子供が大きくなってくると、徐々に一人でお風呂に入ったり一人で寝たりと、自立をしていく子が増えてきますね。
一方で、我が子は中学生なのに親と一緒に寝たがる・・・と悩んでいる方もいるかもしれません。
一人で寝ている子どもが増えてくるのが中学時代ですが、なぜ親と一緒に寝ているのか気になりますし、大丈夫か心配になりますよね。
そこで親と一緒に寝る中学生は変なのか、何歳までに一人で寝れるようになればいいのか、寝れない時の対処法など、自立への環境づくりまで調査しました!
中学生で親と一緒に寝るのはヤバい?
うちの子、もう中学生なのに親と一緒に寝てるんだけど大丈夫なのかな、と心配になりますよね。
中学生になると、一人で寝ている子が多いのかな・・・と思うのも無理はありません。
中学生になると親よりも友達の関係を優先するようになり、親から距離を置いたりする「反抗期」に差し掛かる年齢。
周りの意見を聞いても「自分の部屋で寝ているよー」という意見を聞くと、「私たちの家庭は変なのかしら・・・?」と心配になります。
案外一緒に寝ている家庭は多い
調べてみると、案外中学生になっても「一緒に寝ているよ」という家庭はあるようです。
それはどんな家庭に多いかというと
- 子ども専用の部屋がない
- お布団で寝ている
- 一緒にいる時間があまりない
- 子どもが不安や心配症である
という事が考えられます。
子ども部屋がなかったり、寝る場所は親と同じ場所で寝る環境ですと、親と一緒に寝ることが当たり前になっていることも挙げられます。
また、暗闇恐怖症だったり、親が共働きで一緒にいる時間が少ない場合、子どもがスキンシップを親と取りたいためにあえて一緒に寝ているという事もあります。
そう考えると、一緒に寝るというのは
- 環境がその状態になっている
- 親とのスキンシップを図っている
といったことから一緒に寝ていると考えられます。
かくいう私も、高校生までは親子で寝ていました。
私の場合、持病があり、夜にその発作が出てしまったことがあったため、心配した親が一緒に寝ていました。
布団で川の字で寝ていたのですが、それを不思議とも思わなかったのも事実です。
私は中学3年生の時に別々で寝るようになりました。
中学生になり、多感な時期に入っても一緒に寝たいというのは、精神の安定を持つために必要な事でもありますので、変とは一概に言えないのではないでしょうか。
ただ親としては、この先きちんと自立できるのか不安になるかもしれません。
それでは何歳までに一人で眠れるようになったらいいのかについて解説していきますね!
何歳までに一人で寝れるようになったらいい?
ではいったい何歳までに一人で寝れるようになればいいのでしょうか。
高校生の間には一人で寝せよう
中学時代は一緒に寝るようにして、「高校生の間には」一人で寝られるようになればいいのではないでしょうか。
それにはいくつか理由があります。
理由1:一人暮らしをするのを視野に入れて
大学に進学したり就職したりで、高校卒業して家を出る子供は多いですよね。
そうなると嫌でも一人で寝なければいけません。
そのときのために、高校時代から徐々に一人で寝られるようにして卒業までに一人で眠れるようになると、一人暮らしの時にホームシックになりにくいですね。
新しい生活の準備として始めるためにも必要になってきますね。
一つのゴールがあると取り組みやすいので「一人暮らしするようになるかもだから、一人で寝られるようにしてみようか」と伝えるのもありですね。
理由2:アルバイトなど新しい世界に入る
高校生になると、部活をしたりアルバイトをしたりと、生活リズムも自分のものができるようになります。
そうなると親とは違った生活リズムになり、寝る時間や起きる時間も変わってきます。
それでは一緒に寝る、起きるは部屋を別にしたほうがお互い楽になりますよね。
いい加減親と別で、1人で寝たい。もう中学生なんだけど?いびきがうるさすぎ。夜更かしして睡眠不足になってるのもあるけど親のいびきのせいで睡眠不足にもなってるかもしれない。いびきをかかないんだったら一緒に寝るけどね。毎日ヘッドホンつけてないと寝れない。
— おがたにえん (@Ogatanieeeeen) July 26, 2018
親と分かれて寝ることによって、自分の生活リズムを作ることも出来ますよ!
理由3:受験を見据えて
高校生にもなると勉強も大変になってきます。
テスト前には夜遅くまで勉強したり、朝早くに起きて勉強をしたりと結構忙しくなります。
そうなると親と一緒に寝ることが負担になってしまったり、勉強時間をうまく作れないなど妨げになってしまうこともあります。
夜一緒に寝るから勉強に支障が出るといったことがないよう、子どものペースで生活をさせてあげるためにも高校生くらいになったら、一人で寝られるようにするといいのではないでしょうか。
寝具をよくすると、よく眠れて勉強もはかどりますので、もし一人で眠ることになったら、寝具を良いものに変えるのもおすすめですね!
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中学生が一人で寝れない時の対処法
一人で寝るようになることは、お子さんが自立する上での大切なステップになります。
ただ、なかなか自分では自立への一歩を踏み出すことが難しいのも事実ですね。
中学生が一人で眠れない時、どうしたらいいのかについても紹介していきますね!
一人で寝ることを提案してみる
親との時間を楽しみにしているお子さんに、突然「一人で寝なさい!」と言うと「もしかしたら自分の事を嫌いになってしまったのではないだろうか・・・」と不安になることもあります。
そのため「そろそろ一人で寝てみたら?」とお子さんに一度提案してみるようにしましょう。
眠れない、と思っていても、しっかりと提案してみると「そうなんだ、もうそんな年か」と気づいてくれることもあります。
お子さん自身、きっかけがなくてずるずると一緒に寝ていただけかもしれません。
それか、一人で寝たくない理由があるのかもしれません。
まずは提案してみて、子どもの本心を覗いてみるといいでしょう。
自分の布団やベッドを用意する
先ほど子ども部屋を用意するといいと書きましたが、家の構造上なかなかそれが難しいこともあります。
ただ子どもって何かきっかけがないとなかなか一人で寝られないということもありますよね。
そういう時は子供に自分の布団やベッド、枕を選んでもらって自分のものとして用意してあげましょう。
それだけで子供は「一人で眠れるようになるんだ」と自覚するようになります。
環境づくりが非常に大切なのは、嫌でもその環境になり、行動に移せる環境になること。
それらをきっかけにして、自分で一人で寝られるように促すなど、子どもの一歩のサポートをしてあげましょうね。
寝心地が良いベットやお布団を用意すると、子どもも自分の部屋で寝る事が楽しみになり、いつの間にか一人でも眠れるようになります。
私も使っていますが、寝心地がぐんと良くなって、一緒に寝なくてもぐっすり寝てくれるようになりましたよ!
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自分の部屋を持たせる
先ほどと同様ですが、自立のために自分の部屋を持つことは大きな第一歩になります。
中学生は、徐々に自分の世界や自分の空間を作っていく時期です。
もし部屋数があるのであれば、自分の部屋を持たせてあげるといいでしょう。
そうすれば自然と一人で寝るようになりますね。
兄弟と同じ部屋でもいいです。
親と離れて過ごす空間を作ってあげるといいでしょう。
子供にいろんなことを任せる
自分が子離れすることで、子どもは親離れをしていくと言われています。
家の中でも自分のことは自分でさせるように、徐々に自立を促していくといいです。
お手伝いをしてもらうだけでなく、今までは親がやっていたことをできそうなことから子供に任せてみる・・・
家の中をそういった環境にすることで、子どもの自立心が高まり一人で寝られるようになるきっかけになっていきます。
突然たくさんの事を任せるのは難しいこともありますので、まずは「朝の準備は自分でやる」「自分で頑張って起きる」など、自分がちょっと頑張ればできることを任せてみましょう。
自信にもつながり、自分でもっとやってみようという気持ちになると思います。
安心できる環境を作る
いきなり別々に寝るのは嫌だ!という子もいるかもしれません。
そういう場合は、寝る時に一緒にいてほしいのか、朝起きた時に一緒にいてほしいのかをヒアリングし、一緒にいてほしいときにいるようにして、安心できる環境を作ってみるのも一つの方法です。
親は結構大変ですが、朝起きる時には隣にいるようにしたり、寝る時だけ一緒にいるようにして別室に移る、など徐々に少しずつ一人で寝る時間を作ってあげるといいかもしれません。
抱きまくらを用意したり、扉を閉めないようにしておくなど、できることはたくさんあります。
寝心地が良いお布団を用意したりすると、案外うまく寝てくれる様になるかもしれませんね。
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おわりに
思い返せば私も中学生で一人の部屋をもらえるようになってから、一人で寝るようになりました。
当時は解放感もありましたが、寂しさもあったように思います。
まだ中学生、夜怖いな、寂しいなと思うのは当たり前です。
親としては焦る気持ちもありますが、お子さんのペースで人で寝られるようにしてあげてくださいね!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!