2023年1月よりシーズン2が絶賛放送中のヴィンランド・サガ。
アイスランドやノルウェーなどの実在する国などが作中ででてきていますが、登場人物も実在の人物をモデルにしているのをご存じですが。
実在の人物をモデルにしているのを知ると、さらにストーリーが深みを増すもの。
どのキャラが誰をモデルにしているのか、またストーリー上重要なキャラクターであるアシェラッドも実在しているのかについて調べていきましょう。
ヴィンランド・サガ登場人物モデルまとめ!
アニメも2期が始まり、ますます盛り上がっていく「ヴィンランド・サガ」
壮大なストーリーに引き込まれる人が続出しています。
そんな「ヴィンランド・サガ」の登場人物のモデルとなった人物をまとめてみました。
トルフィン(ソルフィン・カルルセフニ・ソルザルソン)
主人公であるトルフィンは、ヴァイキングの少年で最強の戦士だった父の復讐に身を投じていく人生を歩んでいきます。
そんな彼のモデルとなったのがアイスランドの商人でもあり探検家として名を残したソルフィンです。
ここに出てくるソルフィンが、ヴィンランド・サガのトルフィンらしい。 pic.twitter.com/Gt6ziEa0hK
— Øyvind オイビソ◝(˙灬˙)◜ (@Oyvindanima) May 22, 2020
名前もめちゃくちゃ似ていますよね。
彼は約160人(65人の説もあり)を引き連れてヴィンランドを目指していました。
そして見事ヴィンランドに到達し、定住をしています。
そして彼の子どもスノッリは、ヴィンランド(アメリカ大陸)で生まれた初めてのヨーロッパ系子孫と言われており、アイスランド人のルーツになるほど重要な存在として言い伝えられています。
なお、ソルフィンは、ヴァイキングの英雄であり、デンマーク、ノルウェー、 スウェーデンを治めた伝説の王であるラグナル・ ロズブロークの直系の血筋と言う事もわかっています。
アシェラッド(アルトリウス)
トルフィンの父親、トールズの命を奪った、いわばトルフィンの最大の敵です。
どんな非常なことも厭わない性格ですが、剣の腕が一流で人を見抜く目もあります。
そんな彼ですが、モデルになったという正式な人物ははっきりとはわかっていません。
しかしファンの間では「アルトリウス」という人物では?と言われています。
クヌート(クヌート1世)
デンマーク王の第二王子でありながら非常に臆病な人物です。
彼は、イングランド、デンマーク、ノルウェーの三国を治めて北海帝国を建国した王様、クヌート1世がモデルになっています。
クヌート1世(995~1035)
デーン人の王。
父王スヴェン1世と共にイングランドを襲撃。急死した父の後を継ぐと既存政権を排除しイングランド王となった。
また兄王の後継としてデンマーク王になると、オラフ2世を破りノルウェー王も兼任した。
3国に跨る北海帝国を築き大王と称された。 pic.twitter.com/fXEeLMlu3l— 世界の英雄bot (@eiyu_bot) February 10, 2023
功績の大きさから大王と呼ばれるほどの凄い人です。
ヴィンランド・サガのクヌートもまた、臆病な王子から立派に成長していく為モデル通りのキャラとなりそうですね。
トルケル(のっぽのトルケル)
戦闘狂のデーン人の武将。
#ヴィンランド・サガ 2期5話
陰鬱なストーリーのせいで、デタラメ且つ直情なトルケルが一服の清涼剤にうっかり思えてしまうバグ時代は違えど「薔薇王の葬列」同様イングランドの歴史はめんどくさい。リチャードもクヌートも王になって何かいい事あるの?…チャールズ? pic.twitter.com/uurbudl23d
— 遠藤いぬ Annex (@Exsedol4970) February 7, 2023
とてつもなく強い人物で、実はトルフィンの大叔父にあたる人物です。
彼のモデルとなったのはヨムスヴァイキングの司令官を務め、のちに伯爵にまでなった人物トルケルをモデルとしています。
モデルのトルケルは、傭兵団を追放された後、イングランド王エゼルレッドに雇われ戦争に出兵するが敗れ亡命をすることになります。
その後戦争相手のクヌート1世と和解をし、デンマークの伯爵の地位を与えられています。
最強に強かったという点では、同じですね。
レイフ(レイフ・エレクソン)
幼いころ、トルフィンにヴィンランドの旅の話を聞かせていたおじさん。
recroomのユニコーンが高い理由はこれだな!
ヴィンランドサガでレイフさんが言ってた! pic.twitter.com/u1VXdvT0M4— シンラ (@shinra112) August 12, 2019
実はこのおじさんは以外にもとってもすごい人物をモデルとしています。
大航海時代にアメリカ大陸を発見したあのコロンブスよりもはやくアメリカに上陸したヨーロッパ人なんです。
物語のレイフも、非常に義理堅く奴隷となったトルフィンを探すためにあらゆる手を使って再会するなど行動力がピカイチのおじさんとして人気がありますね!
アシェラットは実在した?
「ヴィンランド・サガ」に登場する重要なキャラクター、アシェラッド。
アシェラッドは実在した人物なのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
アシェラットは実在
モデルがいたと明言されていないアシェラッド。
ヴィンランドサガ(再)17話。反旗を翻したアシェラッド一味vsアシェラッド。
追い詰められるアシェラッドですが、やはり強者の風格がすごいです。一方、一味たちの小物ぶりが際立ちます。
してやったりという感じです。面白い駆け引きを見ました。#VINLAND_SAGA pic.twitter.com/USdWzq9orq— 翔太郎@アニメ (@shotaro_anime) October 31, 2022
しかし彼も実在した人物がモデルになったのではないかと言われています。
一体誰がモデルになったのでは?と言われたのかを書いていきます。
アルトリウスがモデルと推測されている
彼のモデルの有力候補としてあがっているのはアルトリウス。
しかし実はこのアルトリウスはアーサー王のモデルとなった人物なんです。
ではなぜアシェラッドのモデルとなった人物にあがるのか。
それは、アシェラッドとアルトリウスは共通点があるんです。
漫画の設定ではアシェラッドはアルトリウスの直系の子孫だとされています。
アルトリウスもまた古代ローマの軍人で、ローマ皇帝からの評価も高い優秀な軍人だったようです。
反乱の鎮圧などの活躍を見せたことで、ローマ皇帝から評価が高く、歩兵大隊にまで昇格した伝説的な軍人であったことから見て、アシェラッドのモデルになったと言われても納得です。
能力が高いという点では子孫であるアシェラッドと同じですよね。
アシェラッドの来歴
アシェラッドはデーン人豪族の父親と元王女の母親の間に生まれました。
庶子の子として馬小屋で育てられましたが、11歳の頃父親に才覚を見出され他の兄弟たちと館に住むことに。
その後彼は持ち前の口の上手さで家族内での地位を固めることに成功。
母の復讐の為父親を暗殺後、財産も獲得します。
14歳の頃には病気の母を連れ故郷ウェールズへ赴きます。
その後ヴァイキング集団の首領となり、兵団壊滅後は覚醒したクヌートに資質を見出し忠誠を誓います。
クヌートの補佐をしていきますが、故郷ウェールズとクヌートの命を天秤にかけられどちらも助かる方法として自らの命を捧げることに。
最終的にはクヌートによって致命傷を負わされ死亡してしまいます。
アシェラッドは、トルフィンにとっての敵であり、残忍な一面もありましたが、最後の最後君主の為に命を捧げるというところが本当の戦士だったなと感じる生涯でした。
ヴィンランド・サガの口コミ・評価
2期も盛り上がりを見せている「ヴィンランド・サガ」
アニメや原作を見たファンからの口コミや評判について紹介します。
「ヴィンランド・サガ」口コミ
この作品が日々に活力を与えてくれています。
ヴィンランド・サガのアニメぐらいしか楽しみがない(´・ω・`)
— 嬉野年金積立金管理運用独立行政法人(UGPIF) (@ls99ml) February 11, 2023
戦士たちの泣ける物語です。
ヴィンランド・サガの2期見てたけどガチ泣きしちゃった
— ゆきけも (@yukikemo0014) February 11, 2023
アシェラッドの死にざまは最高にかっこいいですね。
ヴィンランド・サガ面白すぎ
ビョルンとアシェラッドの死に様がかっこよすぎる— 燻製かまぼこ (@mKAMABOKOm) February 11, 2023
面白いかどうか、評判も
ヴィンランド・サガはとても面白い作品です。
史実を元にしたフィクション作品で、トルフィンを含め戦士たちの心情が事細かに描かれています。
第2クールでは、トルフィンが奴隷という立場になってからの物語が描かれていて目が離せません。
ここからがトルフィンの真の戦いと思うと、熱いドラマがスタートする気しかしませんね。
ぜひ一度手に取ってみてください。
おわりに
ヴィンランド・サガの登場人物のモデルについて見ていきました。
登場人物にそれぞれモデルがいて、そのモデルと同じように活躍しています。
これを機に、アイスランドやノルウェーなどの歴史を見てみるのもいいかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました。