最近パソコンを立ち上げた時、いつもは気にならなかったパソコンのファンがやたらうるさくなってしまった。
触ってみるとなぜか熱い。
これはどうしたんだろう?
大丈夫かな?
私も実際同じような事がありました。
今日はそんな時にどうしたらいいのかについて紹介していきます。
ノートパソコンのファンがうるさいし熱い時は放置していい?
ノートパソコンで仕事をしている時、ファンがなんだかうるさい。
そして気づくと熱いような感じがする・・・
そんな時はそのままにしておけば良いのかどうかについて紹介していきます。
放置するとパソコンが故障する原因に
パソコンのファンがうるさいな、と感じるならば、それはやはりパソコンが不調を起こしている証拠といえます。
そのまま放置すると、パソコンが故障する原因にもなります。
なぜなら、ファンがうるさいこと自体、普通の状態ではなく、何かおかしいことがパソコン内で起こっているからなのです。
「理由はわからないけどファンがうるさい」と思うのは当たり前です。
「原因がわからない」からそのままにしておかず、必ず原因を突き止めましょう。
機械は正直です。
放置せずにすぐに修理しよう
私の場合も、放置しておいたらどんどんとファンの音が大きくなりました。
結果修理へ出しましたが、やはり早めに修理に出すべきだと反省しました。
忙しい時、なかなか専門業者に行く時間が取れないこともありますが、壊れてしまってからでは大変です。
最悪データを取り出すのに時間とお金がかかることもあります。
必ず早めに修理に出すようにしてくださいね。
ノートパソコンのファンがうるさいし熱い原因は?
ノートパソコンのファンがうるさい。
しかもファンの所を触ってみたら熱を持っている。
これは一体なぜなのか、について色々と調べてみました。
パソコンに高い負荷がかかっている
ホコリやゴミによるファンの目詰まり
これは私がファンがうるさく熱をもった原因でした。
ノートパソコンは、思っている以上にホコリがたまります。
そのホコリが内部に溜まると、ファンの空気の流れが悪くなり、効率が落ちていきます。
このためファンが余計に回り、騒音や熱を発生させるため、気になる音や熱に気づくことができるのです。
高すぎるパソコンの負荷
あなたは複数のアプリケーションを同時に使ったり、ゲームや動画編集など高負荷の作業を続けていませんか?
パソコンで高負荷の作業を続けていると、CPUやGPUの温度が上がり、それを下げようとファンがフル稼働することになります。
これが長時間続くと、パソコンの内部温度が上がり、ファンが常に回転している状態に。
つまり「働かせすぎ」になってしまうのです。
古くなった熱伝導グリスの劣化
ノートパソコン内部では、CPUやGPUと冷却部品の間に「熱伝導グリス」が塗られています。
このグリスが劣化すると熱が効率よく逃げず、ファンが一生懸命回っても冷却効果が低くなってしまいます。
そのため、このグリスを塗り直す、ということで対処している場合もあります。
ノートパソコンの整備💻
グリスが劣化していたので、熱伝導率が高いグリスに塗り直し!
ファンがだいぶ静かになりました😌 pic.twitter.com/wvAGtZwI5R
— ピコピコピーコ (@piiko_pikopiko) October 29, 2021
パソコンが長年使われている場合は、専門業者に相談してグリスの交換を検討するとよいでしょう。
色々と原因があると思いますが、
ノートパソコンがうるさいし熱い時の対処法
ノートパソコンがうるさいし熱い時、どう対処したら良いのでしょうか?
いくつか方法を紹介していきます。
パソコンの設定を見直す
パソコンの電源オプションで「高パフォーマンス」モードになっている場合、CPUの動作周波数が上がり、熱が発生しやすくなるため、ここの設定を変えるのも1つの方法です。
「100%」になっていると高稼働になっているので、少しパーセンテージを下げるようにしてください。
90%でもファンが静かになることがあります。
また、BIOS設定でファンの回転速度を調整できる場合もあるので、設定変更が可能か確認してみるとよいでしょう。
不要なアプリケーションを終了する
まずはパソコンの負荷を減らすことをやってみましょう。
多くのアプリケーションがバックグラウンドで動作しているとCPUの負荷が高まり、ファンがフル回転する原因になります。
方法としては、
Windowsの場合はタスクマネージャー
Macの場合はアクティビティモニター
こちらを開いてみて、自分が今現在開いているアプリケーションを確認してください。
その後不要なアプリケーションやプロセスを確認して終了させましょう。
これにより負荷が減り、パソコンの温度も下がることがあります。
まずは「働かせすぎ」の環境を減らしていきましょう。
冷却台を使って熱を逃がす
実はノートパソコンは机に直でおいて作業していると、机とパソコンの下の熱が逃げていかず、余計な熱をためてしまいがち。
パソコンの下に冷却台を置いて作業をすると、底面の通気性が向上し、放熱効果が高まります。
冷却台にはファンが付いているタイプもあり、これを使うことで内部のファンの負担も減らすことが期待できます。
シンプルな方法ですが、ノートパソコンが熱くなるのを防ぐのに効果的です。
パソコン内部のホコリを掃除する
ファンがうるさいし熱い時、ノートパソコン内部に溜まったホコリやゴミが原因でファンの効率が落ちているということが原因のことが多いです。
そのため、パソコン内部のホコリを掃除してみましょう。
まず、電源を切って電源アダプタを外し、エアダスターでファン部分や排気口に向けて軽く吹き付けてホコリを除去しましょう。
これにより、ファンの回転がスムーズになり、騒音と熱の両方が軽減される可能性があります。
ただこれは、しっかりとパソコンの取扱説明書を読んでからにしてください。
当てずっぽうでやると壊してしまいます。
これはある程度パソコンに詳しい人など限定でいると良いと思います。
専門業者に点検・修理を依頼する
掃除や設定を見直しても改善しない場合は、内部のファンや熱伝導グリスの劣化が原因かもしれません。
この場合、分解して点検・修理が必要となります。
また、自分では壊しそうでできない!という場合も、専門業者に相談するのが安全です。
[注意]修理すると悪化する可能性がある
ノートパソコンは精密機械なので、自分でやると悪化してさらに大変なことになる可能性があります。
パソコンに詳しい人や説明書にしっかり方法が書いてある場合、自分でやる時は必ず自己責任で覚悟を決めてやってください。
ちなみに私は壊す人間なのでパソコンの修理会社に持ち込み、修理をしてもらいました。
自分で行うよりは高くつきますが、専門家なのでしっかりと解決してもらえる上、わからなくて壊してしまった!ということもありません。
今はネットでも申し込める業者さんもありますので、そういった所を活用して、自分が一番楽なようにしてください。
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おわりに
パソコンのファンがうるさく、熱を持つと心配になりますよね。
ただ、見逃さないでしっかりと原因を突き止め、然るべき対処をすればパソコンも安心して使えるようになります。
専門家に頼って、買い替えより安くお得に解決してくださいね!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!