子どもの頃に一生懸命覚えた「百人一首」
簡単そうで、意外と覚えるのが難しいって思った事ありませんか?
今や学校の授業で教材として使われることが増えてきたり、大会もあったりと、自分が思っているより触れる機会が多い「百人一首」
日本の文化に慣れ親しむことができる「百人一首」を、楽しく簡単に覚えられるツールがあったら、使ってみたいと思いませんか?
アプリでも百人一首を覚えるツールがありますが、実は紙媒体の方が、子どもには覚えやすく、しかも勉強のコツも自分でつかむことができるようになるんです!
そんな中素敵な商品を見つけました!
その名も「百人一首 早おぼえ表」という商品です!
今日こちらの記事では、実際にこの「百人一首 早おぼえ表」を開発した吉島さんにインタビューを行い、商品の良さや使い方などを詳しくお聞きすることができました。
実際に開発への想いや使い方など、今日は「百人一首 早おぼえ表」の魅力を余すところなく紹介させていただきます!
「百人一首 早おぼえ表」って一体何?
まずは、今回紹介する教材「百人一首 早おぼえ表」はどういった内容のものなのかを紹介していきます。
楽しく「百人一首」を覚えられる暗記ツール
こちらの「百人一首 早おぼえ表」
(引用サイト:https://www.makuake.com/project/hyakunin-issyu-anki)
こちらは、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活動した公家・藤原定家が選んだ秀歌撰「小倉百人一首」を、楽しく暗記できるツールとして開発された商品です。
「小倉百人一首」は現代ではカルタなどで販売され、子ども同士で競い合ったり、大会などもあるくらい有名なものですね。
小学生の頃、学校の授業で覚えてきなさい!と言われた人も多いのではないでしょうか。
ただ、学校では覚え方などについて教えられたことはなく、得意な子と苦手な子が分かれてしまい、テストなどで範囲になると内申点にも響いてしまうことすらあります。
今回の古典のテスト百人一首なんだけど古典で唯一百人一首苦手だから危機感じてる
中学の時くそほどやらされてたおかげでなんとなん覚えてるけどやばい気しかしん😇😇— あゆか@ (@s2_ayuka) January 22, 2019
私も覚えられず、坊主めくりだけしかできなかった人間です。
ただ、この「百人一首 早おぼえ表」を使うと、スラスラと難しい百人一首を覚えることができるんです!
印刷物づくり20年のベテランが研究を重ねたツール
こちらの「百人一首 早おぼえ表」の制作者は、「株式会社コレヤコノ」を起業した一覧表クリエイター、吉島航日子さんが考案・開発されています。
(引用サイト:https://www.makuake.com/project/hyakunin-issyu-anki)
吉島さんは、関西大学文学部卒業の後、関西の出版社に就職。
その後フリーランスを経て、編集はもちろんのこと、情報の伝え方や紙面の見せ方など、旅行会社を中心にその実力を発揮していました。
2021年には、社会情勢の変化を感じ、これまでの自分の経験を世の中に貢献するため、人々の役立つ印刷コンテンツを作ろうと一念発起。
「株式会社コレヤコノ」を設立し、様々な便利ツールを開発・販売しています。
そして、そんな吉島さんが、百人一首をより楽しく、簡単に暗記できる方法はないかと研究して生まれたのが「百人一首 早おぼえ表」なんです。
きっかけは制作者の姪っ子
今回吉島さんが「百人一首 早おぼえ表」を作ったのは、ある出来事がきっかけだったと言います。
それはある年のお正月。
親族の集まりで会った姪っ子が「百人一首を覚えたい。でも、難しくて覚えられない」と言ったのが発端になりました。
確かに百人一首は、初めての人や国語が苦手な子どもには難しく感じられます。
本などでどう学ぼうか調べてみると、百人一首の覚え方、という内容のものはないことに気付いた吉島さん。
「覚えるために工夫されたものがないのなら、自分で作ってみよう」
と思い立ったんだそうです。
もし姪っ子さんが「百人一首を覚えるのが難しい・・」と嘆かなければ、こんな素晴らしいツールは生まれなかったんでしょうね!
「百人一首 早おぼえ表」の使い方
今回ご紹介する「百人一首 早おぼえ表」
実際にどんな風に使ったらいいんでしょうか?
吉島さんがこれまでの企業広告や販促用印刷物を作った経験を生かし、試行錯誤の上完成した「百人一首 早おぼえ表」の使い方などを紹介しますね!
「百人一首 早おぼえ表」の使い方
まず、「百人一首 早おぼえ表」の使い方は難しくないことを先にお伝えしておきます。
簡単に使い方を紹介しますね!
- 穴あきシートを使って、百人一首の上の句を五十音順に並べたシートの「上の句」を穴の中に入れ、上の句を覚えます。(下の句は隠れます)
- 穴あきシートを左にずらし、「百人一首 早おぼえ表」の「下の句」が何かを確認します。
- テンポ良く次の句に穴あきシートをずらしていき、「上の句」と「下の句」を順番に見て覚えていきます。
- 何度も繰り返して、「上の句」を読んで下の句が思い浮かぶようになるまで、繰り返していきます。
どうですか?難しいルールもないので、とっても使いやすいですね!
文章だとわからない・・・という人もいますので、わかりやすい使い方動画を見てみましょう!
子どもと一緒でも、1人でも、スラスラ覚えられるほど簡単にできますよね。
この方法で覚えていくと、覚えやすい歌と苦手な歌が、だんだんと見つかるようになります。
その歌を目隠しシートを使って重点的に覚えていくというのも、おススメの方法です。
レイアウトやデザインも見やすく覚えやすいよう工夫をこらしてあります。
紙一枚ですべてを見る事も出来るので、全体像が分かり、効率よくスピーディーに進められますね!
何歳から使える?
こちらの「百人一首 早おぼえ表」は、紙一覧に書いてあるので、難しい操作などは必要ありません。
わからない部分は大人が説明すればいいので、小さな子どもでも使うことができます。
もし、ひらがなが読めない幼稚園くらいの子どもであっても、親が一緒について、上の句、下の句をそれぞれ読んであげれば大丈夫。
吉島さんからは、30代~60代と、幅広い世代に気に入ってもらえているとの嬉しいデータを頂きました。
こちらは親子、また叔父さんや叔母さんから、甥っ子姪っ子へのプレゼント、さらにはお孫さんのためにと、買われていることが多いそうです。
さらに今は競技カルタ人気が高まっている関係から、日本中の中学、高校、大学にカルタ部も増えてきています。
そういった競技カルタの技術向上にも使える教材ですね。
映画化もされた「ちはやふる」を見て「競技カルタをやってみたい!」という子どもから大人まで、使ってもらえる教材なんですね!
「百人一首 早おぼえ表」のスゴイ所・メリット
百人一首がスラスラ楽しく覚えられる「百人一首 早おぼえ表」
スゴイ所やメリットも知りたいですよね?
制作者の吉島さんにたくさんうかがってきたので、今から紹介していきますね!
五感を使って暗記できる
「百人一首 早おぼえ表」は、印刷物の企画制作のプロである吉島さんが、実践で学んできた「伝わりやすいデザイン」が形になった教材です。
吉島さんはご自身の会社「コレヤコノ」でも魅力ある商品を多数展開しています。
(引用サイト:https://ichiranhyo-shop.com/)
人間は暗記をする際、五感をフルに使って言葉などを記憶します。
特に「視覚」を使って暗記できるようにと、「百人一首 早おぼえ表」は工夫されています。
吉島さんが制作にあたり、着目したのが「決まり字」という、百人一首独特の「そこまで読まれればその札だと確定できる」という部分です。
例えば有名な天智天皇の歌。
「あきの田のかりほのいほのとまをあらみ わが衣手はつゆにぬれつつ」
百人一首の中で、頭から3文字「あきの」という字を使っているのは他の99首にはなく、唯一「あき」までが同じの歌
「あきかぜにたなびく雲の絶え間より もれいづる月の影のさやけさ」
があるだけです。
そのため「あきの」の3文字まで読めば天智天皇の歌とわかるので、「3字決まり」と言われています。
吉島さんはこの「決まり字」を一目で見分けられるように、色使いとレイアウトにこだわりました。
(引用サイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000085309.html)
百人一首には「決まり字」というその歌を見分けられる字があるのですが、そこに着目して、デザインに研究を重ねて見やすくまとめてあります。
さらに「目かくしシート」を横にずらすだけで、上の句と下の句を覚えることもできるため、より視覚に訴えて覚えることができるように工夫されています。
また、上の句と下の句で、2種類の五十音順シートになっているため、言葉にするだけで聴覚から理解をより深めることができるんですね。
こういった工夫は、他に例がなく、完全なオリジナル作品を試行錯誤しながら作ったと吉島さんは話してくれました。
「答えを探しながら制作を進めていったので、世の中を見ても類似品はほとんどないと思いますよ」
百人一首をこれほど見やすく、また覚えやすく工夫された商品の裏には、小倉百人一首を知り尽くした吉島さんの努力が込められているんですね!
飽きずに長く学ぶことができる
子どもの勉強で悩ましいのが「教材を買っても飽きてしまう」ということ。
「暗記」といえば、ミニカードの表と裏に書き分けて受験勉強のように覚える努力をした人もいるかもしれません。
ただ、その方法は一枚ずつめくっていかなければ答え合わせができず、学習がはかどらないこともありますよね。
ですが、こちらの一覧表と専用の目かくしシートをセットで使うと、スラスラと百首が目に飛び込んできて、暗記効率が一気に高まります。
さらにカラフルに区分けされている事もあり、パッと見ても見やすい構成に仕上がっています。
簡単にできるからこそ、子どもから大人まで飽きずに長く使うことができます。
難しいと最初から諦めてしまいがちですが、「誰にでも簡単に出来て、満足できるものを作ろう」という、吉島さんが使い心地にこだわったことが見てわかりますね!
暗記効率が高まる
デジタル化が進み、紙離れといった時代が進みつつありますが、実を言うと、アプリと言ったデジタルなものよりも、紙の一覧表の方がメリットが多いとも言われています。
まずは使いやすさ。
子どもがアプリを長時間使っていると、視力や姿勢、またブルーライトなどの心配がありますが、紙だとそういった心配がありません。
また、暗記効率も紙媒体の方が効果が高く、アプリではぼんやり覚えていても、紙媒体で覚えると、案外少ない時間でしっかりと覚えている事が多いです。
吉島さんもこれまでの経験から、暗記ツールとしては紙媒体を使う方が効果も高いと断言しています。
その紙媒体のメリットを突き詰めて作ったのがこの「百人一首 早おぼえセット」
面倒な操作などやパケット代を気にすることなく、昔から日本人が慣れ親しんできた紙のぬくもりと利便性を感じる事ができます。
暗記ツールにこだわった吉島さんが、イラストや動画に頼らず作り上げたというのも納得ですね!
「百人一首 早おぼえ表」子どもの教育に効果あり?
「百人一首 早おぼえ表」を購入した人の中には、「子どもと一緒に遊んでみます!」という声がたくさんありました。
では実際に、子どもの教育にどう効果があるのでしょうか?
それについても調べてみました!
古典といった日本の文化に慣れ親しめる
この教材は、一覧で百人一首のすべてを見ることができます。
(引用サイト:https://www.makuake.com/project/hyakunin-issyu-anki)
紙製品のため、全体を俯瞰してみることができ、日本古来の文化に親しむことができます。
また、教材を使っていく中で、百人一首の中にある、美しい日本語はもちろん、和歌に込められた歌人の想いや当時の時代背景、暮らしや風習についても深く学ぶことができます。
こういったことはじっくりと百人一首に向き合う事がなければ、知ることはできません。
制作者の吉島さんも「日本の文化にさらに親しみを感じてもらえれば、こんなうれしいことはありません」と仰るように、教材を使う事で、楽しみながら日本の文化や歴史に触れることができます。
そこから日本史はもちろん、古典や芸術など、幅広い方向に興味を引き出すこともできますので、子どもの情操教育に非常に効果的です。
視覚・聴覚が鍛えられる
「百人一首 早おぼえ表」では、カラフルな色と、覚えやすい50音配置で、視覚からはもちろん、読みながら進めることで聴覚からも学ぶことができます。
そのため、子どもがぼんやり覚えるのではなく、視覚や聴覚をフルに使う事で、体を使って学ぶことができます。
そのため、他の勉強項目を勉強する際、視覚や聴覚を使った暗記方法を学ぶ事も出来るんですね!
ポスターも見やすく、ちょっとした時間を使って覚える事も出来ます。
(引用サイト:https://www.makuake.com/project/hyakunin-issyu-anki)
子どもは自分に合った暗記方法を、勉強や遊びの中で見つけていきます。
その「見つける場」として、「百人一首 早おぼえ表」はピッタリなのではないでしょうか。
家族団らんの時間が増える
百人一首は、現在かるたとしても愛されており、色々な種類の百人一首かるたが発売されています。
私たちが幼い頃から日本の文化に慣れ親しむためのかるたですが、和歌の意味がわかっていないと、なかなか楽しむことってできないものですよね。
ただ、こちらの「百人一首 早おぼえ表」を使う事によって、家族全員で百人一首の上の句と下の句をスラスラと覚えられます。
さらに、子どもから大人まで楽しむことができるようなデザインに工夫されています。
だからこそ、家族で一緒に百人一首の文化に触れる事で、今から1000年も昔の風景や、その時代に生きた人の心情を思い起こすことができるんですね。
1000年前と言えば、写真でも絵でもなく、もちろん動画でもない文字だけの世界。
上の句の「五七五」、下の句の「七七」というたった31文字に、詠み手のすべてが詰め込まれた世界。
その世界を親子で想像しながら学ぶことができるのって、素敵な事だと思いませんか?
また、親族で集まってかるたをする時、百人一首を覚えていると、周りに差をつけることもできるので、覚えていない時よりも楽しむこともできます。
冬休みや春休みといった長期休み、さらに親戚が集まるお正月などに、家族みんなで挑戦して楽しみながら覚えていくのはいかがでしょうか?
「百人一首 早おぼえ表」購入方法は?
個人的に私も欲しい!と思った「百人一首 早おぼえ表」
どこに行けば手に入れることができるのでしょうか?
Makuakeで手に入る→現在はオンラインショップで販売中
今回の「百人一首 早おぼえ表」は、実は本屋さんやおもちゃ屋さん、またオンラインショップでは購入できません。
「Makuake」というクラウドファンディングのサイトで購入することができます。
クラウドファウンディングなので、「百人一首 早おぼえ表」を購入し、吉島さんの活動を支援することで、リターン品として手に入れることができるという仕組みになります。
クラウドファウンディングという形での支援方法なので、2021年11月26日までの限定になり、それ以降は購入することが現時点では予定されていません。
(追記)しかし、安心してください!
現在は「コレヤコノ」のオンラインサイトで購入することが可能です。
サイトではさらに詳しい紹介や実際に「百人一首 早おぼえ表」を見る事もできますので、一度チェックして素晴らしい教材の魅力に触れてみて下さい。
→オンラインショップで「百人一首 早おぼえ表」をより詳しく見る
仕様・価格について
今回の「百人一首 早おぼえ表」は、価格によって中身が異なります。
すでに終了しているセットもあり、予定数量が終わったら終了してしまうので、これだ!と思ううちに応援購入しておきましょう!
(追記)現在「コレヤコノ」のオンラインショップでは下記のセットが購入できます!
<4点セット 2,600円 (税込・送料込) >
百人一首 早おぼえ4点セット 特製ポスター付
- 百人一首早おぼえ表〈上の句シート〉/A3両面カラー2つ折り(上質紙)
- 専用目隠しシート/A6片面カラー(上質紙・型抜き印刷)
- 百人一首早おぼえ表〈下の句シート〉/A4両面カラー(上質紙)
- 百人一首 早おぼえポスター/B2片面カラー(コート紙・ヨコ51.5cm×タテ72.8cm)
※付属品:百人一首の現代語訳対照シート
<早覚え3点セット 1,200円 (税込・送料込)>
百人一首 早おぼえ3点セット
- 百人一首早おぼえ表〈上の句シート〉/A3両面カラー2つ折り(上質紙)
- 専用目隠しシート/A6片面カラー(上質紙・型抜き印刷)
- 百人一首早おぼえ表〈下の句シート〉/A4両面カラー(上質紙)※付属品:百人一首の現代語訳対照シート
こちらの商品はMakuakeでも大好評のセットでした。
1,000円以上の購入で送料も無料なので、気軽に申込ができますね!
配送も丁寧なので、安心してお任せすることができますよ!
おわりに
今日は「百人一首 早おぼえ表」について、メリットや購入方法、そして誕生秘話などをご紹介しました。
私も子ども時代に、こんなツールがあったら、きっと今頃は、百人一首が得意になっていたのになあ・・・
と思うほど優れている商品です。
見分けるだけでも大変な100首がスラスラ頭に入ってくる助けをする、今まであまり見なかった「百人一首 早おぼえ表」。
「日本の古典文化への親しみを、より強く感じていただければ嬉しいです」という吉島さんの想いを感じることができますよ!
オンラインショップで手に入りますので、ぜひこの機会に、お子さんと一緒に素晴らしい文化に触れてみて下さいね!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!