小学生の子供を持つ親の悩みの一つとして、子供の行動制限が挙げられます。
例えば、いつもは親と一緒に行っていたゲームセンターでも、子供たちだけで行くとしたら、何かと心配になります。
過保護すぎるのでは?と子供たちだけでの行動を許可したとしても、トラブルになってしまったらと、やはり心配はつきものです。
ここでは、子供たちだけでゲームセンターへ行かせようか悩んでいる方に向けて、トラブルにならない方法や注意点を紹介しています。
子供たちだけで外出することも、子供にとって大きな勉強になります。注意点をあらかじめ伝えておくことで、トラブルを未然に防ぎ、楽しい時間を過ごすことができます。
ぜひ参考に読んでみてくださいね!
子どもだけでゲームセンターは大丈夫?
小学生だけでゲームセンターに行きたいと子どもが言った場合、どうしようか迷いますよね。
子供たちだけのゲームセンターの利用については、色々な意見があります。
危険だから行かせたくないという声や、温室育ちのままでいいのかと言われると・・・・という声も。
ワイの母校、ゲーセン行ってカツアゲされる事例について数学の時間に小一時間危険周知されてた。
あまりオススメ出来ないな… 自分の子供なら止める「小学生だけでゲーセン」悩める親たち 法的にはセーフだけど、トラブル懸念(弁護士ドットコムニュース)#Yahooニュースhttps://t.co/mY6sNWK1of
— ばにあす (@ki_tabata_k) May 2, 2023
てかゲーセンは危険だから子供だけで行くなって教師たちが学生の頃の考えでしょー全く危険はないとは言い切れないけどパトロール引っ連れて教師共がウロチョロしてる方がやばいとおもうんだけど
— いむじい🐱💋 (@imugdattamono) October 22, 2019
田舎の顔見知りの子供同士ですらこの有様だから大人が子供たちだけでゲーセンに行って欲しくないというのはそらそうだなってかんじ
あんまり温室育ちにし過ぎると自立してから大失敗しそうだけど子供のうちに危険な目に遭って一生残る傷をこさえる可能性もあるから難しいね……— 濡烏🌱紅蓮若葉 (@karasuno_96) June 6, 2023
どうしようか迷った時には、次の項目について確認しておいてから判断しましょう。
学校の規則はどうなってるか確認
先ずは学校の規則を確認しましょう。
子供たちだけでのゲームセンターを禁止している学校もありますが、「お帰りチャイムまで」という感じで許可している学校もあります。
私の子どもが通う学校は「長期休みはNG」でした。
まずは学校のルールをきちんと把握しておきましょう。
誰と行くかも重要
次に、誰と一緒なのかを確認して下さい。
友達といっても、無茶をしたがる友達もいるかもしれません。
- 誰と一緒に行くのか
- 何人で行くのか
- 出かけることは相手の親も知っているのか
などの情報は、しっかり確認しておきましょう。
仲の良い友達同士であれば、普段から信頼関係があるのでより楽しく行動できるでしょう。
誰と行くのかも重要になってくるので、事前に知っておくことが大切です。
どのゲームセンターにいくかで判断
ここも重要なのですが、何処のゲームセンターに行くのかも確認しておきましょう。
イオンなどの大きなショッピングモールの場合、色々なお店があると共に大勢の人が集まります。
ただ、人も多い分、ひと目につきやすくなる事もある一方、トラブルに巻き込まれないかが心配になります。
また、どんな年齢層が利用するゲームセンターかも把握しておくと良いでしょう。
照明が暗く大人ばかりが利用するゲームセンターに小学生だけで行くとなるのは怖いですよね。
心配な場合は、どういう事が心配なのか、どういうトラブルが考えられるかなどを子供に伝えて、場所を変えてもらうとよいでしょう。
家から近い場所で考えてもらえると安心です。
行くならば約束は守らせて
万が一子供だけで行く場合、
何時に帰るのか
いくらまで使うのか
一人で行動せず必ず複数で行動する
などといった約束をして、ルールを守らせるようにしてください。
また、約束が守れなかった場合、どういう事が起こるのかという場合も教えておくことが大切です。
約束を守ることは、安全に行動できることに繫がるという旨を、子供に理解してもらう事がポイントになります。
私が子どもとしていることは
- おかえりチャイムが鳴ったら帰る
- 常に集団で行動する
- 余計なお金やおもちゃは持っていかない(荷物は最低限)
ということです。
習慣になるまでは親が荷物を一緒にチェックしたり、帰る時間を確認しておくと良いでしょう。
トラブルにならない方法
小学生だけのゲームセンターに行くと、トラブルに巻き込まれないか心配になる人もいますよね。
トラブルにならない方法を、次の6つにまとめました。子供の安全を守るためにも、内容を確認しておくと良いでしょう。
お金はたくさん持ちすぎない
子どもだけで行動する時には、高額なお金は持たせないことです。
万が一お金を落としてしまうかもしれないので、必要最小限の金額を持たせましょう。
また、子供は自分の欲を制限するのが難しいので、お金を持ちすぎているとあるだけ使ってしまいます。
少なすぎるのも良くありませんが、お金の持たせ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
ちなみに、交換できるようなおもちゃもたくさん持たせないようにしてください。
高額で取引できるカードゲームなどもあります。
そういった物を沢山持っていると目をつけられることもあります。
また、いつの間にかカバンから抜かれていても、荷物がたくさんだと気づくことができない事もあります。
忘れたり取られたりすることがないよう、リュックやポーチなど身に付けられるようなカバンにしましょう。
お金の貸し借りは絶対禁止に
信頼できる友達同士であっても、お金の貸し借りはNGにしておいてください。
このことは子供にしっかり理解してもらいましょう。
子供はお金の大事さをよく理解していません。
少ない金額だろうと決して貸し借りはしないように伝えておきましょう。
お金が絡むとトラブルは大きくなります。
元の関係に戻れないほどのトラブルを起こさないためにも、絶対禁止にしておきましょう。
荷物は最小限で
ゲームセンターに行くのに、荷物はそんなに必要ありません。
最小限で身軽に動けるくらいが理想です。
バッグは手提げではなくショルダーバッグ系が身軽で良いと思います。
個人的にはボディバッグがおすすめです。
自転車に乗る時にもカバンを下ろすことがないので、安心ですね!
また、財布やバッグは、肌身離さずに持ち歩く事を伝えておきましょう。
案外子どもはお金を財布ごと落とす事もあるので、紐付きで首からかけられたり、ズボンのベルトにかけられるものにすると良いですよ!
明るいうちに帰る
楽しい事は夢中になって時間を忘れてしまいがちですが、明るいうちに帰宅するという約束も忘れずにしておきましょう。
建物の中に居ると外の様子が分かりませんが、時間を把握しておくことで「あと○○時間遊べる」など、自分で考えて行動できるようになります。
子供だけで出かけるようになったら、ぜひ腕時計をプレゼントしてあげてください。
また、連絡が取りたい場合は、キッズスマホやケータイをもたせるようにすると連絡が取りやすいですよ!
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何かあればスタッフへ伝えるように
困ったことがあれば、お店のスタッフに声を掛けても大丈夫ということも伝えておきましょう。
ゲームセンターは何かとトラブルや危険事など起こりやすい場所ですが、見守るスタッフもいるという事を伝えておくことで、安心感が出てきます。
もしも、大人に絡まれたり、どこかへ連れていかれそうになった場合は、お店のスタッフ関係なく大声を出して助けを求めるなど、危険を知らせるという事も伝えておきましょう。
一人で行動しない
基本的に一人で行動しないことです。
必ず複数人で行動することを心がけましょう。
お手洗いに行く時も、必ず一人ではなく友達と一緒に行動することです。
トラブルは一人の時に起きやすいです。
一緒に行く人数にもよりますが、グループ全体への声掛けやコミュニケーションにもなるので、みんなで楽しく安全に行動するためにも、一人で行動しないようにすることです。
これらの約束を守って、楽しめるのであれば一度行かせてもありかと思います。
より安心な方法として、キッズスマホをもたせる方法も一つの方法です。
ゲーセンに誘われた時の断り方
子どもが友達から誘われた時、場所や相手によっては断りたい、と思うときもありますよね。
そんな時断る方法を知っておくと安心ですね。
次の3つの項目を確認して、断り方を知っておくことも大切です。
お金がないと断る
こちらは一番説得力のある断り方です。
お金がないと遊ぶことができません。
「誘ってくれてありがとう。だけどお小遣い使っちゃったからお金が今ないんだ。また遊べるようになったら遊ぼうね」という感じです。
誘った友達もこれでは納得するしかありません。
たとえお金があったとしても、断りたい場合はこの方法で断りましょう。
親との約束がある
それぞれの家庭によってルールは異なります。
自分の家では、子供たちだけでの外出は許されていないなど、事情によって断ることもできます。
あくまでも、子供の意思を尊重してあげつつ、成長していくにつれて、約束事を決めたり変えたりしていく事が大切です。
「ごめんだけど、親と約束してるからゲームセンターにはいけない。他の遊びなら遊べるよ」という感じで、他の遊びに誘ってもいいのではないでしょうか。
他の予定があるから
「他の用事があるから」という理由も、スムーズに断ることができます。
「親と出掛ける」「病院に行く」「塾がある」という用事も、自然な断り方なので相手に不快を与える事なく断ることができます。
この時あまり細かく伝えるとどうしてもボロがでてしまいがちです。
さっぱりと断れるようにしたいものですね。
おわりに
子供たちだけでのゲームセンターは何かと不安になるもの。
しかし、親との約束やルール、困った時の対処法などを理解しておくだけで、子供たちだけでも安全で楽しく行動することが出来ると思います。
親から離れていく事は寂しい気持ちもしますが、子供の成長にもつながるので、ルールを守る大切さを教えながら行動していけると良いですね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!