小学生の勉強の中で、大人になっても使うスキルの最も大きいのが「算数」
子どもによって好き嫌いがはっきり分かれる科目ですが、特に3年生は、算数が嫌い!苦手!という子どもが増えてきます。
算数が嫌いになってしまうと、その後の勉強や受験にも響くことになり、今のうちに克服しておく必要があります。
今回こちらの記事では
- 小学3年生の算数嫌いを克服する方法
- なぜ算数が嫌いになるの?
- 苦手な算数を好きになる方法
- 算数が好きになれるおすすめの教材
について紹介していきます。
「嫌い!」と言っていた算数が好きになり、得意科目にもなれる教材を紹介していますので、最後まで読んでみて下さいね!
小学3年生の算数嫌いを克服する方法
我が子が小学校に入学し、学校の勉強も理解し、宿題もスラスラ解けていた。
そこまで心配していなかったのに、突然「できない!」「わからない!」となってしまう事ってありますよね。
- なぜ、突然できなくなってしまったんだろう・・・
- 嫌いって言ってるのはどうにかならないの?
そんな風に考える親御さんは多いと思います。
特に小学3年生は、高学年になる手前の学年。
ここで躓いてしまうと、その後の算数の勉強についていけなくなってしまいます。
我が子の口から「算数嫌い!」という言葉が出た時、どんな風にしたらいいのかについて解説していきます。
簡単な問題からトライしてみる
数学が「嫌い!」という子どもに、「なぜ算数が嫌いなのか?」という質問をすると
こんな答えが返ってきます。
- 問題の意味がわからない
- 解いても間違えちゃうからガッカリしちゃう
- なぜこの答えなのかがよくわからない
- 数字が嫌い
この答えを良く見てください。
「考えているけどわからない」
という事なんです。
算数はもちろんですが、頭を使う勉強は、すらすら解けないだけで、それに取り組むやる気やテンションが落ちてしまいがち。
「嫌い!」という言葉や態度の裏には、「わからないから苦手!」という悩みが隠れているので、子どもが確実に解けるような、簡単な問題を解いてもらうようにしてみましょう。
「解ける楽しさ」「わかる喜び」
この二つを味わうことができると「嫌い」という気持ちは少しずつ薄くなり、「苦手」というハードルを少しずつ崩していくことができます。
まずはお子さんが「これならわかる、解けるだろう」と思う問題を選び、一つずつ解いてもらうようにしましょう。
親が隣で問題文を通訳する
算数の問題を解いている時良くあるのが
「問題の意味がよくわからない・・・」という事。
3年生になると、単純な計算問題も繰り下がりが当たり前になったり、文章問題が増えてきて、パッと読んだだけでは理解できないという事も多くなります。
そういう時、1人で取り組むと、
意味がわからない=難しい=やりたくないという図式になります。
そうなる前に
「この問題は、こういう意味なんだよ」
というように、一緒に問題を考え、難しいと感じる問題をわかりやすく解説するようにしましょう。
文章を読んでわからなくても、言葉では理解できることは多くあります。
文章問題は「文から何を理解し、読めばいいのか」という事もポイントです。
「ここに答えのヒントが書いてあるんだよ」と伝える事で、「そうか!」という発見も出来るので、解くのが楽しくなってくるので、ぜひ一緒に取り組むようにしてください。
短い時間で継続して取り組む
算数の問題が少しずつ難しくなるのが小学3年生。
1問にかかる時間も増えてきますが、だからと言ってずっと取り組んでいると、集中力も下がります。
そうなるとなんでもない事でミスをしたりします。
集中力がキープできる、10分~15分で集中して取り組みましょう。
また、短い時間で毎日継続して続けていくと、習慣になるので、取り組むことが苦ではなくなります。
さらに反復練習もなるので、苦手意識が少しずつ減っていきます。
苦手なものほど、習慣になると苦もなく取り組めるもの。
継続して学習に取り組めるように、親が働きかけていけるといいですね。
しっかりとほめる
算数の勉強以外にも、子どもから苦手意識をなくす方法は「自信をつけさせる」ということです。
自分を認めてくれている大人から褒めてもらえると、達成感や充足感を感じ、嫌という気持ちが少なくなります。
誰でも苦手なものを褒めてもらえた時、嬉しい気持ちになれますよね。
そういったポジティブな感情を味わいながら取り組むと、苦手と思う感情が少なくなり、取り組む時のハードルが小さくなります。
- 問題に取り組めた時
- 問題が解けた時
- 考えることができた時
という時にすかさず褒めるようにすると、効果も大きく得ることができます。
落ち着ける時間帯で
3年生にもなると、単純な計算問題でも繰り下がりや繰上り、また小数点や分数など、少し頭を使って考える問題が多くなります。
そのため、外出前や練る前といった、時間に追われる時に取り組もうと思っても、なかなか集中して取り組むことが難しくなります。
焦れば焦るほど、ケアレスミスも増え「もう嫌だ!」と怒ってしまう子どもを見た事もある親は多いのではないでしょうか。
考える力をはぐくむには、落ち着いて問題に取り組める時間が大切です。
苦手な科目ほど、ゆっくりとした時間をかけて取り組むように環境を整えるようにしましょう。
なぜ算数が嫌いになるの?
算数は、幼い頃から必須科目として学び、社会人になった後も算数で得た「考える力」は必要になります。
重要な科目ですが、苦手な子どもにとっては、算数が嫌い、となってしまうのも事実です。
なぜ、毎日取り組んでいる算数が嫌いになってしまうのでしょうか。
その原因をいくつか紹介しますね。
算数がグッと難しくなる
小学1年生の頃は、一桁の足し算・引き算と、目の前にある数だけを見て答えを求めればそれでOK、の世界でした。
しかし、小学3年生になると、繰り下がり、繰上りの計算はもちろん、ひっ算や分数、掛けたり割ったりと、色々な解き方が求められます。
算数が単純計算ではなく、グッと難しくなるので、解き方のルールや法則の意味が分からないという場合、子どもは難しいと感じ、次第に苦手意識が芽生えていきます。
その苦手意識が克服できないまま進んでしまうと、苦手から嫌いに変わってしまいます。
グッと難しくなり、ペースも早くなるので、ついて行けない子どもが増えていくのがこの学年です。
文章問題が増えてくる
また、3年生になると、単純な問題だけではなく、文章を読んで解くことを求められます。
そのため、算数以外にも国語の実力も求められるようになります。
国語が苦手、という場合や、長い文章を読むことが嫌いな場合、その能力を求められる3年生の数学でその壁にぶつかり「嫌い」という気持ちになりがちです。
私も子どもの頃、文章問題になると途端にとけなくなり、それが原因で一時期算数が嫌いと思っていました。
難しいイメージも先行してついてしまうので、じっとしていられない子どもや、すぐに答えが知りたい子どもにとっては、イライラしてしまいがちな学科になってしまいます。
応用力が問われるように
また、文章問題の中にはひっかけ問題があり、文章をよく読まないとわからない問題や、答の単位が異なっていたりと多種多様になります。
応用力が問われるようになるので、単純に問題を解きたい、という子どもには難しく感じることになり、苦手だという印象を持つようになります。
元々苦手と感じていた算数を「嫌い」になってしまう理由は色々とありますが、レベルが難しくなってついていけなくなった、という事が大きな原因になるようです。
小学1年、2年に比べると、途端に「頭を使って考える」事や「問題をじっくり読まないといけない」事が増えるので、学校の勉強のスピードについていけなくなる子どもが増えるのが、この学年なんです。
だからこそ、今この時に「苦手意識」を克服することが重要かがわかりますね。
苦手な算数を好きになる方法
算数を「苦手」と感じた子どもは、その苦手意識から取り組んだり克服することが消極的になります。
しかし算数という教科は、入試や試験の中でも重要な教科となり、避けて通ることはできない科目。
苦手意識を克服しやすいのは、様々な方法を柔軟に吸収することができる3年生の内にやっておくべきです。
そしてその「苦手」意識を克服するのは、何よりも「好き」という思いです。
苦手な算数を好きになれば、嫌いという事もなくなり、難しい問題にも次第にチャレンジできるようになります。
ここでは好きになれる方法を2つ紹介しますね。
解ける楽しさを存分に味わおう
算数の問題は、少しずつ「公式」や「解き方」が問われるようになってきます。
Aという問題はBという解き方を使って答を見つける
Cという問題はDという公式を使うと楽に解ける
様々な方法を覚える必要がありますが、まずは「解けると楽しい」という感情を味わうようにしていきましょう。
難しい問題を解き終えた時の楽しさ、またパズルのような面白い問題を解く時に味わう楽しさは、苦手を克服する上で非常に大きなエネルギーとなります。
まずは解ける楽しさを存分に味わってもらうため、親と一緒に謎解き感覚で問題を解くのも一つの方法です。
「難しい」「やりにくい」というイメージを、「楽しいんだ」という思いで壊していきましょう。
子どもののレベルにあった教材に取り組もう
子どもが算数を嫌いになる理由に
自分がわからない問題ばかり解かされる
というものと
周りから「何でわからないの?」と言われること
があります。
自分がわからない問題を解くことは、子どもでも大人でも非常にストレスを感じるものです。
また、せかされながら問題を解くのも、だんだんと嫌になってしまう原因になります。
これを防ぐためには、子どものレベルに合った教材を用意することが必要不可欠です。
難しすぎない、それでいて楽しい要素が詰まっているドリルを選ぶことで、子どもの好奇心をくすぐり、楽しい気持ちで問題を解くことができるようになります。
ただ、教材はたくさんあるので、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
私の一押しのドリルがありますので、次で紹介したいと思います。
算数が好きになれるおすすめの教材
「苦手だ」「嫌い」という固定概念が貼られている子どもが、算数を好きになれるとしたら、親としては嬉しくて飛び上がりますよね。
実はそんな子どもにピッタリの教材があるんです。
それは「魔法の算数パズル」
こちらの教材で、算数を好きになれた、苦手を克服することができた!という声が多くあるので、紹介していきますね。
算数が好きになれるドリル
「魔法の算数パズル」は、まさに「算数が苦手な子ども」に試してもらいたいドリルです!

こちらのドリルでは、算数が得意になるための3つのスキルを習得することができます。
そのスキルとは
- 考える力
- 算数が好きになる
- 算数を楽しいと感じる
というスキルです。
算数は「考える力」によって問題が解けるようになると、達成感を感じ、少しずつ好きになります。
その「考える力」をアップさせることにより、算数を好きになれるドリルが「魔法の算数パズル」なんです。
なんと取り組んだ子どものうち、90%以上が「面白い!」と感じ、取り組むようになったと言います。
さらに色々なジャンルの問題があるため、飽きることなく取り組むことができます。
見ているだけで、子どもの「好奇心」をくすぐる内容だと思いませんか?
ワクワクしながら取り組むことで、いつのまにか「算数が好きになっていた!」という事にもなれるドリルなんです。
理解度によってドリルが違う
ドリル教材に取り組む時、よくありがちなのが「年齢」や「学年」で選んで失敗する、という事。
難しいからと学年を下げてしまうと、それだけで子どものやる気が下がってしまいがち。
また、コツコツと最初から取り組ませたい時、学年別だと、どこからやっていいのかわからないですよね。
「魔法の算数パズル」は、初級・中級・上級と、学年に囚われることなく取り組むことができます。
取り組める学年の幅も広く
- 初級編:小学校1年生~6年生向け
- 中級編:小学3年生~6年生向け
- 上級編:小学5年生・6年生向け
初級編でも算数が苦手な子どもに取り組んでもらいやすいよう、小学1年生から取り組める問題が詰まっています。

自分の子どもの算数の苦手レベルによって教材を変えることができるので、着実に実力を身に着け、楽しみながら算数の苦手意識を克服することができます。
「他のドリルは見向きもしないのに、このドリルは夢中になってやります!」
という声もあるので、夢中になれるドリルなのかがわかりますね!
数字を使わないパズル
このドリルが他のドリルと違う所は、算数なのに「数字を使わない」パズルもあるということ。
と思った人も多いと思います。
それは頭を使う事によって、算数に取り組むために大切な「解き方」を学ぶことができるということなんですね。
種類も多く、子どもに飽きさせない工夫がされています。

上の問題のように、自然に思考力を養うことができるので、文章問題など、ひねった問題が出た時も、問題の意図を読み取る力が身に着くようになります。
数字が嫌い、という子どもにも取り組みやすいようになっているので、子どもにチャレンジさせやすい内容になっています。
実際の塾の先生が考えたドリル
実はこちらのドリル、子どもの教育に最も携わる塾の先生が考えたドリルなんです。
子どもが夢中になって取り組み、知らず知らずのうちに考える力を身につけられるには、パズルのように取り組みやすい問題にし、数字嫌いの子どもが楽しんで解く力を身に着けらるようにと工夫されたんだそうです。
16年以上子どもの指導をされてきた先生が、自ら開発し、子どもの「考える力」を伸ばすための「魔法の算数パズル」
実際に他の塾でも導入され、子どもの算数スキルアップに貢献しているとのことなので、多くの算数苦手!という子どもに悩む保護者の力になっているとのことです。
学力の基盤を作り上げる塾講師のお墨付きなので、楽しみながら学力アップに貢献するドリル、取り組まない理由が見つかりませんね。
Amazonや楽天ブックスなどでも購入できますので、初めての方は初級編からチャレンジしてみる事をお勧めしますよ!
\内容などを詳しく見たい方はこちら/
おわりに
今日は「小学3年生の子どもが算数が好きになる方法」について書いてみました。
子どもの算数嫌いは、環境や親の子どもへの働きかけはもちろん、取り組む教材によっても変わります。
今から始めれば、子どもの算数嫌いや苦手を克服する事も夢ではありません。
ぜひ楽しみながら考える力を身に着けることができる方法や「魔法の算数パズル」を使って、子どもと一緒に算数の楽しさを味わいましょう!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!