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責任とは子供にどう説明する?意味をわかりやすく伝える方法も

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子供というのは、その時期に思い切り知識を吸収していますね。

その中でもだんだんとわかりやすく説明するのが難しい事ってありますよね。

特に日常の中で出てくる言葉でも難しいのが子供への伝え方。

「責任」という言葉も、どういう意味?って聞かれた人は多いのではないでしょうか。

今回は、「責任」という単語の意味について、小学生の子供でもわかるような説明方法でご紹介していきます。

責任の意味

「責任って言うけど、どんな意味なの?」

案外子どもに聞かれると、わかっているようでうまく説明できませんよね。

私も子供に聞かれまして

うーん・・・責任はね、せきにんだよー!

というわけのわからない解説をしてしまったこともあります。

早速、「責任」とは簡単にどういう意味なのか説明していきます。

4つの観点から噛み砕いてお話ししていきますね。

責任の本来の意味

まず、子どもにわかりやすく説明をする際には、本来の意味をちゃんと理解して納得している必要があります。

本来の「責任」の意味について、辞書に書かれている意味は、実は二つ。

①[荘子天道]人が引き受けてなすべき任務。

例:―を全うする・―を持つ・―をとる

②政治・道徳・法律などの観点から非難されるべき責せめ・科とが。

法律上の責任は主として対社会的な刑事責任と主として、対個人的な民事責任とに大別され、それぞれ一定の制裁を伴う。

引用サイト

なるほど、と言った感じですよね。

しかしこれだけ見ると、とってもわかりづらいです。

なんだか難しい言葉をたくさん使っていて、大人でも結局どういう意味なのかわからないですよね。

自分がするべきこと・任されていること

それでは、先ほど紹介した辞書の内容がわかりづらいと思うので、わかりやすく噛み砕いた内容をお話しします。

①の意味をかみ砕い手話をすると

→「その人がその立場にいる以上当たり前に負う必要がある任務や義務のこと」です。

もっとわかりやすく言うと、自分に任せられた事を最後までやり遂げると言うことです。

責任とは、自分が「やろう」と決めた事、周りから「やってほしい」と言われたこと、「やらなければいけない」ことを最後までしっかり終わらせるということなんですね。

また、もう一つの責任の意味をかみ砕いて話をすると

「その人の地位や立場や役職、さらに行った事による政治的責任・法的責任・道義的責任など、様々な視点から考えられる責任」です。

例えば、自分が先生であれば、先生として果たすべき子どもへの指導や監督のことを指すんですね。

先生なのに毎日遊んでいたら、子供の指導に対する「任されている事」は果たされませんよね。

ひとまずかみ砕いて説明しましたが、辞書の表現よりはわかりやすくなったでしょうか?

これでなんとなく理解できれば子どもにも説明できますね。

どういった場合に使われるのか(使用例)

では、この2つの意味の「責任」と言う言葉はどう言う時に使われるのでしょうか。

ひとつずつ説明していきます。

①やることをやってほしい時

①の辞書の意味にもある通り、責任という言葉を使おうとすると、

  • 「責任を全うして」
  • 「責任を持つんだよ」
  • 「責任を取ろう」

などの文章で使われることが多いです。

だいたいの人が使う責任とはこの1番目の意味が多いです。

例えば、私は先生から学級委員に任命されました。

その時言った言葉に「責任」という言葉を使いました。

これからは、クラスをまとめられるように学級委員としての責任を持った行動を心がけます。

責任とは、自分がやることにちゃんと取り組み、最後までやり遂げる事。

それは相手にも同じことが言えるんですね。

最初やるっていったんだから責任もってやってね

と言った言葉に見られるように、その人に周りが「やるべきだ」とお願いした「役割」という使い方が多いですね。

役割に対する信頼として「責任」が使われる

では次に、②の使用例を紹介します。

今回はその中でも「役職的な責任」を例にとってみましょう。

この場合、小学生やまだ小さな子どもはなかなか使う場面がないことが多い「責任」の使用例になります。

使用例として例えば、

  • あの人は管理職だから言葉一つや言動一つにも責任が生じる
  • あなたの仕事はそれをする責任がある

というように使います。

その人の仕事に対して、どんな信頼が寄せられているのか、それによっても「責任」の大きさは変わります。

連帯責任として使われることも

学校で責任という言葉を耳にする時によく聞く「連帯責任」という言葉について、気になる子供もいるのではないでしょうか。

それもここで軽く説明します。

連帯責任とは、

組織やグループの中で誰か1人が過失に対しての責任を負うのではなく、組織やグループの全員が過失に対して責任を負うこと

使用例としては、

クラスで各6人ずつのグループが作られていてみんな同じように宿題を出されています。だけど、自分のグループの子が1人宿題を忘れてしまいました。

それを先生に伝えると先生は「連帯責任としてあなた達のグループは明日も宿題をしてきてください。グループの友達に迷惑かけたくなければ、忘れないようにしてくださいね」

このような時に使います。

日本ではよく見る光景ですが、実は海外では連帯責任というのはそこまで重要視されていません。負う必要のある連帯責任のみ責任が課せられるようです。

確かに、日本は必要のないことまでしている気もしますよね。

子供に意味をわかりやすく伝える方法

では次に子どもが責任について聞いてきた時に、どう説明したらいいのかお伝えします。

ちなみにこれから紹介する文章は、そのまま子どもに伝えられるように話し言葉で書きますので、ぜひ、参考にしてみてください。

自分のやることをさいごまでやりとげる

まずは言葉の意味を分かりやすく伝えましょう。

小学生ならこの説明だけで「ふーん」となり、追及はあまりないものです。

「責任」にはどんな言葉なのかをお話するね。

実は「責任」っていうのは2つ意味があるんだよ。

一つ目は、任されたお仕事を最後までやり遂げるっていうこと。

二つ目は、立場が偉い人がお仕事をしっかり頑張ったり、悪いことをした人が、その悪い事をごめんなさいすることだよ。

ただ、その後も詳しく聴いてきたい子供もいるかもしれません。

そういった時は次の話し方を試してみてください。

具体的な例をプラスする

もしかしたら先ほどの説明ではイメージがしにくいかもしれません。

また「もっと知りたい!」という子供もいます。

その時はぜひ具体例を出して解説してあげましょう。

ぐんと理解度が増します!

それじゃあ、もう少しわかりやすくお話してみるね。

「責任」には二つ意味があるけど、だいたいの場合は一つ目の「任されたお仕事を最後までやり遂げる」っていう意味で使われることが多いね!

どんな時に使うかというと、例えば、〇〇くん(さん)が学校で生き物係になったとするよ。

その時〇〇くん(さん)は、一生懸命動物とかお花を育てるよね?

でも、春になったらクラスが変わってその動物とかお花ともお別れするよね。

お別れする最後まで、生き物係としてお世話を頑張ることは生き物係としての「責任を全う」したことになるし、頑張って育てたならそれは生き物係の「責任を持っている」ことになるよ。

 

ちなみにこれは最近子供であったこと、子どもを見ていて親が気付いたことでも大丈夫です。

自分に近いものほどイメージがしやすくなります。

理解できたか確認

ここまで話をして、一度子どもにおおよそわかったか聞いてみましょう。

どうかな、「責任」がどういうことなのかわかったかな?

今の話を聞いて、他にもどんなことが「責任」なのかわかるかな?

自分の「責任」はどんなことなのかを考えてみるのもいいね!

こんな感じで、子どもに説明をする時はとにかく簡潔に身近な例えを用いて話すと理解してもらえることができます。

また、その後の子供の行動に「責任」を結び付けて話すとより子供に考えるきっかけを与えることができます。

今回は、私が考えた例えでしたが、普段子どもの話を聞いていると、その子にあったわかりやすい例えが見つかると思うので参考にしてみてくださいね!

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伝える時のポイントを紹介!

子供は理解できるとすーっと頭に入っていきますが、理解できないとずっと「?」が頭の中にこびりついています。

先ほどのわかりやすい伝え方について、どう話せばより子どもに上手く伝わるのか、ポイントを3つお話しします。

この3つの点に注意しながら話すように心がけてみてくださいね。

子供が知っている言葉でわかりやすく伝える

子どもにわからないことを説明する時、子どもが現時点で知っている単語や言葉を選んで話すようにしましょう。

例えば「解説するね」を「お話するね」と言った感じで、難しい言葉をわかりやすく変えてあげましょう。

子供はわからないことを理解したいのに、それの説明でさらに難しい言葉を使っても理解できるはずがありません。

これは、子どもも大人も関係なく同じだと思います。

わかりやすく説明する上では、なるべく噛み砕いた文で説明できると子どもも理解しやすくなります。

そのためには、まず自分自身がよく知る必要もあるかもしれませんね!

長すぎず簡潔に

また、小学生のような小さな子どもは長時間話を聞くのが苦手です。

しっかり説明しているのに、途中で話題が変わったり、ぼーっとしているのを見たことはありませんか?

子供はだんだん集中力が無くなって、他ごとしたり、話を聞いていなかったりしてしまいます。

せっかく説明しているので、子どもにも集中して聞いてもらいたいですよね!

そのためにはわかりやすい説明を簡潔に話すように心がけましょう。

疑問が生まれたらその都度具体例で解説する

そして、説明している間に子どもはよく、なんで?と聞くことがあります。

そういう時は、新しく生まれたその疑問に対して詳しく具体例なんかもつけて話せるといいですね。

途中で生じた疑問があっても、とりあえず説明を聞いて欲しいという気持ちはわかります。

でも、わからないところをいったん放置したまま説明を受けても、大人のような理解力はまだないので、次の説明が頭に入ってこないのです。

せっかく話している今の説明を理解してもらうためにも、疑問が生じたらすぐにその点についてお話しできるといいですね。

こういった時、新聞は子どもの好奇心を満たしてくれる内容がたくさんあります!

漫画もいいけれど、子供の学力を上げるタイミングに、たくさんの知識を吸収させてあげてくださいね!

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おわりに

今回は、「責任」という言葉について小学生でも理解できるような内容、そして実際に話すような話し方のポイントについて解説しました。

生きていると誰しも必ず「責任」という言葉の壁にぶち当たりますよね。

小さな子どもは本当によく「どうして?」と聞いてくることがありますよね。

忙しい中、毎回丁寧に話すのは難しいかもしれません。

ただ、今回の記事を参考にしてもらうと、他の言葉についても子どもにうまく説明できるのではないでしょうか?

そんなときにこの記事を読んで自分自身理解したり、子どもに伝える方法として利用したりと、参考にしてみてくださいね。

ただ、この記事は絶対ではないのであくまで参考にして、その子にぴったりの話し方や説明方法が見つかるといいですね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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ゆかり
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