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嘘をついて遊びに行く中学生への対処法!叱り方や理由についても

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中学生になると、心の成長と体の成長が進み、自立心も確立していく時期です。

今までは親に素直に何でも話していたことでも隠したがったり、嘘をついてしまうこともあるでしょう。

その心の変化に気が付いてあげることも、親として大切な事ですし、自分の失敗談を話して心を落ち着かせてあげたりとサポートができます。

ここでは、嘘をついて遊びに行く中学生の親御さんに向けて、中学生の子供への接し方や注意の仕方について紹介しています。

子供への接し方に悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

子どもの小学生から中学生の成長発達について

子どもは小学生から中学生になるにつれて、心も体も成長をしていきます。

その中で行動の決定をするのは心。

小学生から中学生まで、どんな成長発達をするのかをまずは知っておきましょう。

学童期(小学校低学年~高学年)

低学年は、その成長の中で、幼児期の特徴を残しながらも、「人として行ってはいけないこと」「大人がいけないという事はしてはならない」と言うルールを学んで行きます。

その中で、大人のいう事を守りつつ、善悪について理解と判断が出来るようになります。

さらに集団生活を行うことで、団体生活の中でのルールを守る大切さなども学んでいきます。

高学年になると、周りを見る視野が広がり、思いやりを持てる心や正義感、自尊心も養われていきます。

ただ、個人差があることを忘れないでください。

「9歳の壁」という、自己肯定感を持ち始める時期である中で、自己に肯定的な意識を持つことができず、自尊感情の低下などにより劣等感を持ちやすくなる時期でもあるようです。

青年期(中学校)

中学生になると思春期に入ります。

思春期は自意識と客観的事実との違いに悩み、葛藤の中で自分の生き方を模索し始める時期とされています。

そのため、家族との時間より友達との時間を多くもつようになります。

家族よりも友達との関係を重視するのがこの時期です。

ただ、精神的自立のためには、この思春期が絶対的に必要で、親離れする1つの機会とも言えます。

親に対する反抗期を迎えるのもこの時期で、親子のコミュニケーションが不足しがちな時期ともされているため、親子の喧嘩が絶えなくなるのもこの時期の特徴です。

嘘をついて遊びに行く中学生への対処法

中学生になると、嘘をついて遊びに行くことが多くなり、悩む親も増えてきます。

親子の関係に悩むことが多くなる

Twitterを見てみると、中学生の子供を持つ親が、同じ様な悩みを抱えていることが分かります。

親に隠れてライブに行ったという投稿も多く見られました。

嘘をついて遊びに行く中学生の我が子へ、どう対処すればよいか解説していきます。

嘘を叱る前に事情を聞く

中学生になると、親より友達との時間が多くなり、どうしても親との時間が少なくなります。

コミュニケーションを補うためには、少ない時間をどう過ごすかによって変わってきます。

思春期の子供がいる場合は、「嘘をつくことは当たり前」だと思っておいた方がよいでしょう。

子供を信用していない・親を信用していないという事ではありません。

逆に、日常の嘘を把握しておくことで、本当の嘘を見破ることができるようになります。

嘘をつくときの表情や仕草、顔色など、普段から観察していれば、本当の嘘に気が付くことができます。

嘘をついて遊びに行く際も、冷静に事情を聞くことができるようになるでしょう。

まずは事情を聞くようにしましょう。

このときは一方的に怒るのではなく、まずは最後まで話を聞くようにしましょう。

居場所だけは嘘を付くなと念を押す

誰とどこへ遊びに行くのかはわからなくても、万が一のために行先だけはちゃんと話してほしいを伝えておくことが大切です。

また、すぐに連絡がつくようにという事も伝えておきましょう。

居場所が分からないと親はどのように困るのか、伝えなかった場合どうなるのかという事も、子供に知ってもらうべきです。

トラブルに巻き込まれたりするケースもゼロではないので、危険な事に繋がってしまうかもしれないことを話しておくことが大切です。

このときも感情が先走って怒ってしまうと子どもも素直に聞くことができないので、まずこの話をするまでは、怒らないように冷静でいましょう。

そして、話をするときは余計な話をすることなく、できるだけ具体的・端的に話すようにしましょう。

長すぎても子どもは聞いてくれません。

ここは気をつけておきましょう。

嘘をついて遊びに行った中学生への叱り方

嘘をついて遊びに行った中学生。

事情はどうであれ、嘘をついてでかけたことは叱る必要があります。

ただ、この時どう叱るかによって子どもの対応が変わります。

ここからは子どもへの叱り方のポイントを4つ紹介します。

「これが正しい叱り方」ということではありません。

子供の性格や個人差もあるので、同じ叱り方ではなくとも、このような方法もあるという感じで参考にして頂けると嬉しいです。

頭ごなしに叱らない

感情が先走ってしまうと怒鳴り散らしたり、大声を出してしまい、本来伝えたい事が全く伝わりません。

頭ごなしに叱るのではなく、落ち着いて順を追って事情を聞くことが大切です。

叱るという概念ではなく、子供の主張を聞きましょう。

言いにくいことがあるかもしれないので、子供を焦らすのではなく落ち着かせてあげることを意識しましょう。

子供から話すまで待つことです。

また、聞き出してあげる方法もあります。

子供のペースに合わせて事情を聞きだしてみましょう。

小さな子供を叱るやり方ではなく、言葉を選んで注意してあげることが大切です。

心配している、という親の気持ちを伝える

子供はそっとしてほしいと思うかもしれませんが、親は常に心配しているという旨を伝えましょう。

小学生の時の様に、家族の時間がありコミュニケーションも十分に取れていた生活から、中学生になり、家族との時間やコミュニケーションを取る時間そのものが急激に短くなる家庭は多いです。

環境の変化でも子供の心境は変わり、不安や寂しさなども感じることも出てきます。

しかし、短い時間でもお互いを思いやることはできます。

少しの時間でも会話が出来るときは気にかけて、いつも親は子供の味方だよという気持ちを伝えるだけでも子供は安心します。

嘘を付いてしまうかもしれませんが、親に迷惑が掛からないような嘘なら許してあげましょう。

理由を聞く

嘘を付いて遊びに出かけることが当たり前になっているが、子供は元気で毎日会話もしてくれる様なら、上記のように「出かける時はちゃんと行く場所を伝えてね」と心配している旨を伝えておきましょう。

これだけでも子どもの心に響き、嘘をつくことへの罪悪感から、正直に話してくれるようになることがあります。

しかし、明らかに態度に違和感があり、日に日に元気が無くなっている様に感じたら、子供に寄り添って話を聞いてください。

何かしら理由があって、嘘を付きたくなくてもついてしまうということがあります。

叱ることは基本、子供を攻撃してしまうことになります。

子供の味方になってあげられるのは親です。

子供が間違った事をしても、万が一悪いことをしてしまったとしても、親が子供の気持ちに寄り添う事が大切です。

どうしていけないのか、どうして悪いことになってしまったのかを一緒に悩み、導いてあげましょう。

一歩引いた上で、しっかり寄り添ってあげてください。

子供は絶対に親が寄り添ってくれたことを忘れず、精神的に成長していきます。

自分の経験談も伝える

自分が失敗してしまったことを話すことは、子供にとってとても効果的です。

親でも失敗したり、苦労してきたということを伝えることで、子供も逃げ出さずに自分と向き合うようになります。

失敗や挫折をしてしまったとしても、その後どうするのか、心の持ち方を教えてあげることも親として大切なことだと思います。

「嘘を付いて遊びに行く」ここだけ見ればいけないことだと思ってしまいますが、その背景には色々なことが積み重なっての事なのです。

単なる好奇心だけかもしれませんし、悩んだ結果そうなってしまった場合もあります。

自分が悪かったなと思う事があれば話して、子供の話もしっかり聞いてあげましょう。

中学生の子どもが嘘をついて遊びに行く理由は?

中学生の子どもが嘘をついて遊びに行く理由。

親としては「なぜ嘘を付いてしまうのか」と想いますよね。

ここでは嘘をついてでかけてしまう原因を知ることで、子供への接し方が変わることもあります。

 怒られるから

中学生であってもまだ子ども。

正直に言うと怒られることが分かっているから嘘を付いてしまう子供が多いようです。

「絶対にダメって言う」親の立場から考えると、行ってほしくない場所には絶対に行ってほしくないもの。

しかし、ずっと守られた生活では子供は息苦しさを感じてしまいます。

危険な時はすぐに警察を呼ぶ、周りに助けを求めるなどの対策を伝えて、ある程度範囲を広げてあげることも成長の一つだと思います。

家族でルールを作っておくとよいですね。

子供の嘘にすぐに感情的になり怒ってしまうと、「やっぱりバレても怒られるじゃん」と平気で嘘を付いてしまう子供になってしまうので注意しましょう。

コミュニケーションが取れていない

普段から親子でコミュニケーションが取れていないと、子供は自分が愛されていないと孤独感を覚えてしまいます。

中学生になるとコミュニケーションそのものの時間が短くなってしまいますが、その中でも一緒に食事をしたり、少しでも会話をすることができます。

何でもよいので子供に話しかけてあげましょう。

自分の部屋にこもってしまうと会話が遮断されてしまうので、話せるときにしっかり話すことが大切です。

中学生の子供との時間はたった3年しかありません。

とても貴重な時間なので、親として最低限のサポートをしてあげられるとよいですね。

ただ、無視されてもいいので、声をかけることを心がけておきましょう。

好奇心が勝ってしまった

中学生は、子供から大人へ成長する過程です。

体は少しずつ大人へと成長していきますが、精神はまだまだ子供です。

悪いことをするにしても本意ではなく好奇心だと思って下さい。

嘘を付いてしまう事も、成長していく段階で大切なことです。

良い嘘、悪い嘘を学んでいき、悪いことに対しても、やっぱり悪いことなのだと自分で納得しないと気が済まない子も多いです。

親としては嘘を付かれてしまう事自体悲しく感じてしまいますが、親も成長しなければいけません。

少しぐらいの嘘は当たり前の事だとおもい、大切なことは自分を傷つけていないか、他者に迷惑をかけていないかが大切です。

このポイントを抑えておけば、子供への接し方は大きく変わって行くでしょう。

おわりに

中学生の子供を持つ親は、小学生の時とは違い、悩むことをもグレードアップします。

嘘を付いて遊びに行くことも、成長段階だと思い口うるさく言わずに見守ることも一つの方法です。

家族団らんの時間が少なくなったとしても、その時間を濃いものにできれば子供も安心し孤独や悲しい気持ちになることはありません。

好奇心から色々なことに興味を持ち、悪いことにも興味を持つ年頃ですが、自分の失敗談や、悪いことをしたらその後どうなってしまうのかを子供に伝えて、自分で考える力を身に付けさせてあげることが大切です。

子育ては長期戦です。

いつか子どもに本当の気持ちが伝わる時が来ると思って、根気よく続けていきましょう。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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ゆかり
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