毎日朝から家族の介護に追われ、気づけば一日が終わってしまった。
同じことを一生懸命やっている時、ふとしたきっかけで心が折れてしまうほどの悲しみや絶望感に落ちてしまう事は、介護の日々を送る時にはよくある話です。
家族なのに、大切な存在なのに、毎日の介護がしんどい。
こんな事は言っちゃダメだけれど、介護が辛くて仕方ない。
今日はそんな「心が折れそうな時」に出来る事を、一つずつ解説していきます。
有益な情報も紹介しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
介護で心が折れた時の対処法!
一生懸命介護をしているのに、心ない事を言われたり、これからの不安が拭えずに
「いつまでこんな日が続くんだろう」と思った事は、1度や2度じゃないはず。
認知症介護めちゃくちゃしんどいです。実の母だけになんだか優しくできない時が多い。日曜なんて訪問看護ステーションにも相談できないし、一人で対応するの難しすぎる。私自身病を抱えているから心が折れる時もある。ずっと帰ってない自宅に帰って熟睡したい…泣
— 李子 (@ritukoliry) January 29, 2023
心が折れながら、何とかその心を立て直して、来る日も来る日も介護をする事は大変な苦労があると思います。
ただ、心が何度も折れてしまうと、いつかその折れた心のまま立て直せなくなることもあるんです。
そうなってしまってからでは大変です。
では一体どうしたらいいのかを紹介していきます。
まずは少し休もう
介護は毎日続くもの。
そして、その量は増える事はあっても、減ることはありません。
ずっとずっと糸を張り詰めるような状態で、介護を続けていませんか?
体力や気力は、休まないと回復しないものです。
介護は心も体にも負担を強いるのに「今は休んでいいよ」という状況にはならないものです。
10分でもいいので、休んでちゃんと自分を回復するようにしましょう。
泣きたい時は泣いてもいい
介護では、相手の心のケアもする事も求められることもあります。
そうすると自分が泣きたくても、相手に心配をかけるかもしれない、気持ちを落ち込ませてしまうと気になり、泣きたくても泣けなくなってしまいます。
介護を頑張る人は、周りに心配をかけさせたくない、という思いも強く、自分の気持ちを我慢しがち。
ただ、自分の感情に蓋をしてしまうと、吐きだせない感情の行き場がなくなり、ちょっとしたきっかけであふれ出てしまう事があります。
そうなってしまってからでは、元の状態に戻す方が大変です。
泣きたい時は泣いても大丈夫です。
思い切り感情を吐き出すこともして下さい。
もし1人ではできない、という場合は、信頼できる人、信頼できる専門の場所に甘えて、不満や苦しい気持ちを出すようにしましょう。
抱えているものを見直そう
今あなたが抱えているものには、どんなものがありますか?
介護はその範囲が広く
- 食事介助
- 歩行介助
- 排泄介助
- 入浴介助
- 着替えの介助
- 精神的なケア
- 外出介助
- 体位変換
と、ざっと挙げただけでも身体的から精神的と多岐に渡ります。
これらの内容に加え、仕事や家事、人によっては子育てもしている人もいます。
これだけの量を「自分しかできない」と、全て抱え込んで一人でやっていませんか?
もしかしたら、心が折れるのは「自分の出来る量を超えて無理にやろうとしている」と言う事が原因かもしれません。
ちなみに
- 食事介助
- 体位変換
- 入浴介助
- 排泄介助
- 更衣介助
- 食事の準備
これらの事は訪問介護でヘルパーさんにやってもらえる事もあります。
介護の中、自分がやる事を減らす事で、心と時間に余裕ができ、折れた心を労わる事ができるようになります。
一度「これは自分でやらなくても、誰かに頼ればできる事かも」という視点で情報を集め、頼れるところは頼るようにしましょう。
一時的にでも距離を取ろう
介護をしていると、ふとしたきっかけでイライラや悲しい感情があふれてしまう事ってありますよね。
そんな時おススメしている事が、「物理的な距離を取る事」です。
相手の顔を見ると、感情のコントロールができず、相手に感情をぶつけて後悔する事もあります。
少しの時間だけでも距離を取って、気持ちを静めましょう。
それだけでも心を折れないよう自分を守ることができます。
自分の心を守るための行動も、長い介護の中、自分の人生を送る上では必要なので、行動を起こしてみましょう。
介護が辛い・しんどい気持ちはどうする?
介護をしていて「辛い」「しんどい」気持ちが沸き起こり、ちょっとしたことで心が折れてしまった。
毎日毎日終わりのない介護の中、報われない事もあります。
継続して続けることは本当に大変です。
そんな時にどうしたらいいのかを解説していきますね。
何が辛いか振り返ろう
まず、介護をしていて、どんなことが辛いのかを振り返ってみましょう。
- トイレの介助がしんどい
- どんな事も「こちらが悪い」と怒鳴られてしまう
- 常に気を張ってないといけないから眠れなくてしんどい
といったように、色々と大変で辛い事があるのではないでしょうか。
それらを紙に書き出すと、どれが辛い事なのかを自分で可視化できます。
「私はこういったことが辛いんだ」と自覚すると、それだけで辛い気持ちが和らぎます。
自分では気づかない事が、案外心を追い詰める「辛い事」と言う事もあるので、心の整理をしていきましょう。
家族や親せきにサポートをお願いする
介護というものは、本来なら一人で抱えなくてもいい事です。
ただ、様々な事情で1人でやらざるを得ない事もあります。
でも、心が折れた時には、家族や親せきにサポートをお願いしてください。
家事や買い物、また少しの介助だけでも助けになります。
自分が抱えている事を、周りに渡す事も、長い介護の中では必要な事です。
最初は教えていく事が大変かもしれませんが、何度も繰り返すうちに覚えてくれるので、長い目で見ると楽になる方法を取りましょう。
たまには自分を優先してもいい
介護は終わりが見えません。
そのため、先が見えない中ずっと関わり続けないといけません。
相手の都合や予定を優先し、結局疲れ果てて自分の事に着手できないってことありませんか?
介護が終わってようやく落ち着いたと思ったら、自分も心身崩してしまい何もできなくなってしまったという話も良く聞きます。
家族の介護で、自分のことを後回しにして自分の病気を悪化させたと言う話は本当によく聞く💦
— モンちゃん@介護福祉系Ns (@ns_monchan) August 18, 2022
全てはできなくても、毎日はできなくても、ちゃんと自分の事を優先する勇気を持ってください。
自分の事を大切にできないと、自分の心が満足できず、ちょっとした不満が大きくなってしまい爆発してからでは大変です。
心が折れる前に、介護する人も気持ちを出す機会を意識して作りましょう。
心の逃げ場所を作る
介護は追い詰められてしまうと、いつの間にか心まで病んでしまい「介護鬱」になる事もあります。
介護はそれほどまでに心を追い詰めてしまうほど大変なのです。
心の逃げ場所を一つでもいいので作るようにしましょう。
いつも相談できる場所を作ったり、一人になれる場所を用意する事で、張り詰めていた心が楽になります。
今はそういった相談窓口はたくさんあります。
ちゃんと自分の心が緩める場所も用意しましょう。
誰かに相談してストレスを溜めない
介護の悩みは人それぞれですが、人生の中で誰しもが通る道です。
同じ様な悩みを持つ人は周りにもたくさんいます。
1人で抱え込まないで、誰かに相談してみましょう。
人に話すだけで、思ったより心が楽になるものです。
ただ、草案相手は「この人なら安心」という人にしないと、思わぬことになってしまったりして、余計にストレスがたまってしまうので、話し相手選びは慎重にしましょう。
介護がしんどい・辛い時にどこに相談すればいい?
介護がしんどい、どうしても辛くてたまらない、と思う時、あなたなら誰に相談しますか?
家族や親戚に相談しても良いですが、「そうなんだ」というその場限りで終わってしまう事や、「あなたの頑張りが足らないから」と叱責され、余計にストレスが溜まってしまう可能性もあります。
友人に相談すると話を聞いてくれることもありますが、それでも根本的な解決にはならないので、ずっと悩み続けなくてはなりません。
では一体どこに相談したらいいのでしょうか。
おススメは「介護お悩み相談室」
介護の悩みを相談する場所はたくさんあります。
自分が住んでいる地域の行政にサポートをお願いするのも一つの方法です。
ただ、相談場所に自分から行かなくてはならなかったり、すでに利用していて相談しても、全く状況が良くならないと、八方ふさがりになってしまう事もあります。
さらに直接的・長期の支援が難しい時には、継続して相談できない事も。
また、行政の担当の方には話しづらい、一人で誰かに相談したい、という場合もあります。
そんな悩みに答えてくれるのが「介護お悩み相談室」というサイトです。
こちらで介護全般の悩みを相談する事ができます。
こちらでは介護の「誰にもできなかった相談」をすることができるんです。
どんな事が出来るのかなど、細かく紹介していきます。
「介護お悩み相談室」とは
「介護お悩み相談室」は、介護に10年以上携わった専門家達が、介護で悩む人たちのために立ち上げられました。
多くの現場で経験を積み、様々な人の支えになっていく中、スタッフ達はある思いを抱くようになったと言います。
「介護に悩みのある方と現場の職員が培ってきた知識・技術を直接結び付ける事が出来たら・・・?」
専門の知識や技術を困っている人に伝える事で、介護に悩む人たちを支え、最後の砦として助けになりたい。
そんな思いでスタートし、介護に悩む人たちに寄り添ったサービスを提供しています。
では、こちらを利用する事で、どんなメリットがあるのでしょうか。
専門家に多角的にアドバイスを貰える
「介護お悩み相談室」では、これまで介護に10年以上携わった専門家が揃っています。
デイサービスやショートステイ、特別養護老人ホームや居宅支援、さらには地域包括支援センターや訪問看護等の経験を得たスタッフが、介護で苦しむ人に寄り添い、その折れた心を優しく支えてくれます。
- 介護福祉士
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- ケアマネージャー
- 住環境コーディネーター
- 看護師
- 管理栄養士
- 栄養士
スタッフはこれらの資格を持っているので、専門的な視点からもサポートしてくれるので、自分の介護に活かすことができます。
間接的ではなく、経験と知識が豊富なスタッフと繋がる事で、他との相談からは得られない多角的な視点から、より良い介護になるための改善策も学ぶ事ができるんです。
「今までにない解決法」を提案され、目からウロコ、という発見があるのが、「介護お悩み相談室」のスゴイ所。
何より話を聞いてもらえるので、心が楽になりますよ。
オンラインで気軽に相談可能
「相談しろと言われても、何時間も家を空けていらられない」
という悩みの人や、遠方だと通うのが大変、という人もいますよね。
「介護お悩み相談室」では、メールやオンラインを使用するため、世界中どこからでも相談をすることができます。
外出する事もないので、気軽に相談する事ができますね。
YouTubeチャンネルで発信も
「介護お悩み相談室」では、YouTubeチャンネルで、介護についての様々な情報を発信しています。
こちらを見れば、どんな想いで、どんな内容を伝えようとしているのかがわかります。
私も拝見しましたが、具体的、そしてわかりやすく介護について伝えてくれているんです。
どんなスタッフが介護の悩みに寄り添い、最適な形でどう進めていけばいいのか、という思いが、動画一つ一つから伝わってきます。
「介護お悩み相談室」のスタッフは、経験はもちろん、自己研鑽を努め、お年寄りに寄り添ってきた人たちばかりです。
介護職の方向けに、レクリエーションのアイデアもシェアしてくれているので、介護職の人でレクリエーションに悩んでいる人の助けにもなります。
介護に携わる人であれば「わかる!」と頷いてしまう内容ばかり発信されています。
YouTubeチャンネルを一度見てみるとより安心して相談ができますよ!
「介護お悩み相談室」の相談プラン・料金について
「介護お悩み相談室」には、目的に応じて様々な料金プランがあります。
お得な月額制の「会員プラン」と、会員でなくても利用できる「非会員プラン」があります。
非会員プランは、①と②の相談が可能です。
会員プランは、月額費を払う事で、①と②のプランをお得に利用できます。
ここからは予約方法なども詳しく説明していきます。
①無料相談
悩んでいる事への解決方法を知りたい場合は、まずは無料相談を申し込みましょう。
悩んでいる内容を専門家全員で話し合い、それぞれの専門的視点から多角的な解決方法を提示してくれます。
こちらはメールでの対応になるので「対面は恥ずかしい・・・」という人にピッタリです。
スタッフが解決方法を提示できると判断した場合は、オンラインでの面談を予約する流れになり、悩みへの回答と15分のオンライン面談も含めて5000円の料金で解決方法を提示してくれます。
こちらは悩みの解決方法を知りたいけど、まずはそれが解決できるのか知りたいといった人向けのプランです。
スタッフ全員で相談し、多角的に解決策を提案してから料金が発生するため、安心して相談できます。
②30分・60分相談プラン
こちらのプランでは、オンラインを利用し、対面で専門家が話を聞いてくれます。
こちらは
誰にも悩みが相談できない、まずは理解のある人に話を聞いてほしいという人はこちらが最適です。
- 30分:6000円
- 60分:10000円
このプランを利用して、悩みが明確になったという感想もあります。
まずは直接話を聞いてほしいという人はこちらがおススメです。
会員プラン①月額980円
こちらは、会員向けのプランになります。
こちらは、直接スタッフに話をしたいという人向けのプランになります。
スタッフに直接悩みを聞いてもらう事で、ありのままの自分の気持ちをストレートに効いてもらえます。
メールを打つのが大変、自分の気持ちをまずは聴いてほしい、という人向けのサービスです。
スタッフの顔を見ながら話せるので、安心して心にためていたものを吐き出すこともできます。
また、月額会員であれば、相談メニューが常に会員料金になり、1000円割引になります。
そのため、30分の相談プランに申し込んでも、非会員5,000円より、会員で1,000円割引になった方が、980円+4,000円=4,980円で利用でき、非会員より安く利用できるのでお勧めです。
スタッフ指名可能な会員プラン②月額2,980円
こちらは月額プランと同じサービスですが、相談するスタッフの指名ができるようになります。
毎回違うスタッフではなく、毎回同じスタッフにお願いしたい、という人はこちらのプランがおススメです。
一番信頼して安心してお願いできるスタッフさんに継続してサポートしてもらえます。
もちろん1,000円引きも適用されます。
同じスタッフだと、最初から緊張せずに自由に話すことができますね。
複数回利用可能な会員プラン③月額5,980円
こちらは介護の相談を月に複数回利用される人にお勧めのプランになります。
なお。こちらはスタッフ指名も可能なので、同じスタッフに月に何度も相談をしたい、という人に一番お得なプランです。
なんと相談メニューも常時半額となりますので、最大5,000円お得になります。
例えば月額費プラン②で30分相談プランを2回申し込むと、2、980+5,000円+5,000円+=12,980円必要になります。
こちらのプラン③では、5,980円+2,500円(半額)+2、500円(半額)=10,980円となるので、2,980円お得に利用できます。
なお、申込方法は、サイト内の「サービス紹介」のページから簡単に会員登録する事ができます。
会員になって利用したい場合は、下を参考にして申込してください。
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おわりに
今日は介護をして行く中で、心が折れてしまった時の対処法について解説しました。
介護は終わりが見えず、その上こちらの事情を待ってはくれません。
心が折れる前に、信頼できる専門家に話すことが、介護者も介護されている側も幸せになれる最短距離です。
くじける前に、ぜひ自分を大切にして下さいね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。