんか?
もしかしたら単純に食べている量が多く、お腹が空かないのかもしれません。
その場合
・1食の間食の量を少し減らし、ゼリーやヨーグルトなどで食べた感じにさせる
・間食の量を減らす、もしくはちょこちょこ食べを1回減らしてみる
と言った感じで少し子どもの様子を見てみましょう。
これをした後の食事の量が増えた場合、単純に食べすぎているという事も考えられますので、一度試してみることもありでしょう。
専門家に相談する
食事拒否が酷い場合や極度に嫌がる場合は、専門家に一度相談することも必要です。
ちょこちょこしか食べないのにも関わらず、
・あまりにも一回の量が少ない
・成長の速度が遅い
そう感じるようであれば、一度専門家に相談することも必要です。
食事の量や好みではなく、何かしらの理由から食べないという事も考えられます。
専門家に相談する場合は
・普段の食事の内容
・どんな時に食事拒否をするのか
・どんな食事に対してなのか
・いつもそうなのか
・何か症状に出るものはあるのか
といったことをメモしてから行くようにしましょう。
専門家に聞く時に判断材料となります。
体質である場合でも専門家の意見を仰ぐことは解決の近道になります。
\美味しい食事で栄養満点に!/
母の心構えについても紹介!
焦らなくても大丈夫、かといって、やっぱり子どもが食べないと心配になりますし、イライラすることもありますよね。
そんな時の母の心構えも紹介していきますね。
深呼吸して落ち着こう
イライラしたり悲しくなったら深呼吸して落ち着きましょう。
まず、子どもの少食は悪い事ではありません。
ちょこちょこ食べることで、栄養もエネルギーも不足なくとれているのであれば問題ではありません。
成長していく中で、だんだんと一回の食事で量を取れるようになってきます。
大事なのは、子どもの日ごろからの食生活をしっかりとみて、一番いい方法を見つけることです。
無理に食べさせようとすることなく、本人にとって一番いい方法を見つけてあげてくださいね!
できないことよりできたことにフォーカス
子供は日々成長し、不思議なことに立ち止まることがありません。
気付いたらあれもこれも出来ていた・・・という事もよくある話です。
しかし、大人は子どもの「できない所」を見てついつい叱ってしまうものです。
そうではなく、「小さくても出来た事」にフォーカスをして、それをまず褒めることを意識してみましょう。
「昨日よりも一口多く食べられたね」
「今日はスプーンを自分で握れたね」
「今日は昨日より5分長く座っていられたね」
と言った感じで褒めることを意識してやってみましょう。
それだけで、子どもは自信がつき「もっとやってみよう」とやる気が出てきます。
子供は親の喜ぶ顔が大好きです。
ぜひ一緒に子どものできたことを喜ぶようにしてくださいね!
心にため込まず吐き出そう
初めての子育ては手探りでわからないこともたくさん。
SNSを見るとキラキラしている子育てママもいてモヤモヤしてしまう事もありますよね。
毎日頑張っているママは、ついつい心の中にモヤモヤや不満、言いたいことをガマンしがち。
ただ、ガマンしっぱなしではいつかそれが爆発してしまい、育児ノイローゼにもなりかねません。
心にため込みすぎないようにして、時々は吐き出すことも必要です。
もし、誰にも言えない悩みや、ただ聴いてほしい、と言う悩みがある場合は、メール相談で同じママやカウンセラーに話を聞いてもらうのも一つの方法です。
ココナラと言うサイトでは、カウンセラーや「話を聴いてくれる」相手がいます。
そこで周りを気にすることなく話を聞いてもらったり、相談すると心も楽になってきます。
決して一人で頑張りすぎないように、誰かの力を頼るようにしていきましょう。
↓ココナラで自分にあったサービスを見つける↓
まとめ
・食事拒否をするのは理由が様々あり、お子さんの普段の様子をチェックすると傾向がわかる
・もともと食が細いだけの可能性もある
・心配であれば専門機関に相談をすること
・食事を楽しく過ごせる雰囲気づくりと、運動などで空腹にさせることを心がける
一口に「少食」といっても、原因も対策も様々です。
その原因を日々の生活や食べ方から見つけて、子どもや生活スタイルに合わせた食べさせ方を見つけてください。
食べる量が少なくても多くても、その食べ方が、その子の体が必要としている事です。
子どもはマイペースに成長します。
その中で「食事」の意味がわかってくるようになるのは、大体12~13歳の頃だと言われています。
それまでは本人が希望する量を「楽しく」「美味しく」食べられることが大切です。
現代では食の方法は豊富にあるので「これがダメだったらこっち」などたくさんの方法を試せる環境にあります。
どうか思いつめないで、我が子のペースを見て、そのペースに合わせて進んでいってくださいね!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!