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手づかみ食べを嫌がる子は問題ありなの?意外な理由や自分から食べるコツも

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子どもが生まれてすくすく成長するのを見るってとっても嬉しいですよね。一方、楽しいことばかりじゃないのが子育て。

わからないことや心配なこともたくさん出てきます。

その中でも、赤ちゃんから子供に成長する時、一般的にできて普通と言われることができないと心配になりますよね。

その中でよくあるのが「手づかみ食べをしない」ということ。

実は私も手づかみ食べを嫌がった子どもがいました。

今日は手づかみ食べをしない子どもは問題なのか、対処法やその理由についても書いていきます。

 手づかみ食べを嫌がる子どもは問題ありなの?

手づかみ食べを嫌がってしない子ども。

離乳食後期にさしかかる生後9カ月~11ヶ月頃になると、子供の手づかみ食べは始まります。

育児書にも「手づかみ食べをさせましょう」という内容は当たり前のように書いてありますよね。

ただ、子供全員ができるか、というわけではありません。

中には手づかみ食べを嫌がってしないという子どもだっています。

あまりにも嫌がる時「これって問題なの?」と思ってしまいますよね。

実際はどうなのでしょうか?

自閉症や感覚異常ではないかと心配する親が増えている

手づかみ食べをすることは、子供の発達の上では非常に重要な行為です。

育児書やネットで見ると「手づかみ食べをしないと問題ですよ」「発達に悪影響ですよ」という内容があり、不安になってしまいますよね。

そういった情報を見たママが、

っこれって自閉症?

感覚異常とか何か他の子と違っておかしいことなの?

と不安がって保健所などに相談するケースが増えているようです。

必ずしも直結しない

手づかみ食べは子どもの成長発達の面でも非常にメリットがあります。

  • 手を使うことで感覚器官が発達、スプーンなども上手につかめるようになる
  • 手を使う事で脳の発達を刺激する
  • 五感を養うことができる

こういったメリットが良く言われていますので、もし手づかみ食べができない場合は

  • 感覚器官が発達せず、スプーンなどが上手につかめない
  • 手が使えないので脳の発達を刺激できない
  • 5感を養えない

ということになります。

でも、本当にそうでしょうか?

指の動きにより脳が刺激されるのであれば、ブロックなど手指を使う遊びをすればいいだけです。

手づかみ食べを嫌がるだけで、自閉症や感覚異常だと決めるのは早いです。

まずは原因や理由を探ることが重要です。

手づかみ食べをしない=悪=発達に異常がある

という事ではありませんので心配しすぎないようにしましょう。

子どもの個性という事も

手づかみ食べを嫌がる子。

それが「個性」の場合もあります。

もちろん世の中には手づかみ食べをする子供の方が多くいることは事実です。

ただ、それをしない子どもも世の中には存在します。

それも「個性」です。

手づかみ食べよりも食べさせてもらう方が好きな子もいます。

手づかみ食べよりもスプーンで食べたい!という子どももいます。

多数だからといってダメ、ということはないのです。

手づかみ食べをしなくても問題はない

先ほども子供の「個性」という事もある、と書きましたが、手づかみ食べをしなくても大丈夫、というのは先輩ママ達の体験談で実証されています。

誰一人として発達や成長が同じ人なんていません。

それは赤ちゃん、子どもは特に顕著に表れます。

そのため、手づかみ食べをしなくても問題であるということはないのです。

他にも気になることがあれば専門機関に相談も

ただ、ママによっては手づかみ食べをしないこと以外に、何か気になることがある事もあると思います。

手づかみ食べを嫌がる以外に、

  • 癇癪が酷い
  • 食事に全く興味がない 

など、何か他にも気になることがあれば、一度専門機関に相談するのもいいでしょう。

専門機関に相談して何もなければ安心です。

ただ、そういった場合は

  • いつからいつまで続いているのか
  • どういった状況なのか

などを細かく記録していくと専門医も答えやすくなります。

あまり心配しすぎないよう、しっかり経過を見て判断していきましょう。

手づかみ食べを嫌がる理由は何?

手づかみ食べを嫌がる子ども。

何でうちの子だけ嫌がって食べないの?

と思うママもたくさんいますよね。

実は私も子供が手づかみ食べを嫌がった経験があります。

なぜ手づかみ食べを嫌がるのでしょうか?

甘えたいという欲求

これは、私が保健師さんに相談した時に保健師さんに言われたことです。

子どもはいつでもどこでも甘えたい存在です。

現代では共働きの親も多く、なかなか子供に付きっ切りでいられない両親も多くいます。

保育園で一日過ごし、家に帰ってきたら家事でバタバタしている親を見て、寂しいと感じている子どもも多いのです。

その中で唯一甘えられる時間が「食事の時間」

ここぞとばかりに甘えてくるのです。

手づかみ食べをすると「ママが構ってくれない」「パパが一緒にいてくれない」と思い、あえて甘えて構ってもらおうとするのです。

手が汚れるのを嫌がる

子どもによっては、手が汚れるのを極端に嫌がる子どももいます。

また、食材の感覚が嫌、という子どももいます。

そういった場合は手づかみ食べをせず、食べさせたりスプーンで食べたりと手を汚さない方法で食べたいと希望することが多いです。

納豆やおにぎりなど、手にべたべたとつく感触が嫌いという事もあります。

初めて触るものに対して、興味津々な子供もいる一方で、

不安な感情をあおられるからという防衛本能を起こす子供もいるのです。

過去に怒られたことを覚えている

これは私が反省したことです。

子どもが一度手づかみ食べをしている時、近くにあったおもちゃを手に持ってしまったことを怒ったことがあったんです。

それ以来しばらく、我が子は手づかみ食べをしなくなってしまいました。

親から怒られると、子供は多かれ少なかれショックを受けます。

そして「怒られないよう」小さな頭で考えて対策を練るのです。

我が子は怒られた原因である「つかみ食べ」そのものをしないことで、私から怒られることを避けようとしました。

そういった「感情」が元で嫌がるようになった場合もあるんです。

手を使って食べるという事を知らない

子どもにとって、手づかみ食べはもちろん、離乳食や幼児食も初めての経験です。

そのため、私たち大人は当たり前にやっている「手づかみ食べ」という行為そのものを子どもが知らない場合があるんですね。

そのため、嫌がるという行為は単純に「知らないから」ということもあります。

そのため、こういった場合は実際に食べるのを見せると、案外すぐに食べることもありますので、子供に「知ってもらう」ことからスタートするようにしましょう。

他に面白いことや興味があることがある

子供の中には、手づかみ食べをすることよりも

  • 食器を持って遊ぶことが楽しい
  • 食べさせているママの顔を見るのが面白い
  • 食事の時付いているテレビを見るのが面白い

といったことに興味を惹かれ、手づかみ食べをさせようとしても

今そんなことしたくないんでちゅー!

という風に嫌がられることになりがちです。

手づかみ食べをする・しない以前に、食事そのものに興味があるわけではなく、他のことに興味がある子供もいます。

だから、「嫌がるのはなぜなのか」という事を、子供を観察したり生活を振り返ってみて思い当たる節があるかを確認してみましょう。

手づかみ食べを嫌がる子どもが進んで食べるコツ

手づかみ食べを嫌がる子ども。

どうしたらすすんで食べてくれるようになるのでしょう?

実際に私が子供にやってみて効果的だったことをご紹介しますね。

親が一緒にみせてあげる

まず、子供一人でつかみ食べをさせようとしても、子供の頭の中は「???」が乱立していて、どうしたらいいかわかりません。

子どもは世の中の事や方法について、親の姿を見て学んでいきます。

自分から見て吸収するということは、子供が年齢を重ねて成長していってからできるようになります。

そのため、手づかみ食べも、まずはお手本となる存在が必要なのです。

ぜひ親が先に手づかみ食べをする姿を見せてあげましょう。

そして笑顔で「美味しいなー!」と子どもの前で言ってみましょう。

子どもは「自分の目の前の大好きな人が幸せそうだなあ。どんな風になるのかなあ」と興味を持つようになります。

日常でちょこちょこやってみせましょう。

汚れるのが嫌だから・・と思う場合は、おせんべいなどあまり掃除の必要がないおやつなどで見せてあげるようにしましょう。

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他の子どもと一緒に食べてみる

子どもが手づかみ食べを嫌がる時、私は子育て支援センターに行き、そこに参加している親子と一緒に食べる機会を増やしました。

子供は不思議なもので、家の外で食べた時、周りにいる子どもの事をよく見ていて、そこに対して興味をもったり刺激を受けたりすることが多いのです。

子どもに対しても「あの子、手で持って食べてるよ。〇〇君もやってみようか」と言ったように、周りの子がやってみるからできるよ、一度やってみよう、といった感じで言葉かけをしてみるといいでしょう。

私はこれで子どもが食べ物をつかんで食べるようになりました。

また、一緒に食べることで、親同士もコミュニケーションが取れます。

「どうしたら食べられるようになりますか?」と聞いたりアドバイスをもらうことも出来るので、自分の子育てに活かすことも出来ますよ!

カラフルな盛り付けにする

これも鉄板ネタですね。

食に興味がない子どもに対しては、カラフルな盛り付けやキャラクターものなど、ワクワクするような盛り付けをしてみましょう。

大人もそうですが、子供は見た目がカラフルだと気持ちにテンションが上がりますよね。

こういった食器でも興味を引きますね。

ウサギ柄もかわいいですよ!

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また、子どもが好きなキャラクターのふりかけをかけてみたり、ソーセージをキャラクターのものにしてみたり。

そうするだけで食べるようになることもあります。

子どものテンションの上がり方を見て色々と試してみましょう。

空腹時に出してみる

こちらも非常に効果がありました。

子どもは不思議とご飯が出来上がる前にお腹がすくことが多いです。

そういった時に食べられるものを目の前に置くと、食べることが多くありました。

私は

・夕飯前

・朝食後→おやつの前

この2つの時間帯にあげていました。

しかも私はご飯作りをしていたので、あまり子どもの事を見ていません。

そしてフォークなどはおかず、あくまで手づかみ食べができるものをお皿に乗せて置いておいただけです。

その時勝手につかんで食べていました。

効果的な方法ですが、お茶もしっかり横に置いておいて、喉に詰まらないようにちょこちょこ気にしてあげましょう。

献立を工夫する

子どもは手づかみ食べができる年齢になると、好き嫌いがだんだんと出てくるようになります。

そうなると、嫌いなものは進んで食べることはしませんよね。

掴み食べをするハードルを下げるために、好きなメニューを出すようにしましょう。

好きなものであれば、子供も手づかみ食べをしてまでも食べたい!と思いますよね。

子どもの好みなどを考慮して献立を考えましょう。

こういった本を参考にして献立を考えてみるといいですね。

1〜3歳発達を促す子どもごはん まいにちの手を動かす食事で、すくすく育つ [ 中村美穂 ]

あと、手が汚れるのを嫌がっている子どもであれば、手が汚れないようなものだったりして工夫をしてみるようにしましょう。

一喜一憂せずできても出来なくても褒めてあげる

手づかみ食べのための献立を用意したのに、なかなか食べてくれない。

一生懸命作ったおかずではなく、白いご飯だけ食べてしまう。

そう言ったことが続くとがっかりしてしまうことが多いですよね。

ただ、子供は親がどれだけ頑張っているのか、どれだけ期待しているのかがよくわかりません。

ただ、親がガッカリする姿を見て「何かいけないことしたのかなあ・・・」と心配になるんです。

そうすると無意識に自分を責めたりすることもあります。

子どもはしたりしなかったり、その時で変わります。

なので、一喜一憂する必要はありません。

出来ても出来なくても褒めてあげるようにしましょう。

褒めることで子どもは嬉しくなり「次も頑張ろう」と思ったり「次はやってみようかな」と思うようになります。

「ちゃんとつかみ食べできたね」

「つかみ食べできる○○を今日は触れたね」

と言ったように、できたことを言葉にして子どもに伝えるようにすれば大丈夫ですよ!

肩の力を抜こう

これは当時の自分に伝えたい言葉です。

手づかみ食べのための食事って、案外手間暇がかかるものです。

それで食べてくれないとなるとガッカリしますよね。

私は食べてくれないことに対してイライラすることもありました。

でも、自分だったら「食べなさい!」というプレッシャーを受けたものって、美味しくなかったりしますよね。

手づかみ食べをしなくても、子供はちゃんと育ちます。

そのため、肩の力を抜いて、気楽に進められるようにしていきましょう。

例えば、パンケーキに野菜パウダーを入れるのではなく

パンケーキを作り、野菜はスープで食べるようにするなど

手間暇ができるだけかからないようにするのも大切です。

ましてや三食全部準備しているお母さんお父さんは毎日大変です。

掴み食べしなくても大丈夫、と言った感じで余裕をもって取り組めるようにしていけば大丈夫ですよ!

おわりに

今日は子どもが手づかみ食べを嫌がる時にどうしたらいいのかを書いてみました。

今や私の子どもは手づかみ食べばかりをして怒られています。

そんな我が子も1歳の時は全く自分から食べようとしませんでした。

https://maroup.net/archives/18074

周りを見て成長していきますので、一人で抱え込まないようにしましょう。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

ABOUT ME
ゆかり
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