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あらいぐまラスカルは実話!スターリングのその後や原作との違いも

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「あらいぐまラスカル」と言えば、だれもが知っている人気キャラクターですよね。

パパ、ママ世代はこども劇場や再放送で見ていた人も多いのではないでしょうか?

最近では東京オリンピック2020でスケートボードのメダル選手のインタビューで「あらいぐまラスカル」の曲の話が登場するなど話題になりました。

私も良く見ていましたが、実はこの作品、実話だって言うことを知っていましたか?

今回は「あらいぐまラスカル」のお話、作者や原作との違いもお伝えしていきます。

お得な情報も書いてありますので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね!

あらいぐまラスカルの話は実話だった!

かわいいラスカルと出会い、共に成長していく姿を描いたアニメ「あらいぐまラスカル」

「あらいぐまラスカル」といえば、野生のあらいぐまの赤ちゃん「ラスカル」とラスカルを育てる少年スターリングの友情物語です。

二人を取り巻く人たちの人間模様や、野生動物を飼う事の難しさを考えさせられる部分も注目を集めた所以です。

こちらの作品、フィクションかな?と思ったところ、本当は実際にあったお話しだったんですね!

「あらいぐまラスカル」は実話だった

「あらいぐまラスカル」は実話で、原作があります。

「あらいぐまラスカル」の原作は「はるかなるわがラスカル」という本。

こちらの作品「はるかなるわがラスカル」は、1963年にアメリカの作家スターリング ノースが発表した小説です。

著者の「スターリング ノース」とは、物語の主人公の少年スターリングです。

このお話は「11歳のスターリング少年が実際に体験した、あらいぐま「ラスカル」と出会ってから別れるまでの1年間のお話」です。

20世紀前半のアメリカの農村地帯ウィスコンシン州を舞台に、スターリング少年が体験したラスカルとの生活や野生動物との共存の難しさなどを描いています。

「スターリング ノース」は、こちらの作品で「ダットン動物文学賞・アメリカ図書協会オーリアンヌ賞」を受賞。

その後アニメ化・映画化をされる名作となりました。

主人公スターリングは実在の人物

主人公のスターリングは、フィクションではなく、原作の著者で実在した人物です。

「あらいぐまラスカル」とは、著者スターリングノースの少年時代の実話だったんですね。

スターリングノースとはどんな人物だったのでしょう?

スターリングノースは、ウィスコンシン州の農家に生まれます。

「あらいぐまラスカル」の舞台ですね。

シカゴ大学中退後、シカゴ・デイリーニュースなどの新聞記者を経験し、その後文学担当になります。

そして小説を刊行した後、1963年に「はるかなるわがラスカル」を発表し、ベストセラーになります。

私生活ではご結婚もされていて、お子さんが2人いらっしゃいます。

新聞記者となり、小説家として活動していた時にラスカルを執筆したんですね。

子どもの時に経験した事が、自分の身を助けるなんて、当時は思いもしなかったんでしょうね。

あらいぐまラスカルのその後はどうなった?

あらいぐまラスカルの最終回は、スターリング少年とラスカルの別れのお話です。

最終回は涙したファンも多いのではないでしょうか。

切り取るようにシーンを覚えていても、最終回のあらすじやその後どうなったか、という事に関しては覚えていない人も多いのではないでしょうか。

あらいぐまラスカルの最終回

スターリング少年は成長の中で、進学するか、このまま農場で生活していくかという選択に悩まされ、その末に進学することに決めました。

その頃、春になりラスカルのもとにも雌のあらいぐまが現れるようになっていました。

また、ラスカルは成長していく中で野生化していき、本来のアライグマがもつ荒い気性が出てくるようになりました。

そんなラスカルを転校先に連れていくことができず、スターリンはラスカルとの別れを決意します。

別れの日、ラスカルとスターリング少年は森を訪れます。

猟師にラスカルが撃たれないように森の奥へ進んでいきます。

夜に差し掛かり、岸辺から雌のあらいぐまの声がして、それに導かれるようにラスカルはスターリングのもとを去っていきました。

その後、スターリングは進学のために姉の住むミルウォーキーへ旅立ちます。

あらいぐまラスカルとの思い出を胸に、新たな道を歩き出すんですね。

このお話は、ラスカルとスターリングが別々の世界で生きていくという最終回で幕を閉じているんですね。

あらいぐまラスカルのその後

「あらいぐまラスカル」は原作者スターリングノースの経験を元に執筆した実話になります。

その後についても気になりますが、この「ラスカル」のお話は、続編などは作られていません。

おそらくですが、ラスカルとはその後会う事はなかったのでしょう。

そして、主人公のモデルとなったスターリングノースには、その後ある事が起こってしまうんです。

スターリングはポリオに倒れている

農家に生まれたスターリングは、ラスカルと別れ進学するも、15歳の時にポリオにかかってしまいます。

治療法などが確立されていなかったこともあり、スターリングは足に麻痺が残り車いす生活となってしまうんです。

ただ、車いす生活になる事で、当時の戦役に就くこともなく、長らく生きる事ができたのかもしれません。

スペイン内戦や第二次世界大戦に戦士として駆り出され、殉職していたかもしれません。

このお話は、スターリングが病に侵され不自由な体になったからこそ、過去を回想して生まれた作品なんでしょうね。

あらいぐまラスカルの原作とアニメの違いについて

実は原作の「はるかなるわがラスカル」と、アニメ版「あらいぐまラスカル」はいくつか違いがあります。

それについてこれから紹介していきますね。

スターリングにはお兄さんがいた

原作ではスターリングにはハーシェルというお兄さんがいます。

ハーシェルは第一次世界大戦に出兵しています。

しかし、アニメでは1914年と時代背景が第一次世界大戦前となっています。

そのため、第1次世界大戦に出兵したハーシェルが出てくる理由がないため、出ていないんです。

母親が亡くなった時期が異なる

スターリングのお母さん、エリザベス・ノース。

原作ではスターリングが7歳の時にお母さんはなくなっています。

しかし、アニメではラスカルと出会った11歳の時の出来事になっています。

ラスカルも母親を猟師に打たれ死んでしまった事からスターリングに引き取られている所を見ると、母親の存在もしっかりとアニメでは描こうという事になったのかもしれません。

アニメのオリジナルキャラクターがいる

「あらいぐまラスカル」には、原作にはないアニメオリジナルキャラクターが存在します。

それはアリスやクラリッサおばさん。

アリスは原作には出てこない実在しない人物です。

スティーブンスン家は原作には登場しないアニメのオリジナルです。

キャラクターを増やすことによって、話を盛り上げようとしたのかもしれませんね。

ラスカルと別れる理由が異なる

あらいぐまラスカルの感動シーン、それはラスカルとの別れのシーンです。

実はラスカルと別れた理由が、原作とアニメでは異なるんです。

アニメではスターリングの転校と、ラスカルの気性の荒さから一緒に暮らすことはできない・・・と別れを決意しています。

しかし原作では、別れる理由となった別の人物がいるんです。

原作ではスターリングの家で、クインさんという家政婦さんを雇います。

この家政婦さんが動物をとても苦手で、スターリングはラスカルが今後うまくやっていけないだろうと思い、家政婦さんがやってくる前にラスカルと別れる事にしたようです。

原作にはない登場人物をプラスする事で、アニメとしての面白みを加えたようです。

ただ、人気の登場人物の一人、アリスが原作にはいなかったとは・・・寂しいですね。

ただ、ストーリーはかなり練りこまれているので、放送期間は1年と長いものの、飽きずに見ることができた作品でした。

現在動画配信なども行っているので、気になる方は再度1話から見直してみると新しい発見がありそうですね!

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「あらいぐまラスカル」はここがおススメ!

世界名作劇場「あらいぐまラスカル」は、アニメの中でもかなり癒されるアニメです。

「あらいぐまラスカル」のおススメポイント

「あらいぐまラスカル」のおススメポイントをまとめてみました。

・ラスカルのしぐさや鳴き声の可愛さが半端ない
・最終回のシーンが感動的
・可愛い見た目とは裏腹に、動物を飼うことや育てることの大変さがリアルに描かれている
・動物とのふれあいを通じて友情や成長なども感じられる
・人間と自然の在り方の難しさを上手く表現しているアニメ
・自然が美しく描かれていて、子どもにも安心してみせることができる

「あらいぐまラスカル」の感想・評判

今回、作品の感想や評判もまとめてみました。

曲が良いのはもちろんですが、ストーリーも考えされられて、何度、どこから観ても面白いと思えてしまいます。

また、赤ちゃんから大人になっていくラスカルの表情がとてもかわいいのも印象的ですね!

実際のあらいぐまとは違って、かなり可愛らしいしぐさをしていて、鳴き声にも癒されます。

私が見た感想

私も当時リアルタイムで見ていた世代でしたが、色々なシーンが好きでよく覚えています。

角砂糖をミルクで洗ってしまったシーンでは、ラスカルの反応がとても可愛らしいのでぜひ注目して見てください。

ラスカルは野生動物ですが、2人が愛情いっぱいに触れ合ったり、人間の友達のように自転車で一緒にお出かけをしたり、ほのぼのとした心温まるシーンも多いのもファンが多い所以だと思います。

その一方で、成長とともに近所の畑を荒らしたりするなど、いたずらがエスカレートしていき、可愛らしくても野生動物なので、大きくなるほど子どものスターリングには手に負えなくなってくるのです。

悩んだ末の2人の関係性は今後どうなっていくのか、そこも大きな注目ポイントになっています。

またこの作品は、作者の少年時代を元に小説化したものを原作としてアニメーションにしているので、ほとんどが実話という点もとても興味深いところになります。

少年スターリングとラスカルの出会いはどんなものだったのか、仲良しな2人の友情はどう変化していくのか、回を重ねるごとに人間と野生動物の共存について深い内容になってくるので、その様子も注目しながらぜひ見ていただきたいです。

アニメ「あらいぐまラスカル」について

アニメ「あらいぐまラスカル」はどんなアニメなのでしょうか?

アニメ「あらいぐまラスカル」のあらすじ

動物が大好きな少年スターリングは、親友のオスカーや飼い犬のハウザーとウエントワースの森へ釣りに出かけて、アライグマの親子と出会います。

アライグマの親子を飼育したいと考えたスターリングは、どうにかして捕まえようとしたその時、猟師が現れて母親のアライグマを銃で撃ってしまいました。

スターリングは、目の前で母親を失った子どものアライグマを抱きかかえ、絶対に育てて見せる、と家に連れて帰り、ラスカルと名付けて育てるのでした。

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アニメ「あらいぐまラスカル」キャスト

役名 キャスト
スターリング・ノース 内海敏彦
ラスカル 野沢雅子
ウィラード・ノース  山内雅人
オスカー・サンダーランド 鹿股裕司
アリス・スティーブンソン 冨永美子(15 – 29話)
冨永みーな(30話以降)
サラ・エリザベス・ネルソン・ノース 香椎くに子
セオドラ・モード 松尾佳子
ジェシカ・ノース 芳賀みちる
ハーマン・サンダーランド  石森達幸
ホエーレン 杉山佳寿子
スラミー・ステルマー 滝雅也

アニメ「あらいぐまラスカル」について

放送局 フジテレビ系列
プロデューサー 中島順三、加藤良雄
放送日時 1977年1月2日 – 1977年12月25日
主題歌 「ロックリバーへ」、「おいでラスカル」
公式HP http://araiguma-rascal.com/news_event/

 「あらいぐまラスカル」について

第1話:黒いマスクの可愛いやつ

第2話:ぼくの新しい友達

第3話:友情

第4話:ミルウォーキーのお月さま

第5話:オスカーへの贈り物

第6話:さようならスカンクたち

第7話:馬と自動車はどちらが速いか

第8話:蛙とボクシング

第9話:お母さんの帰宅

第10話:はじめての探検

第11話:消えた角砂糖

第12話:本と1セント銅貨

第13話:夏休みの第一日

第14話:母のない子

第15話:アリスと友達になれたらなあ

第16話:楽しいパーティの夜

第17話:ラスカルの冒険

第18話:森で会った不思議な青年

第19話:ラスカルとトウモロコシ

第20話:スターリングの悲しみ

第21話:あぶないラスカル

第22話:森と湖と動物たち

第23話:カールの災難

第24話:走れ走れぼくらのカヌー

第25話:森で見つけた仔鹿

第26話:森と湖の夏まつり

第27話:首わと皮ひも

第28話:檻の中

第29話:星空をとぼう

第30話:ケチケチするな

第31話:花火のあがる日

第32話:わたり鳥の帰るころ

第33話:ドニイブルックの勝利

第34話:いじわるな手紙

第35話:カールとフローラ

第36話:待っていた老人

第37話:朝の乳しぼり

第38話:素敵なおもいで

第39話:忘れられた誕生日

第40話:初雪の夜

第41話:めずらしい患者

第42話:もうすぐクリスマス

第43話:すばらしい贈り物

第44話:氷の上の戦い

第45話:お母さんの平手うち

第46話:お父さんのさびしい顔

第47話:立ちあがった仔牛

第48話:じゃじゃ馬ならし

第49話:雪の家

第50話:カヌーの進水式

第51話:残された一週間

最終話:別れと出発の時

おわりに

あらいぐまラスカルについてお伝えしてきました。

ラスカルの可愛らしさを思い出して、また見たくなりました。

原作の「はるかなるわがラスカル」は、スターリング少年の生き生きとした生活が、よりリアルに楽しめます。

大人ももちろん、字の大きさや読みやすさから、小学生のお子さんが読むことも出来ると思います。

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老若男女に愛される名作、あらいぐまラスカル。

是非ご覧になってはいかがでしょうか?

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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ゆかり
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